30分周期で、1周期当たり9本。内訳は
・特急 淀屋橋→出町柳
・快速急行(萱島停車、寝屋川市通過) 淀屋橋→出町柳
・快速急行 淀屋橋→出町柳
・準急 中之島→枚方市
・区間急行 淀屋橋→枚方市
・区間急行 淀屋橋→萱島
・普通 淀屋橋→出町柳
・普通 中之島→出町柳*2
これをダイヤグラム表記にすると、
淀屋橋から京橋では淀屋橋発が
00 快速急行(萱島停車)
03 区間急行 萱島行き
08 普通
15 特急
20 快速急行
24 区間急行 枚方市行き
と3分から7分の間隔があく。ただし現行ダイヤでは3分と7分間隔が交互なのでそれよりは良いかもしれない(ただ不規則で分かりにくいという欠点もある)。
中之島線内は準急1本と普通2本がほぼ10分間隔で、京橋で淀屋橋発と接続。(準急は普通と、普通は快速急行と)
普通は京橋以東10分間隔であり、京橋で淀屋橋発は準急、中之島発は快速急行と接続。守口市でも準急または快速急行と接続。枚方市、丹波橋、三条で快速急行または特急に接続する。
区間急行は萱島で萱島行きは準急と、枚方市行きは快速急行(萱島停車)と接続する。ここで寝屋川車庫への職員輸送に少なくとも1本は必要な萱島行きを確保する。区間急行も準急も萱島以東は各駅停車なので、萱島で接続させるとどちらかだけでよい(被るので設定できない)。配線上区間急行が萱島行きとなる。枚方市行き区間急行と接続させる為に快速急行の停車駅に萱島を追加し、枚方市以東への所要時間を合わせるために寝屋川市を通過とした(萱島で接続するので寝屋川市への所要時間の増加はなるべく抑えた)。
準急は中之島発で、守口市で普通と、萱島で区間急行と接続しているが、後続の特急から枚方市まで逃げきれない為、香里園で待避する。尚、枚方市で接続させるには、特急の10分前に発車しなければ、特急は減速せざるを得ない。
快速急行は野江から土居までの各駅から京都方面への速達性を確保するために守口市に停車。寝屋川市停車の方は萱島で接続する列車がいない為、萱島より需要の多いと思われる寝屋川市に停車。萱島停車の方は、区間急行と接続させることで、西三荘から大和田までの各駅から京都方面への速達性が確保できる。また前述のとおり、寝屋川市へは萱島で区間急行に乗り継げば便利だと思う。
特急は京阪本線に無いと寂しいという理由で存続(淀屋橋~出町柳の最短所要時間54分を売り出す必要もある)。ちゃんと京橋→枚方市14分は維持している。このため準急を香里園で待避させる必要がある。快速急行と特急は京橋→枚方市の所要時間が5分違うため不等間隔になる。ただし不等間隔になるのは大阪市内だけであり、枚方市以東では等間隔になるので、そこまで問題にならないと思う。また、快速急行の10分後(淀屋橋からは8分後の普通に乗り京橋で準急に乗り換え)には準急があるので、香里園までの速達列車をほぼ10分間隔にできる。
枚方市での折り返しと緩急接続の両立が下りダイヤによっては不可能かもしれないので、準急、区間急行枚方市ゆきを樟葉ゆきに変更したダイヤがこちら。
走行距離は伸びるが、樟葉では緩急接続を行わないため、折り返しの制約は少なくなる。
このダイヤ案の目的は中之島線内と野江から土居までの各駅、枚方市以東の等間隔を維持する前提で、
・各駅停車との接続を枚方市、丹波橋、三条にすることで接続待ちを短くする。(現行の準急と特急の接続が樟葉なのは不便)
・守口市で普通と快速急行を接続することにより京橋で折り返した方が速いという状況をなくす(特急があるので完全になくなってはいない)こと
・西三荘から大和田までの各駅(特に大阪モノレールと接続する門真市)の本数を増やすこと
・不自然な萱島行き(萱島での接続が長い)をなくすこと
である。守口市から大和田までの各駅への速達列車の本数は3→5本に増えた。門真市で接続する大阪モノレールは同じく10分間隔なので、接続は改善されるだろう。寝屋川市、香里園への速達列車は萱島での乗り換えを含めて3本を維持しているが、萱島、光善寺、枚方公園への速達列車は乗り換えを含めても2本しか無いのは残念である。特急から快速急行への変更で所要時間が5分伸びたのは致し方ない。