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イェソンとSUPERJUNIORと、ときどきGACKT

sJ大好きで、イェソン溺愛&特別扱いしてます。
ELF.JAPAN&DEARSにどっかり、座るSJ新米ファンでG古株ファン
のまったりブログです。


追い付くはずもないのに、ただ、ドンへが乗る車を走って追いかけた。


側で信号に捕まって止まるけど…


でも、直ぐにまた距離は生まれる。



私がもっとドンへを繋ぎ止めておけばよかったのに…



ずっと感じていた胸の痛みだって、ほんとはドンへのことが好きだから故の痛みだって…


少しは分かっていたはずなのに…



こんなにも簡単にドンへの手を離してしまって……




「…っ。私、バカだよ。っはぁ、はぁ。ドンへっ、ドンへぇっ…」



力なくアスファルトに崩れ落ちる。


片手にはくしゃくしゃになった封筒があって、次から次へとこぼれ落ちる涙でアスファルトと一緒に滲んでいった。




さっきまで晴れていた空も、私の心に同調したようにシトシトと雨を降らせた。




嫌いだった雨も…
ドンへという、人に引き合わせてくれた。
いつしか大好きな雨に変わったのに。



遠ざかる貴方が、今どこにいるのかも分からない。




ドンへ…
貴方が恋しくて、
愛しくて、
抱きしめたくて…


貴方に逢いたい。



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ドンへは女性の車に乗って、窓から悲しそうな顔をして私を見つめていた。



「これ、渡しておきますね。用途は貴方次第ですから。それじゃぁ、もう、ドンへには近づかないでくださいね?私からもドンへにはキツく躾ますから。それじゃぁ、さよなら。」



そう言い捨てて私に強引に茶封筒を持たせて、運転席に乗り込む間際、フッと冷ややかな微笑みで私を見てエンジンを軽快にならした。



私は…


私は……



やっぱり納得できなくて、頬を伝いだす涙なんて拭わずに視界の隅に写るドンへを見つめた。


視界はぐちゃぐちゃに滲んで、ドンへの表情は分からない。


けど、この胸の痛みがドンへを行かせるな。手を離すなと訴える。



そして、自分でも分かるくらい、表情はくしゃくしゃに歪んで、ドンへのいる助手席の窓に力なく触れる。


重なるドンへの手。
窓に隔たれても、あなたとの思い出が温もりを思い出させる。



そして、発信していった車は交わった視線を引きちぎるように、私からドンへを遠ざけた。



「ドンへ…。っ、やだ…。行かないでよ…ドン…へぇ。」



泣きながら車を走って追いかけた。


追い付くはずもないのに…


追いかけなきゃ。
ドンへを失いたくない。



あなたなしで、私にこれからどう夜を過ごせばいいの?


私はもう、あなたを抱き締めながらじゃないと眠れないのに…




ドンへ……私は…私は………



「あなたが好きなのっ!」








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「前に言ってた1年くらい、一緒にいた子なんだ…」


切り出したセリフで、出先で言われた事を思い出した。


「……あの人、なの?」


ドンへは冷やした濡れタオルで、赤く腫れた私の頬にあてながら頷いた。


「どうやってか分からないんだけど、こうして見つかって引き戻されるんだ。」


「断ることだってできるんじゃないの?私が言おうか…?」



私の申し出にドンへは微笑みながら首を横に振った。


もう、いいんだ。と…



「彼女も1年前はあんなじゃなかったんだ。一人の俺のファンで、たまたま話す機会があって、親しくなって俺が彼女の家に遊びに行くようになって。それと同時に、同じファン仲間に知られたくないのと、俺を独占したい欲求が生まれたみたいでね。仲間との縁を切って俺が消えないように必死だったんだ。」



