最近、あまり本を読めていない気がします!

今年、100冊いくかなぁ? 例年、GWに結構読んでると思うのだけど、今年は忙しかった。

 

 

 

なかなか脳みそフル回転のエンタメ本でした!

直木賞候補っていうと、ちょっと違うような気がしますが、エンタメ系ミステリとして楽しめる本だと思います。

ポーカーなどのゲームのルールをすんなり理解できる能力がないとシンドイというか、面白さ半減かもしれません。

 

タイトルの地雷グリコは、あの、じゃんけんで「ぐりこ」「ちよこれいと」「ぱいなつぷる」と進むゲームに地雷(といっても人が死ぬようなものではなく、ペナルティとして階段を下るルール)が追加されたもの。グーチョキパーのどれを出して、何コマ進むか? どこに地雷が潜んでいるか? 階段のトータルの数は?? などなど、普通のグリコとは違った頭の使い方をします。算数っぽい展開。中学受験のネタにできそう。

 

このほかに、百人一首の坊主めくりを模した「坊主衰弱」、じゃんけんにもう一つ違うフォームを加えた「自由律ジャンケン」、だるまさんがころんだの亜種…というか進化版の「だるまさんがかぞえた」、そして結構何でもありだった「フォールームポーカー」。

 

登場人物の頭脳戦・心理戦がなかなか面白いです。「自由律ジャンケン」以降は、だんだん「賭ケグルイ」のような世界戦に入っていきます。そして、ギャンブルだけでなく、中3女子時代の高校受験にまつわるチョットしたストーリーがずっと小骨のように引っ掛かり、最後にスッキリする展開。

 

バタフライエフェクトと呼んでいいのかどうか。

思わぬところで、自分の行動が誰かの運命を変えてしまうことがあるし、その結果に対して、責任を感じるのか、あるいは結果オーライと考えるのか・・・・。ただのギャンブル展開というだけではないところにも面白さがありました。