甲子園 | 朧月夜閑話

朧月夜閑話

~雨夜の品定め~


第一試合、駒大岩見沢vs下関工戦、

ただいま北海道が頑張っています。



元野球少年とはいえ、高校野球は好きではありませんでした。


と言うよりも、「教育の一環」と言い張る主催者が気に入らず、

また、高野連というものの存在に疑問も持っています。



ですが、我が北海道や東北が出てくると、

この時ばかりはナショナリストになります♪


本日の試合は、北北海道代表の駒大岩見沢。


南北海道代表ではないので、強い思い入れはありませんが、

友人の母校でもあるし、なにより北海道代表です。



以前までの甲子園に対する全ての北海道人の意識とは・・・


「どうせ一回戦で終わりだろ」


「どうせ・・・」


心の内では「頑張ってくれ」とは思いつつも、

「通用しない」と、ハッキリ値踏みしていたものです。


特に昭和世代にこの思いが強く、

接戦になどなろうものなら、「もうダメだ」という空気が支配していました。


そして、遠い昔から書かれたシナリオの如くに踏ん張れませんでした。


「・・・やっぱり」


「淡白な北海道人」とは、自分達が一番納得していたことです。


そこで心の収まりを無理につけようという、少しの後ろめたさと共に。



それが・・・


駒大苫小牧の2度の優勝で、綺麗サッパリとトラウマが吹き飛んだのです。


「北海道もやれば出来る!」


駒大苫小牧のもたらした功績は、北海道にとってはかりしれないものです。


全ての甲子園の呪縛から開放されました。


・・・「雪に閉ざされて練習量が取れない」


このような蒙が、大いに啓かれました。


兎にも角にも、甲子園に対する想いとは、

かなり屈折率の高い、言いようのない感情があったものです。



しかし、今の子供達に、このような感情はありません。


TVをつければ当たり前に「メジャー」を観ることが出来、

イチローを筆頭に自分達と同世代の選手が活躍してます。


そして、駒大苫小牧の2度の優勝を肌で知っております。


もう、野球離島とは露ほども思っていないようです。



・・・と、ここまで書いているうちに、駒大が追いつかれてきました。


また、「やっぱりヤバイんでないの」という気になってきてます。



「ここが踏ん張りどころ、長州奇兵隊を押し返せ!!」