こんにちは。今回は、先日乗車した「ドリームなごや 20号」の乗車記を記します。
「ドリームなごや」とは?
ドリームなごやは、主に名古屋駅と東京駅を結ぶJRバスグループの夜行高速バスです。一部の便では岐阜駅や新木場駅まで乗り入れます。
プレミアムシートやビジネスシートを装備した便もあります。
車両は基本「エアロキング」とみて良さそうです。(2019年3月現在)
今回は、木・金・土曜日・休前日及び特定日に運転される、名古屋駅発最終便の「20号」に乗車しました。
名古屋駅には、前の便が出発してから乗り場に横付けします。出発10分前の23時35分頃に到着。
個人的にエアロキングには今回が初めての乗車です。もう製造されていない日本製の二階建てバス。果たして乗り心地は如何に…?
壁のように高く迫力が凄いですね、、、
幕は「東京駅」とシンプルです。
最終便だからでしょうか、乗り場には行列が出来ていました。乗車受付まで時間がかかりそうなので、初めての乗車でワクワクしながら細部を細かく観察していました。
トランクは蓋が開いているスペースです。意外と小さいため、大きめのスーツケースは一階の通路脇に置かれてありました。
電光掲示板。23時45分出発です。
名古屋駅を定刻で出発。車内メロディが流れた後に自動放送、乗務員さんからの案内が流れます。途中、浜名湖SA・足柄SAで休憩するとの事でした。24時丁度に消灯。
01時15分に浜名湖SAに到着。約20分ほど休憩です。この間に体を動かします。マニアにとっては撮影タイムですね(^^;。かなりの人が外に出られていました。
さすがに20号まで(片道10便)あるのですから、他にもエアロキングが止まっていました。九州では路線バスとしてはもう見かけなくなったので、かなり新鮮です。
ドリームなごや号の幕です。
浜名湖SA。昼間に来ると楽しいSAなのでしょうね~!
自販機も圧倒的な多さ。九州とは格が違う大きさで圧倒されています(^^;
自分の倍ほどの高さ。迫力がありカッコいいですね。
車内出入口に掲示されている、出発時刻案内はこのような感じ。
時間内に全員戻り、乗務員さんが人数確認をして定刻で出発。
後ろの方に断ってリクライニングを倒しましょう。そのまま夢の中へ…
04時丁度に足柄SAに到着。15分の開放休憩です。流石に少しの人しか外に出ていませんでした。
街灯があまりなく、また駐車場が広かったので、バスの周りから動けませんでした(^^;) 迷子になっては困るので…。
屋根に付いている青色のランプもカッコいいです。
トラックに囲まれてエアロキングが佇んでいます。
肌寒かったのでそそくさと車内へ戻ります。そのまま二度寝をしましょう…おやすみなさい。
乗務員さんの案内で目を覚ますと、バスは霞が関に到着する前でした。数人のビジネスマンが降りられていきました。
およそ10分早着、05時50分に東京駅に到着。乗務員の方々、安全運転お疲れ様でした。
【最後に、車内の様子をば…】
着席した9Cから見た階段付近の様子
休憩時やトイレ時に行きやすく、窓側でしたのでおススメです。ただ真横に配管があり出っぱっているのが難点…
座席はフットレスト・レッグレスト装備。予めブランケットや使い捨てスリッパが各座席に用意されており助かりました。コンセントも設置されています。(白い充電器は撮影後差しっぱなしだったのに気付きました汗)
2階席の様子
階段付近の様子
手すり付きで苦も無く昇り降りできました。
最後に「サボ」を。
【乗車しての感想】
初めてのエアロキングで、また2階席でしたが、あまり揺れは少なく快適に寝ることができました。変速時のショックはほぼ無く、クオリティの高さを実感でき感激しました。
数時間と短い間隔で休憩がありますが、個人的には体を動かせて良いと思います。車内も暗いままですので(補助灯あり)、そのまま寝ることも可能です。
エンジン音は意外と大きかったです。不安があるならば、耳栓を持って行ったほうが良いでしょう。
2階建てなのである程度振動があったのは仕方ないですね。個人的にはその揺れが良い睡眠導入剤になりましたが笑
ノーマルな独立3列シートでしたので、車内カーテンはありません。必要ならば、アイマスクを持って行ってもよいでしょう。
アトラクション的な感じで非常に面白いバスでしたので、また機会があれば乗車しようと思います。
【乗車車両データ】
JR東海バス
744-05992
MU612TX
名古屋200か1424
※この車はビジネス・プレミアムの設定は無く、全席独立3列のノーマルシートとなっています。