追い付くはずもないのに、ただ、ドンへが乗る車を走って追いかけた。
側で信号に捕まって止まるけど…
でも、直ぐにまた距離は生まれる。
私がもっとドンへを繋ぎ止めておけばよかったのに…
ずっと感じていた胸の痛みだって、ほんとはドンへのことが好きだから故の痛みだって…
少しは分かっていたはずなのに…
こんなにも簡単にドンへの手を離してしまって……
「…っ。私、バカだよ。っはぁ、はぁ。ドンへっ、ドンへぇっ…」
力なくアスファルトに崩れ落ちる。
片手にはくしゃくしゃになった封筒があって、次から次へとこぼれ落ちる涙でアスファルトと一緒に滲んでいった。
さっきまで晴れていた空も、私の心に同調したようにシトシトと雨を降らせた。
嫌いだった雨も…
ドンへという、人に引き合わせてくれた。
いつしか大好きな雨に変わったのに。
遠ざかる貴方が、今どこにいるのかも分からない。
ドンへ…
貴方が恋しくて、
愛しくて、
抱きしめたくて…
貴方に逢いたい。
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