火の明るさ、温かさ | にぼしブログ

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心とまる出来事を ブログに
書き留めてます^ ^;
あなたの心にも 響けば
うれしいです

いい 一日を‼︎

ちょっと今 火にはまってます


キャンドルの明るさ

薪の燃えてる赤い色


便利な生活様式で

私達の生活からいつしか 

普段使いされなくなったもの


でも すごく 癒されてたもの


キャンドルの明るさは 

目が痛くならないんです

ぼーっとできるんです


子供の頃に

神戸市にあった

鴨の子文庫という

小さな子供のための文庫図書館があって


お話し会というのが

その文庫の奥の 小さな物置部屋で

いつもあって


入るのに 子供でも

ちょっと 身をかがんで入るような

小さな入り口があって


いつも お話の時間になると

その小さな部屋に

キャンドルが数本灯されて


そこで 伝承のように

お話を暗記されて

子供たちに 語ってくれるのです


子供たちは 

キャンドルの揺れる光や影を感じながら

お話のなかに ひたり

お話の終わりと共に

キャンドルの明かりが消され


後ろの小さな扉から

明るい現実の世界に帰っていく


という 素敵な体験を毎週していました


夜でも 最近は煌々と灯を照らし

街路灯もLED


なぜ ひとは こうも 暗闇を恐れるのか


ペンキ画家ショーゲンさんのお話で

アフリカの村では

暗くなると 灯りもなく

皆 ベッドに横たわり

暗闇や、夜空の中

色々な思いに 更けるそうです


思いを馳せるって

贅沢なことだなあって

いつも時間に追われ あくせくしてるので

羨ましく 思います


もうひとつ

電化製品の、進化で持たなくなったものに

炭の生活が 私の中であります


昔 田舎の祖父母の家に泊まるときは

あんか と いう

豆炭を暖めて

湯タンポのような形のあんかに入れて

朝まで お布団を暖めていました


小児科の待合室には 

大きな火鉢があった記憶も

うっすらと


薪の燃える時の音と

炭の燃える時の音は違っていて

炭の方が 私は なんだか 好きです


島に暮らしている

日本人のお宅に

座卓に囲炉裏のような仕掛けがあって

そこで燃える炭を囲みながら

みんなで食事をしたりします


炭は 煙が 出ないんです


真っ赤になって

時々チンチンって 微かな音がします


燃えてる炭をみると

ぼーっとできます


私の中での

贅沢な時間です


目まぐるしい世の中で

ぼーっとすることが

贅沢だと思う時代がくるとは


でも 

私にとってはかけがえのない

充電時間


冬の間だけの

楽しみです