娘が図書館で借りていたので、私も返却前に読んでみました。
私が小~中学生の頃、いとこのお姉ちゃんに漫画全巻をおさがりでいただいて、何度も読んでいたので、約40年の年を経ての再読は、とっても懐かしかったです。名作は色あせないですね。
百人一首の「瀬をはやみ岩にせかるる瀧川の・・・」や旗本・華族、平塚らいてうの青踏、ロシア出兵、関東大震災、大正時代のファッション・・・・などなど、国語や歴史においても、ちょっと勉強になったりします。ベルばらでフランス革命、あさきゆめみしで源氏物語、はたらく細胞で生物・・・・みたいな感じに教育的価値もアリ。
でも、改めて読むと、実に少女漫画の王道。
お転婆で美人じゃないけど男勝りな主人公。(紅緒)
美人で優等生の友達。(環)
主人公を取り囲むイケメン勢が、みな、主人公に惚れる。(少尉、青江冬星、蘭丸、鬼島軍曹)
少尉が優しすぎる故に無神経に周りを傷つけている天然くんなことにモヤモヤしたり、冬星さんや蘭丸君が気の毒に感じたり・・・。若いころはラリサむかつく~~、だった気がするけど、今は紅緒モテすぎやろ~~って思います。笑