前々から薄々感じてはいたけれど、子どもにかまいすぎな親御さんが近年増えすぎているような気がします。
多分、日本だけじゃなくて、一部の先進国全般で。課金の仕方もすごいっていうか。
特定の誰かを指しているわけではありません。
自分が高校生だった時の保護者面談ってあったっけ? あったとしても、顔合わせ目的で、お世話になっております、今後もよろしくお願いします、で終了だったんじゃなかろうか? まして、就職に際して親の内定承諾とか、入社式参加とか、ちょっと隔世の感・・・。
「御三家入って、東大卒業しても、就職で失敗すれば詰み」
「就職しても鬱になって早々に退職、転職が上手くいかない」
「いい歳になったのに結婚しない」
「結婚相手が気に入らない」
「そろそろ年齢的にリミットなのに出産しない」
「孫の教育がうまくいかない(ヨメのせいで・・・)」
うんぬんかんぬん・・・・
もはや、一体誰の人生なのか?
どんな花が咲く種なのかわからない幼少期であれば、親の主導でいろいろな習い事や経験をさせてみるのは、ありなのかもしれない。
でも、中学生、高校生、大学生、就職活動、婚活・・・・かまいすぎ、口出し過ぎに見える事例を最近すごく目にします。
親が暇すぎるのか?
もちろん、誰だって我が子には幸せでいて欲しい。
でも、幸せであることと、高学歴あるいは高収入なことは、必ずしもイコールではない。
我が子は自分の所有物でも作品でもないのだから、適切な距離感が必要な気がするし、世話を焼きたがる親をウザがるくらい子のほうが、長い目で見ると健全なんだと思います。