厩舎考察 C・シャム厩舎 高松宮記念2024編 | 人気薄推しのめったに当たらない馬券簿

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的中率重視の方は他の高的中率を誇る予想家さんの意見を参考にしてください。ここで紹介するのは、3着以内に届けばラッキー的な馬です。ご自身の軸馬の相手一角に入れておくと、ひょっとすると…w

ビクターザウィナーを高松宮記念に送る

C・シャム(チャップ・シャム)厩舎

 

香港リーディング4位

重賞16勝、GⅠ10勝

 

 
まず頭に入れておくべきなのは
この厩舎の管理馬に
ロマンチックウォリアーがいること
そしてそのロマンチックウォリアーで
安田記念への参戦を表明していること
そのロマンチックウォリアーで
すでに海外オーストラリアの
コックスプレートを制していること
そしてビクターザウィナーが
逃げ馬であること
 
香港リーディングでは4位ですが
ロマンチックウォリアーがいることで
獲得賞金は香港1位の厩舎であり
 
ロマンチックウォリアーがマイル~中距離の
香港トップ馬で厩舎のエース格
その厩舎のスプリント代表が
ビクターザウィナー
 

 
香港馬の日本参戦はやや舐められがちですが
中距離戦線では
海外でも好成績を残している日本馬ですが
マイルスプリント大国香港では
日本馬の苦戦が続いており
 
2023香港マイル(1600) 
ナミュール2着
ソウルラッシュ4着
セリフォス7着
ディヴィーナ11着
ダノンザキッド12着
 
2023香港スプリント(1200)
ジャスパークローネ7着
マッドクール8着
 
2023チェアマンズスプリントプライズ(1200)
アグリ5着
 
2022香港マイル(1600)
ダノンスコーピオン6着
シュネルマイスター9着
サリオス取消
 
2022香港スプリント(1200)
メイケイエール5着
ナランフレグ10着
ジャンダルム12着
レシステンシア13着
 
2021香港マイル(1600)
サリオス3着
インディチャンプ5着
ヴァンドギャルド6着
ダノンキングリー8着
 
2021香港スプリント(1200)
レシステンシア2着
ダノンスマッシュ8着
ピクシーナイト中止
 
2021チェアマンズスプリントプライズ(1200)
ダノンスマッシュ6着
 
2020香港マイル(1600)
アドマイヤマーズ3着
 
2020香港スプリント(1200)
ダノンスマッシュ1着
タワーオブロンドン13着
 
2019香港マイル(1600)
アドマイヤマーズ1着
ノームコア4着
ペルシアンナイト5着
インディチャンプ7着
 
2019香港スプリント(1200)
ダノンスマッシュ8着
 
つまり香港で勝てる力がある
ダノンスマッシュでさえ
4回走って1回勝ったものの
残り3回は掲示板にすら入れず
というのが地元利を含んだ香港馬の力で
スプリント戦の香港馬は侮れません
 
ダノンスマッシュを除くと
香港スプリントで実績を残したのは
落馬による大きな事故のあった
2021年のレシステンシアの2着のみ
 
あとは地元香港のスプリント戦における日本馬は
すべて馬券圏外
 

逆に香港馬による高松宮記念制覇は

2015年エアロヴェロシティ

エアロヴェロシティはその前年の

香港スプリント勝馬

 

昨年の香港スプリント4着の

ビクターザウィナーは

香港一線級からは一枚落ちると

見られるかも知れませんが

 

 

3番人気3着のウエリントンとは2馬身差

 

 

そのウエリントンは香港スプリントの2022年覇者

その後香港スプリント戦で善戦するものの

なかなか勝ち切れていませんが

香港スプリント界の上位クラスであることは

間違いなく

ビクターザウィナーは

 

 

実績はまだあまりないものの

そのウエリントンと差のない競馬ができる

力はあるのは間違いなく

少なくとも同レース出走のジャスパークローネ

マッドクールには完勝していることは

間違いなく

当然、中京は走ってみないとわからない部分は

ありますが確実に力のある馬

なのは間違いありません 

 

C.シャム厩舎は

2012年ロードカナロアが勝ったスプリンターズSに

リトルブリッジで参戦5番人気10着

でしたが、すでに日本遠征の経験はある厩舎です

さらにリトルブリッジは参戦時点で3勝馬でしたが

ビクターザウィナーはすでにGⅠ勝ちもある7勝馬

 

なおかつ今年は

ロマンチックウォリアーによる

安田記念参戦を表明しており

間違いなく、ビクターザウィナーの高松宮記念は

厩舎としてのロマンチックウォリアーでの

安田記念制覇へのステップであり試走

であることは間違いありませんが

ゆえに、厩舎的にも本気で臨んできていることは

疑う余地がありません 

 

センテナリースプリントC逃げ切り勝ち

香港スプリントは逃げてラッキースワイネスの4着

 

先週のファルコンSで勝ったのは

上がり33.6で差し切りを決めたダノンマッキンリーでしたが

逃げたオーキッドロマンスが

1番人気ソンシを押さえ切って

2着になったことからも

逃げ濃厚なビクターザウィナーが

馬券圏内に残る可能性は十分にありそうです

 

血統的にも

 

 

 サドラーズウェルズにダンチヒ

日本でも馴染みのある血統構成で

香港の上位厩舎で

海外遠征での成功体験もあり

馬の力的にもある程度

好走可能な経験もあり血統背景も

日本馬場にまったく合わない

という訳ではなさそうなビクターザウィナー

逃げ馬でもあり

展開さえハマれば一発あっても驚けません

 

むしろ不安点は日本初騎乗となる

鞍上カーチュン・リョン騎手ですが

駆け引きはあまり要求されない逃げ馬

ペースさえ間違えなければ…

 

馬自身の海外渡航が初めて

コースも環境も初めて

左回りが初めて

と不安要素は多々あるものの

ある程度

好走できる背景は間違いなくある

香港馬C.シャム厩舎のビクターザウィナー

 

 

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