私たちは豊かな星にいる(はず) | にぼしブログ

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心とまる出来事を ブログに
書き留めてます^ ^;
あなたの心にも 響けば
うれしいです

いい 一日を‼︎

ここソルトスプリングに来て 

都会では体験できないことを体験し

華やかなきらびやかな生活では

ないんだけれども


私たちの住んでいるこの星 

地球について 

考えたり感じたりする機会が増えました


 🌍 🌏

 

今住んでいる敷地は

もともと農園だったようで、

南側に年を取ったリンゴの木が4本あります

 

もう随分生きてきて

そろそろ寿命だといわれつつも

この秋もたわわにリンゴ🍎の実をつけました


味は野性的な育ち方をしているので

ちょっと酸っぱいです🍏


見た目もぶちゃいく(ごめんアセアセ)



 

ただ、カナダの人たちは甘いリンゴ派と酸っぱいリンゴ派とあるようで

酸っぱいリンゴも好んで食べられています

 

果樹園のリンゴは大家さんはもちろん、

私たち家族も、買ってる鶏24羽もシェアして

まだまだたわわに実ってます

 

もったいないので一生懸命

リンゴジャム作ったり 

(こんなのを3、4つ)



 

リンゴのお酒 サイダーを仕込んだり


生まれて初めてのお酒作り🍸

 

果汁のみで作る贅沢リンゴジャム ジェリーを作ったり




 

アメリカで流行りらしい リンゴペーストを作ったり

 


リンゴのコンポートを作って冷凍したり パイ焼いたり


 パイ生地は手抜きニヒヒ


リンゴの輪切りでドライフルーツを仕込んだり

 

これは2日仕事でした


最後の最後は 5KGのリンゴの漬物まで仕込みましたが


 

それなのにまだまだ 段ボール3,4箱分は優に余っていますニヤニヤ

 

今まで、果物農家でもなんでもなく

果物がどれほど木になるとか ほぼほぼ興味なく

一袋○○円という認識しかなかったのですが

 

リンゴだけじゃないと思うけど、

 

実のなる木々の豊かな恵みは

チャンと分配されれば

この世で飢えなんて存在しないのではないかとさえ思います

 

ただ問題は、手に入る食材が原料であり

それを加工する手間、時間、

燃料のことを考えると


楽してお金と交換に

数秒で手に入る商品の便利さを天秤にかけ

今世の中はそちらに動いているのだなぁ

ということも

よくわかる経験でした

 

なんせ笑い泣き笑い泣き笑い泣き

この間、海の水から塩を作ったときも

 

フライパンで海水を蒸発して

塩を取り出したんですが

小一時間かかり チーンチーン

そのための電気代のことを思うと滝汗滝汗

スーパーで数百g1ドルで

買える値札を見たときは •••


本当にがっかりしましたハートブレイクタラー

 

まぁ 時代が時代で

今の暖房は電気ヒーターなので

しょうがないですが

 

寒冷地のお家でストーブを持っていれば


その熱で作れるのでもう少し

経済的にできるのだと思いますキラキラ

 

利便性を追求して

いかに自分たちで

物を作りにくい家にしていったのか

 

12月2週目にはデレデレ

我が家にもまきストーブが

導入される予定です

 

島では電気代の節約もあって、

また木を燃やすことが許可さえ取れば

認められているので

まきストーブのおうちが多いです

 

バンクーバーは庭でたき火をたくことも

家でまきをたくことも禁止されており

(空気が乾燥していて、

 夏に山で頻繁に火事が

 起きていることもあり)

電気のヒータを使用していました

 

こちらに来てまきストーブの暖房に当たると

電気では感じられない熱のパワーというか

エネルギーの塊を感じるように思います

 

今お豆腐屋さんで

パートタイムで働いているのですが

そこで毎日山のように

NON遺伝子組み換えのおからが

引き取り手がなく肥料にされたり、

家畜のえさにされています

 

そのおからで、

この間ドーナッツを作ったら

ラブラブラブラブラブラブめちゃくちゃ美味しくて


(は!

食べ物の話ばかりやニヤニヤ)

 

商業的には使えず

(加工する時間の余裕がなくて)

捨てられるけど


意外と調理すれば

立派な商品になるものがあるのに

浮かばれない世の中に

 

•••なんだか考えてしまいます

 

合理的にすることで

切り落とされている規格外、商品外のものも

別の物差しで見れば立派なもので

 

だけど 

私たちは切り取られた部分しか今見えなくて

それしか選択肢はないと

思い込んでしまう生活を

送っている

 

極論かもしれませんが、近代化以前は

 

本当は余すところなくものは使われ

お金がないと感じることはなく

長時間働きに行く必要はなく

等身大の生活ができていた

 

なのに、なぜか

手抜きの生活=おしゃれに

トレンドは流れ

全体が見えなくなってしまった

 

全てのものがたいてい瓶詰か袋詰め

家に帰って食べた後 

パッケージはただのゴミ

 

ゴミになる予定のものに

商品を入れて販売されている

 

瓶などリサイクル♻️で出しているので

再利用しているからと

気持ちは救われますが


意外とリサイクルするために費用は

新しく作る場合よりもコストがかかるとか


   💸💸💸

 

なんだかもやもやもやもやな日々です

 

映画「三丁目の夕日」ではないですが


豆腐屋さんが来て

鍋やボール片手に買っていた日々


経木に包んで肉を売ってた頃


すごくエコな生活だったですよねニヤニヤ

 

その頃はビニール袋なんて

便利なものはなくて

みんな買い物かごを引っ提げて

お買い物してました

 

 

手仕事は大変です

 

でも 出来たものに驚くことがあります

 

この間仕込んだリンゴのサイダーの味は

商品で売られてるもののような

とがった感じがなく

 

友人の作った手作りビールの瓶詰は

缶ビールのような雑味というか変な味がなく

 

選択肢がないから、

我々が忘れてしまっている味が

そこにはあって、

やっぱりそれを我々の生活から

切り捨てるには惜しい

豊かな味わいがあるなあと思います

 

そう、知らないと存在しない

だけど 知っていると世界が変わる味

 

ああ、食いしん坊の私は

今日も利便性と豊かさを天秤に


時間のかかることに手間をかけ滝汗

やりたいことが山積みな日々ですアセアセアセアセ