ウィルソンテソーロをフェブラリーSに送る小手川凖厩舎
まず、このレースの難解さの象徴的な馬
それがウィルソンテソーロではないかと
思っています。
テソーロ軍団率いる了徳寺健二オーナーは
これまで色々な厩舎と揉めてきました
了徳寺さん撤退厩舎
— あっらー小林 (@pogceleb) September 4, 2019
・須貝
前代未聞! 入厩前の撤退騒動で華々しく競馬界デビュー
・矢作
数々の高額馬がことごとく不振でブチキレ
・吉村
孫の名前を付けたフランケル産駒が4戦連続 2ケタ着順でマジギレ
・武井
過去の実績も無関係!メイン厩舎にも容赦なく強権発動
・小崎、池上
ひっそり転厩
須貝尚介・矢作芳人・吉村圭司・武井亮に加えて
ここ最近、了徳寺オーナーと揉めたのが
田中博康厩舎
ウィルソンテソーロの元所属厩舎です
そもそもウィルソンテソーロの
デビュー時は高木登厩舎所属
つまりドバイWCを制したウシュバテソーロと
ウィルソンテソーロは元々同厩
ウシュバテソーロは高木登厩舎で走り続けて
ドバイWC制覇まで辿りつきましたが
ウィルソンテソーロのほうはデビュー戦敗戦後の
長期休養中に田中博康厩舎に転厩
田中博康厩舎といえば
昨年のフェブラリーS覇者レモンポップの所属厩舎
つまりレモンポップとも元々同厩
ウィルソンテソーロは
田中博康厩舎所属時に
連勝でオープンまで登りつめた後
名古屋城S敗戦を機に了徳寺オーナーと揉めて
現在の小手川凖厩舎へ転厩
小手川凖厩舎へ転厩後
地方交流重賞3連勝
小手川凖調教師は
まだデビュー6年目の若手調教師ではありますが
小手川凖厩舎の重賞実績は
このウィルソンテソーロの実績がすべてで
現時点で地方交流重賞3勝、中央重賞ゼロ
つまり現時点で小手川凖厩舎の重賞実績は
田中博康厩舎育成馬による
地方交流重賞3勝がすべてで
その厩舎が今回中央重賞のGⅠで
上位人気に推されているという状況です
その人気の根拠は前走、前々走の
東京大賞典、チャンピオンズカップの連続2着が
その根拠にはなっていますが
チャンピオンズカップは12番人気
東京大賞典は6番人気
そもそもがあまり評価が高くなかった状況での好走
とはいえ、今回のフェブラリーSには
元々の同僚で圧倒的格上の存在である
ウシュバテソーロもレモンポップもおらず
ウィルソンテソーロ自身
この2頭に勝ったことはないものの
この2頭の2着経験がある唯一の馬なので
当然評価しなければならない馬ですが
チャンピオンズカップは12番人気
東京大賞典は6番人気
今回乗り替わりの上テン乗り
なおかつ、中央重賞に勝ったことのない
厩舎のGⅠ挑戦
GⅠでこれだけ買いにく材料の揃う
上位人気馬もそうそういないと思いますが
単純に成績順に並べたら
メンバー的には上位にくるので
消すわけにはいかず
買わざるを得ないとは思いますが
普通に4、5着に終わってもまったく驚けない
ちなみに
小手川凖厩舎の現在のオープン馬は2頭
1頭がウィルソンテソーロ
もう1頭は昨日のダイヤモンドSで最下位になった
ヒュミドール
小手川凖厩舎の東京成績
連対率6.8%
小手川凖厩舎のオープン・重賞実績
0.5.2.40
いまだ勝ちなし
連対率10%
この2着5回は
ウィルソンテソーロのチャンピオンズカップと
ヒュミドールの小倉記念、福島記念、ダイヤモンドS
ニシノラヴウインクのフラワーC
そして小手川凖厩舎
昨年8勝、今年いまだ勝ちなし
買いにくい要素揃いでも
実績とメンバーレベル的には
押さえないといけなさそうですが
できれば来ないでほしい
小手川凖厩舎のウィルソンテソーロ