オークスにナミュールとスタニングローズを
出走させる高野友和厩舎
忘れちゃいけないポイント
昨年のオークス、高野厩舎はハギノピリナで
大穴をあけています
先週のレイパパレの結果を見る限り
やはりこの厩舎の馬が大バコ競馬場が不向き
だと言うのは、あながち間違っていないと思います
ナミュールについては
下記、桜花賞前記載ブログに
勝てるとしたら桜花賞
桜花賞負けたらオークスは切り
と書きましたが
さすがに内枠有利馬場で大外発走で
10着とはいえ0.3秒差はさすがに
負けたとはいえ許容範囲かなとは思います
ただ、権利取りのためチューリップ賞がメイチで
桜花賞はさらに馬体を減らしているので
今回はいかに馬体を減らさずに負荷をかける
調教ができるかどうかがカギで、
案の定、1週前追い切りは
軽めから後半気合いつける程度
最終追い切りと追い切り後、馬体重に注目です
順調なら府中赤松賞での上がり最速があり
ハービンジャー産駒なら高野厩舎不得手の
東京克服ができそうな背景はありますが、
厩舎の仕上げがポイントとなりそうです
ただ、ハギノピリナになれそう
という意味では1800重賞フラワーC勝ちで
桜花賞をスキップしたスタニングローズ
のほうが可能性がありそうな気はします
以下、桜花賞前掲載ブログのコピーです
オレンジメンコにオレンジバンデージで
坂路調整の高野友和厩舎
先週のレイパパレに続き
今週はナミュールで桜花賞に挑戦します
経歴的には
ノーザンファーム空港牧場から松田国英厩舎
後に調教師開業
馬を鍛えて育てるマツクニ遺伝子を持つ調教師
昨年のリーディング12位
(2022年4月現在)
通算300勝超え
重賞18勝 GⅠ3勝
代表馬はレイパパレ、ショウナンパンドラ
この厩舎のわかりやすい特徴は2つ
良績が牝馬に集中している
小回りコースが得意で
大バコ、パワーのいる馬場は不得意
まずは活躍馬が牝馬に集中している点において
国枝厩舎に近いものがありますが
得意コースは真逆です
国枝厩舎馬は中山、阪神はこなせないこともない
けど、東京のほうが合う
一方、高野厩舎馬は小回り中山、阪神は得意だが
東京には滅法弱い
小回りであっても力のいる札幌、小倉は会わない
基本的に距離は1400～2000まで
高野厩舎所属の過去の活躍馬を見てみましょう
ショウナンパンドラこそJC勝ちがありますが
残る重賞勝ち馬の大半は阪神中山の重賞です
そして獲得重賞の大半が2000mまで
坂路で鍛えて育てるというのがスタンスなので
前進気勢の強い馬が活躍馬に多く
その割には、意外とパワータイプのスプリンター
にはならない
そこらへんがマツクニ遺伝子の
成せるワザでしょうか
個人的には松田国英厩舎の遺伝子引き継ぐ厩舎
のうち、ウッド併せ長め追いで距離が持つのが
友道厩舎
栗東坂路2本追いで前進気勢が強く
2000m以下で活躍するのが
高野厩舎
というイメージを持っています
そんな短めの距離で実績を積んできた高野厩舎
昨年この傾向を覆す超ド級の穴馬が現れました
昨年のオークス3着ハギノピリナです
この馬を境に今後、傾向が変わってくる可能性が
あるので要警戒です
ではまとめましょう
高野厩舎牝馬は要警戒
中山、阪神、新潟、福島など
小回り器用さが求められるコースで買い
直線長い、広い、力のいる馬場は消し
特に東京では買えない
(ただし今後ハギノピリナのような
例外ケースが出る可能性あり)
4歳前半は買いだが秋以降見極めが重要
これをもとに今週桜花賞のナミュール
おそらくこの馬が勝てるとすればここしかない
負けるとすれば差されるより
差して届かないあるいは不利、出遅れパターン
ここを負けるならオークスは消し
秋華賞は可能性なくはないが
秋時点での見極めが重要
こんなところでしょうか
いずれにしても阪神1600は合うと思いますが
過度の期待はできない馬
というのが私の最終評価です
ナミュールがぶっちぎって勝ったら
その時は謝りますw