厩舎考察 矢作芳人厩舎Part.2 | 人気薄推しのめったに当たらない馬券簿

人気薄推しのめったに当たらない馬券簿

的中率重視の方は他の高的中率を誇る予想家さんの意見を参考にしてください。ここで紹介するのは、3着以内に届けばラッキー的な馬です。ご自身の軸馬の相手一角に入れておくと、ひょっとすると…w

 


長くなりましたのでPart.2は結論の

厩舎考察まとめから


出世馬は晩成傾向
遠征はほとんど苦にしない
間隔を詰めて使いながらも結果を残せる
苦手な条件が少ない、というより適正がない
条件には走らせない
一番の判断材料は調教師コメント
実はサンデーマイスター
未勝利、1勝クラスはとにかく数をこなしつつ
条件を変えながら突破をはかる
安易に上位騎手に依頼することはないので
騎手で割り引くのは危険



上の表の通り、極端に苦手な条件がない

つまり、弱点らしい弱点がほとんどない

馬の個性に合わせた出走レース選択が

この厩舎のキーポイント

芝オープン以上で「矢作」の名があれば

どの競馬場でも

ヒモにでも押さえたほうが無難


弱点は少ないながら消し条件は

新潟芝、阪神ダート
ただし阪神ダートはダートでは出走が飛び抜けて
多いので勝ち切れない馬の出走回数が多い


出世馬は基本晩成傾向にあり

オープン以上の馬は適正馬場模索中か

適正かわかった上で狙いにきたレースかがカギ

その際の、一番の判断材料は調教師コメント


また、調教師自身

一番調整しやすいのは連闘

と公言しているくらいなので

レース間隔はむしろ詰まっているくらいのほうが

いいくらいで

間隔が詰まっているから割り引きはご法度


実は近年、オープン以上まで勝ちあがる馬は

父サンデー系もしくは母父サンデー系

もしくはマル外

という隠れサンデーマイスター

POGで矢作厩舎の馬を狙うなら

サンデーサイレンスの血を持つ馬

海外につれていくのもほとんどが

サンデーの血を持つ馬

これは覚えておいて損はないと思います


 


一方でミスプロ系やノーザンダンサー系は
意外と勝てても2勝クラス止まりがまあまあ多い

おそらくですが、矢作調教師ご自身、
こういうタイプのサンデー系は
こういう馬場が向くとか
独自の判断基準があるのだと思われます
一方ミスプロ系にはそれがまだない
ということだと思います

なぜなら


上位厩舎なので良血馬が集まりやすい
という部分も当然ありますが
芝のディープ、ハーツは数も成績も圧倒的

その上で、
オルフェーヴル産駒の異常に高いダート適正に
いち早く気付き実戦投入した調教師ですから
オルフェーヴル産駒の
ダート複勝回収率60%超えは明らかに異常値
これがわかった上でのマルシュロレーヌ
BCディスタフという訳です


矢作厩舎の馬は

とりあえずどうにかしてオープンまで

勝ち上がることが最大の関門

オープンまで勝ち上がれば

矢作先生自身がその馬に最も合う条件のレースを

中央、地方、海外関係なく探して来てくれる

という最大の利点があり



矢作調教師自身の

この考えが厩舎成績にも反映されています


そして
この厩舎の最大の特徴はおそらくこれでしょう
人気騎手に頼らない騎乗依頼



安易にリーディング上位騎手に依頼することは
ないため過剰人気になりにくく
その中でも結果を残しているため回収率が高く、
特に人気低めの馬での
回収率も高くなっています










データ的にも、これだけの出走数がありながら
非の打ち所がありませんが
何よりも優れているのは厩舎経営能力

おそらくですが、この人は

普通の企業の経営者になっても大成したのでは

ないでしょうか


「日本一信頼され愛される厩舎」

を標榜する矢作芳人厩舎

一番人気馬での連対率50%、複勝率60%

「信頼される」を数字で結果を出す

一流の厩舎経営者と言っていいでしょう


並の厩舎に三冠馬輩出の偉業は達成できません


ちなみに

矢作調教師の娘さんの旦那

つまり義理の息子は田中克典調教師

まだ、4年目ですが義父の仕事を間近で見ている

この調教師も注目です


最後に

矢作厩舎公認HPをみつけたので

掲載しておきます