人はマイナスへなら、変わるくらい早いものだ。と、ドンへは説いた。



「みるみる変わってく彼女をみて、罪悪感が生まれて。申し訳なくて、彼女の言うまま過ごしたんだけどね。堪えられなくて、抜け出しては連れ戻される。その繰り返し。」


「ドンへ…」


暗く表情を落としてしまったドンへは、パッと明るくみせて笑った。


「今度こそ、彼女はどうするか分からない。初めてみたんだ。あんな彼女。だから…だから…。」



涙ぐむドンへは、持っていたタオルを力なくして床に落として声を震わせた。



「やっと出逢えたのに…ごめんね。」



そうして向き合っていた私を、自分のほうへ引き寄せて苦しいくらいキツくぎゅっと、抱き締めた。


「…ドンへ。ドン…へ…っ」


頬を伝う熱い線。
それは、顎先へと通り、ドンへの肩に染みを作っては消えていった。



行かないで…
置いていかないで。


側にいて…



そう伝えたいのに、言葉は涙が邪魔をして発することができず、少し離れるとドンへは親指で涙を拭ってくれて、優しくキスをした。






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「ペットって…」


「あら、ドンへから聞いてないの?…まぁ、もういいわよね?アナタも充分、ドンへに楽しませてもらったんでしょ?ドンへを返してもらうわね。」


酷く高圧的な態度。
まるで、主人と飼い犬みたいな言い方。


ドンへを連れていこうとする女性は、わざとその長い爪をドンへの腕に立てて、僅かに血を滲ませた。


「ちょっと、血がでてるじゃない。」


そうしてドンへの腕を奪い返して、持っていたハンカチで血を拭ってやった。


「…大丈夫?」


「あ…ぬな、逃げて。」


それまで言葉を発せなかったドンへは、絞り出すように溢した。


しかも、さっきよりも体は震えて、声も震えてるみたい。


いよいよ心配になるけど、突然私は玄関先の壁に女性から突き付けられて、と同時に公共部の廊下、私の家中にパシッと渇いた音が響き渡った。



「!!!!ぬなっ!」



頬が熱くなる、次第に痛みが現れる。
目の前では怖いくらい、綺麗な顔が嫉妬の形相にかわって、私を叩いた手はドンへに奪われていた。



「俺、帰るから。それ以上しないで…ください。……ご主人様。」



そう懇願するドンへはビクビクしながら、掴んだ手を離した。


女性は私にニコリと笑って、ドンへの方へ振り向くと再び渇いた音が響いた。


「帰ったらお仕置きよ?もう二度と私から離れられない体にしなきゃ。そうでしょ?少しでも目を離すと、こうだもの。この人が可愛そうじゃない。貴方みたいな子が転がり込むと勘違いするもの。さ、行くわよ。」


そう言って再びドンへの腕を掴んで連れていこうとした。



連れていかないで…



心のなかでそう叫ぶ自分がいた。
でも、ドンへを思うと涙が滲んで、前が見えなくて…


叩かれた頬の熱さが胸を締め付けた。



「もう一度だけ、彼女と話をさせてください。ご主人様。」



暗い表情で、女性にお願いをするドンへに、溜め息をついて、渋々了承をした。



「時間がないの。早く済ませなさい。」と…






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玄関先で固まるドンへ。
微笑みかける女性。

視線は交わったままだけど、この人。
笑ってるようで笑ってない。

瞳の奥にドロッとしたものを感じる。



思わずドンへの腕を抱いてしがみついていた。


それをみた女性は、腕に視線を落としてそのまま私をみた。



「凄く探したんだけど。この人のとこにいたのね…」



優しい口調だけど、冷たさを感じて怖かった。



「…あ、あのさ…」


「お話は後にしましょ?さぁ、私たちの家に帰りましょ。」



女性は私を見たままドンへの切り出しにピシャリと切り捨てると、私が掴んでいた腕を奪い取った。



「…私のドンへが長くいたみたいで、ごめんなさいね。お世話になったお礼に少ないですけど、受け取ってください。」



そうして手渡してきたのは厚みのある茶封筒。


見なくても何が入ってるのか、おおよその察しはついて直ぐ様突き返した。



「結構です。ドンへとどういった関係か分かりませんが、あなたからコレを受け取ることはできません。」



そう言った瞬間、女性の表情がみるみる冷たくなっていった。



「あなたはコレを受け取る権利があるの。私のペットのお世話をして頂いたんだもの。」


ペット?



なに、それ。
ペットって?


ふと、ドンへを見上げると酷く冷や汗をかいて、僅かに震えていた。




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