徒歩と飛行機
著者の方にお会いしていると概ね、2つのタイプに分かれます。
原稿も同じように2つのタイプに綺麗に別れますね。
それは、徒歩タイプと飛行機タイプです。
地上にいて本を書いている人、空から書いている人です。
わかりますか?
よくわかんないですよね(笑)。
つまり、自分の周りや周辺、自身が感じたことをリアリティのある言葉共に語る人と
空方俯瞰で見たように、社会を語ったり、身の回りを語ったり、する人。
そんなイメージです。
経済学の世界でもマクロとミクロがありますよね。それと似ています。
経済学者の中でもミクロを重要視する人とマクロ経済を重要視する人がいます。
こういったものはどっちが正しいかもなく、どちらがいいとかないんですよね。
どちらも重要だから。
地上にいると、問題や現象の細かいところに目が届くし、分かります。
問題を解決するには具体的にどうするか、自分がどんな思いでやっているか
それらを伝えやすくなります。
空にいると、物事を俯瞰で見ることができます。
地上にいる時より全体が見渡せるし、客観性を持って判断しやすくなります。
地上にいたときは見えなかった、全体の問題、構造の問題が見えます。
地上にいたときは、あの人が悪いから問題が起きている、と思っていたのに、
「なんだ業界全体の問題なんじゃん」
ってわかったりしまうす。
偏りはよくない。地上と空の両方を行き来しましょう。
ビジネス書において、地上にいるばかりだと、客観性を担保できません。
こういう人は、ただの自慢話になったりします。大局的な問題を見つめることがデキません。
空にいるばかりも問題です。
机上の空論という言葉がありますが、本当に理論理屈だけになる。
「事件は現場で起きてるんじゃない! 現場で起きてんだ!」
状態になります。
地上と空の両方を行き来できる人がベストセラーを生み出せるのです。
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ではまた。


