重賞で馬券に絡む時はほぼ人気のない時
が特徴の池添学厩舎
1番人気で重賞を勝ったのは
2017年オーシャンSのメラグラーナのみ
という非常に特殊な厩舎で
なぜそうなるのか
ほとんどの馬が好走する時と凡走する時の落差が大きい
というのが一番の特徴で
カテドラル、サラキア、ボンセルヴィーソ、アンドヴァラナウト
ことごとく人気になると裏切る馬ばかりです
人気を裏切るもののポテンシャルの高い馬が多く
格上相手にもハマれば好走する
という構図になっているケースが多い厩舎です
その代表がカテドラル
そんな厩舎にスプリント路線から
エリートスプリンターが現れました
言うまでもなく、この春までのマッドクールですね
初勝利に3戦要しましたが
そこから4連勝
シルクロードSは1番人気で3着
リステッドの春雷Sを快勝し晴れてオープン馬の仲間入り
休養を挟んだ復帰初戦CBC賞
1番人気に押されるも直線全く伸びず9着
後の報道で夏負けの兆候があったとの事ですが
その影響もあったでしょうが
重賞勝ちもない馬に斤量58.5kg
結果的には負けるべくして負けたレースでした
高松宮記念3着の実績のあるトラヴェスーラが
58kgだったことを考えると
明らかに重い負担重量でした
CBC賞が7月
普通なら目標のスプリンターズS出走に向けて
どこかの前哨戦を使いたいところを
ここまで待って出走させるところに
厩舎の特徴が表れているのだろうと思います
出走して失敗することもあるが
調教の中で、次の実戦に向けた修正能力が非常に高い
あるいは失敗した理由を的確に把握できる分析力があり
それを修正することに長けている
というところではないかと考えています
ここまで1.2番人気しか経験のない池添学厩舎の馬が
初めて3番人気以下になる今回
間違いなく狙いどころです
今回必ずマッドクールが馬券内に来る
なんて言いきれはしませんし
前走同様、直線全く伸びないという可能性も
否定はできませんがここでの期待値はかなり高いです
ただ、個人的に正直に言うと
ここで凡走した次こそ確実に買いなんじゃないか
という疑念はありますが
今回の結果次第で、次は人気になる可能性も高いので
ここで買うのが妥当だろうという結論に至りました
なにより池添学厩舎が穴をあけるのは
サラキアの有馬記念
ドゥラエレーデのホープフルSに代表されるように
中山で穴をあけるパターンが非常に高いです
ここでマッドクールが来るかどうかは別として
池添学厩舎のオープン馬がいずれどこかで
穴をあける可能性は非常に高いので
同厩舎の現オープン馬
覚えておいて損はないと思いますので
ぜひ馬券に活かして頂きたいところです