本を書くときに、
「それってもう同じような本ありますよね」
といわれることがあるかと思います。
また、自分と同じような肩書の著者が多い場合、
「私が書かなくてもいいことだよね」
と考えてしまって、出版や本を書く方向性というのが
削がれる場合があると思います。
このままこの本を書き進めて良いのだろうか、
このままこの企画を出して良いのだろうか、
この本は出版社からOKをもらえるのだろうか、
そんなふうに思ったら、次のことをチェックしてみてください。
それは「驚き」です。
出版社や編集者は、驚きたいのです。
実はこれは読者も同じです。
日本のテレビ広告は、世界的にも注目をあつめるほど、クレイジーなものだそうです。
じゃあなぜクレイジーか?
それはインパクトを残そうと、一流のクリエイターたちが知恵を絞っているから。
インパクトがなければ、いい結果得られない。
これは本もおんなじ。
山のようにあふれる新刊やベストセラーの中で、あなたの本が手にとられるには、インパクト、驚きが必要なのです。
もちろん、売れている本がすべて「驚き」があるとはいいませんが、ほとんどその時その時に驚きがあるものになっています。
「あらゆる自己啓発の源流にあったアドラー心理学の自己啓発書
伊坂幸太郎推薦!」
これは100万部を突破した『嫌われる勇気』です。
この企画も、アドラーブームになる前には、
驚きがあったのだと思います。
しかし、いまアドラーの企画をしても、
誰も驚きません。
驚きというのは、時流とも関係しているのです。
いま、あなたが書いてる原稿、書こうとしている本に
「おもしろい!(おもしろそう!)」
「スゴイ!」
「え、そんなスゴイ方法あったんだ!」
という驚きはありますか?
ノウハウも、実績も、プロフィールも大切です。
でも、そこに驚きはありますか?
本は山のように溢れています。
競合となる類書が多くても、ライバルが多くても、企画やノウハウに驚きがあればいい。
まずは編集者や出版社を驚かせるような企画であればいい。
自分がかける内容やノウハウを整理するのは大事ですが、それをどう見せると「驚き」が出るかを意識することで、結果が変わってきますよ。
インパクトを意識しましょう。
*
サイドバーの読者登録をクリックしてください。更新情報が届きます。
サイドバーのフェイスブックページでも更新情報を配信しています。
▼
またメールマガジンでは、最新の出版のノウハウを配信しています。
出版、ビジネス書に興味がある人はコチラから登録しておいてください。