長男のクラスにとても繊細なT君という男の子がいます
T君は人と喋るのが苦手で、誰かに何かを指摘されるとすぐに泣いてしまうそうで、1日の大半を保健室で過ごしているそうです
そんなT君の事をクラスのみんなは受け入れていて、からかったりする子は誰一人いないそうです
(みんな良い子だな)
さて先日学校で漢字50問テストがあり、それが昨日返ってきました。
とても難しかったようで、クラスに100点の子は1人もいなかったそうです
その日のお昼休みに同じクラスのB川君が、
(以前ブログでも紹介した男の子です↓↓↓)
転けて膝を擦りむいたので保健室へ行くと、
T君が1人で本を読んでいて、机の上に返ってきた漢字テストが置いてあるのが目に入りました
それがなんと!!
100点満点だったそうです
「え!?T君めっちゃ頭良いねんな」
B川君がそう言うと、T君は顔を赤くして机に突っ伏したそうですが、顔を隠す前にT君が嬉しそうに笑ったのをB川君は見逃さなかったそうです
そして教室に戻ったB川君はみんなにこう言ったそうです
「T君っていつも保健室におるから勉強できへんのかと思ってたら(←失礼やな) 漢字テスト100点やったで!
ほんで笑った顔がめっちゃ可愛かった」
みんなも「へー😀✨」と興味津々
そしてそれを聞いた長男は
「僕もT君と喋りたい」と思ったそうで(笑)
帰りに保健室に寄ってT君に声をかけたそうです。
「今日僕の家にみんな遊びにくるねんけど、良かったらT君もくる?」
クラスの子とほとんど話したことのないT君をいきなり誘うなんて💦なんて無謀な長男😱
さてT君の返事は•••!?
「・・・・行こうかな😶」
なんとまさかのOK!!
「じゃあ16時に来てな」
そう約束して帰ってきた長男が母ちゃんに言いました。
長男
「そんなわけで初めてT君が遊びにくるから」
母ちゃん「どんな子か楽しみやわ」
ピンポ~ン
インターホンが鳴り出ると、約束の時間より早くT君がやってきました♪
家に入ってもらうとT君少し緊張した様子でしたが、
母ちゃんが「いらっしゃい」と声をかけると
「お邪魔します😧」と言ってくれました。可愛い♡
長男はまだ宿題が終わってなかったので、
T君にソファに座ってもらい、
次男にT君の相手をお願いして
母ちゃんは夕飯の用意を始めました
次男
「次男くんね〜
マリオのゲームでクッパたおせたよ」
T君「・・あ、そうなん😶」
「次男くんすごい?」
「・・・・😶」
「すごいでしょ」
「・・・う、うん😶」
母ちゃん2人の会話にキッチンでニヤニヤ
その後他の3人もやってきて、みんなで長男の部屋に上がっていきました。
長男も他のみんなもT君と遊ぶのは初めてなので、
みんなウキウキした様子でした
しばらくしておやつを持って行くと、
みんなはいつも通りワイワイガヤガヤ盛り上がる中、T君は恥ずかしそうにゲームしていました
(おいおい
T君みんなで遊ぶの緊張してるねんから、もっと輪に入りやすい空気作ってあげてよー)
とお節介おばちゃんは内心ヤキモキしましたが
ま、子ども達に任せようと下に降りました
再びキッチンで夕飯の用意をしていると、誰かが階段を降りてくる足音が聞こえて
玄関へ行くと長男とT君でした。
長男「T君帰るって」
T君「・・お邪魔しました😧」
なんと
たった30分でT君が帰っていったのです
「ちょ、ちょっと長男
T君こんなに早く帰るなんて、楽しくなかったんちゃう?」
「ううん。今から習字やねんて」
「あ、そうなん ε-(´∀`*)ホッ」
「途中から通信してみんなで一緒にゲームしたら楽しそうやった T君めっちゃ笑う子やわ」
「へー、それは良かった♥」
最初はT君大丈夫かなと心配しましたが、
約束の時間より早くうちに来たり、
習い事あるのに来てくれたと言うことは、
ほんとはみんなで遊ぶのを
T君が1番楽しみにしてたのかも
長男もみんなもまたT君と遊びたいと言っていたので、今度は習い事がない時にゆっくり遊びにきてほしいです
お節介母ちゃんは引き続き子ども達の成長をにやにや見守りたいと思います
読んでくださりありがとうございました