本日5/21にプレスリリースが発表されました。

内容は運行開始日が7/21(日)であることや、連結列車の時刻表、運行開始前に梅田や河原町で座席の体験及び試乗会が行われることを中心にその他詳細が発表されました。


⭐︎運転開始日 2024/07/21(日)

開始は日曜日からなので注意しましょう。土曜日(20日)に車両の組み替えが行われると思うので、前日(20日)は本来なら特急の少なくとも半数は9300系以外のロングシート車になると思われます(場合によっては金曜日の夜からかも)。

海の日(7/15月・祝)を含む3連休や祇園祭の前祭の宵宮(特に7/15,16)を避けたようです。

沿線での最初のイベントは8/3(土)の淀川花火大会(最寄り:十三)でしょう。

なお、ダイヤ改正のお知らせがなかったのでダイヤはそのままでしょう。


⭐︎運転時刻表

リリースには「1時間あたり2~3本の頻度でサービスを開始した後、順次編成を増備し、2025年頃には1時間 あたり4~6本に拡大する予定です」と書いてあります。

拡大方法は1運用ずつ増やしていくのか、2025年ごろに一気に増やすのか、もしくはその間の2、3回に分けて増発するかはよく分かりません。そもそも、増備途中や最終増備までダイヤ改正が行われないとも限らないです。

  各駅の運転時刻表はホームページから検索できます。曜日を選ぶ項目がありますが、どちらを選んでも両方とも掲載されたPDFが出力されます。順次増発されるのでこまめにチェックしておいた方が良さそうです(流石に運用が変わって連結列車で無くなることはないと思います)。

以下は5/21現在の時刻表です。

梅田駅

河原町

昼間でも平日と休日で時刻が異なります。休日のパターンがかなり歪ですね。


⭐︎料金 500円 これは前から告知されていた通りです。

⭐︎支払い方法 乗車方法はWeb予約と車内で精算の2通りで決済方法は両者で異なります。

・Web予約 クレジットカード(VISA、JCB、Mastercard、Dinersclub、American Express)、PayPay、ポイント(PRiVACEポイント)

PayPayが使えるのが面白いです。ポイントと他の方法を合わせて使うこともできるようです。

ポイントは500円ごとに5ポイント(5円相当)と1%の付与率です。ポイント利用分が付与対象外とは書いていないので、ポイント利用すると付与なしという意味ではないようです。なお、この他にも時間帯等に応じて追加のポイントを付与するらしいです(詳細不明)。

・車内精算 PiTaPa(ポストペイ)、交通系IC(ICOCA等、SF残高)、現金

Web予約と全て異なるので注意しましょう。思いの外、車内精算の決済手段が充実しているので券売機を置きたくないのでしょうか(あまりにも車内精算が多いとそれだけでは厳しいと思います)。PiTaPaポストペイやクレジット提携したICOCA等が利用できるので手持ちの現金がなくても乗車できます。

⭐︎キャンセル手数料 170円/決済

複数席を同時に購入したものをキャンセルしても170円のようです。

また、複数席の一部をキャンセルする場合は、全ての席をキャンセルしてから残りの席を予約しなおす形です。

⭐︎Web予約期間 14日前から1分前  ただし、予約受付開始は7/9(火)13時からなので、7/21(日)と7/22(月)の予約の際は注意しましょう。


⭐︎車内サービス

・乗務員の乗車 最終便が22:43着なので途中で降りることはないと思われます(朝は十三からはあり得えます)

・荷物置き場 梅田側客室内のデッキ付近のスペース

河原町方の客室にはないので注意しましょう。

・車椅子・ベビーカー優先席 9A(河原町方の客室のデッキよりの1人席)

座席は個別に向きを変えられないようなので、上り(京都方面)列車では車椅子は後ろからの乗車のために数歩程手すりに捕まって移動する、ベビーカーとは対面で乗車できない点にしましょう。

・こども向けポータブルチェア IKOU 梅田方2人席(4B&4C、5B&5C)

こどもと隣あった席に座る必要があるようです。対象は7ヶ月ごろから身長97cm/体重16kgのようです。


⭐︎座席表

梅田←1〜7デッキ8〜14→河原町で、各列では両室の配置が点対称ですが、1人席(デッキからみて左)がA、2人席の通路側がBで窓側がCです。7Aと8Aはそれぞれ荷物置き場と9Aの人用のスペースに割り当てられているので存在しません。先頭になる座席(梅田ゆき:1A,1B,1C,8B,8C,9A、河原町ゆき:6A,7B,7C,14A,14B,14C)には前の席に付いている設備(ドリンクホルダー等)は付いていないようです(壁には付いていないのかな)。


⭐︎設備

コンセントの位置が肘掛けにあるのは良いと思います。

やはり、バックシェルは付いていないようです。

収納式テーブルは背面テーブルと比べて面積は小さいですが、窓側の席からの乗降の際に通路側の席のを畳む必要がないという利点があるようです。気になる点は肘掛けの素材(木/樹脂またはクッション)や色合い(明るい系か暗い系かがリクライニングと収納式テーブルの写真で異なるのは何故だろうか)と光沢(阪急らしいテカテカな光沢は落ち着かないのでは)、窓枠の幅(肘を置ける幅があれば複数の姿勢がとれて良い)です。