イェソンとSUPERJUNIORと、ときどきGACKT -4ページ目

イェソンとSUPERJUNIORと、ときどきGACKT

sJ大好きで、イェソン溺愛&特別扱いしてます。
ELF.JAPAN&DEARSにどっかり、座るSJ新米ファンでG古株ファン
のまったりブログです。


「…ドンへ、だめ。ここ、病院だしドンへの体が…」


気づけば態勢は逆転して、私をベッドの中に埋めて、ドンへが私に覆い被さる。


私のシャツのボタンを外そうとするドンへに、今はダメだと言うと、胸元だけを外して埋まってくる。


「…ずっと眠れなかった。ぬなじゃなきゃ…俺、眠れなかった。今はこれだけでいいから…」


そうして、またあの時のように、ドンへを抱きしめて2人眠りについた。






翌朝。


病室の扉が開く音で目覚めた私たち。

少し驚いて起き上がると、先輩とジョンウンさんだった。


「おはよ。今、例の子が下まで来ててさ、マネージャーがひき止めてるよ。」


先輩いわく、受付で発狂したようにドンへを探してるらしく、手がつけられないとか。



それを静かに聞いていた私たちを、2人はフッと微笑んだ。


「…やっぱり、貴方たち離れちゃダメだよ。そうでしょ?」


「ん…。ぬな、ありがとう。」


ドンへと先輩の間には、かつての恋愛感情ではない愛情を感じる温かさをみせた。



そんな中、空気をぶち壊すように外からドンへの名を呼ぶ声がした。


そして、勢いよく扉は開かれて、その先には服も髪もメイクも乱れまくったあの女性が、すごい形相で私たちを睨んでいた。




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薄暗い病室の中、静かに眠るドンへの隣に立ち竦む私。


そっと小指で前髪を掻き分けて、ドンへの顔を見つめる。


たった1ヶ月と少し離れていただけなのに、こんなに痩せてしまって…


頬を撫でて、布団の中から伸びる手を取って握り、ベッドの縁に座る。



「…ドンへ。」



よく見れば体には痣がたくさん。
痛々しくて私まで涙がでてくる。



「痛かったでしょ?こんなに、ボロボロになって…」



気づけば大粒の涙をドンへの手へ落ちていって、ドンへの手がそれに反応する。



「……ぬな?」


「ドンへ?気がついた?」


「泣いてる。ごめんね?俺のせいだね…」



力なく微笑む姿が更に胸を締め付けて、ついドンへの頭を抱き締めた。



「っ、ぬな?痛い…」


「ドンへのせいなんかじゃない。私が泣くのは…私がドンへを…ドンへのことを…っ」



涙と感情が高まるせいで言葉がでない。


そんな私をドンへは背中を擦ってクスリと笑った。



「…そう思っていいの?俺、馬鹿だからさ。勘違いしちゃうかもよ……?いいの?」



優しいドンへの口調に、ただ、ただ。
頷くばかりだった。



「どうしよ。俺、嬉しい……。これが、幸せってことなのかな?」



擦る手が、服を掴んで噛み締める。



「…ドン、へ」


「ぬな…」


「私、ドンへが……好き」



そっと、ドンへの額に自分の額をくっつけて、鼻先を擦り寄せると、どちらからともなく唇同士が触れて、ゆっくりとドンへの胸のなかに包まれた。





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「…ドンへが病院に運ばれたっ!」


ジョンウンさんからの電話は、そう伝えた。


リハーサル中に、体の痛みを訴えてそのまま意識を失って倒れたとか。


一気に血の気が失せた。


ジョンウンさんから教えられた病院までの道程は、頭の中が真っ白でどうしてきたかなんて覚えてすらなかった。



「!!!ジョンウン、きた!」


病室の前で、先輩とジョンウンさんが椅子に座ってたけど、私を見つけるやいなや二人して立ち上がった。



「………先輩。」


「身体中、痣だらけだったみたい。相当、痛かったろうに、よく堪えれたなって先生が。命に別状はないけど、安静にってことで今は面会謝絶。」


きっと、私…


表情ひとつ変わらなかったんじゃないかな。まだ、頭の中と感情と体がバラバラに考えてて訳がわかんなかったから。


そんな私をジョンウンさんは、頭を撫でて、顎先で病室の扉をさした。


「入れよ。あとは俺たちで上手くやっとくから。」


「うん。行ってあげて。ドンへもきっと喜ぶよ。」



何より、会いたかったんでしょ?



って、二人して背中をポンッて押されて、ジョンウンさんが開けてくれたドンへのいる部屋へとそっと、入っていった。




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「ドンへ…元気かな?」


ドンへがいなくなって色々、考えてしまう。


ちゃんと連絡してみるべき?
それとも、先輩の連絡を待ったほうがいい?


何より出会った時みたいに傷だらけになってないだろうか?


とか、


ずっと眠れないでいるんじゃないんだろか?

とか。


心配で仕方なかった。
あんなにも不器用で何もできない人なのに…それでも、笑顔は絶やさず些細なことにも気づいてくれて、そして知らないところで私を守ってくれてた。



そんなドンへが、心配。


私の気持ちは募るばかりで、逢いたい気持ちは日に日に増すばかり。



ドンへは私のことを今でも好きでいてくれてるのだろうか?




そんなことを休日に1人思い更けながら、今後のドンへとのことを考えていた。


引き離されて、そのまま互いが納得できないまま別れたくなかったから。



淹れたコーヒーもドンへがいないと、こんなにも苦いのね。



感傷に浸るわけじゃないけど、ティースプーンでクルクルとコーヒーを混ぜてるとスマホがなった。



「…はい。そうですけど………えっ!!!………すぐ…向かいます!」



電話の相手はジョンウンさんからだった。





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「ジョンウンから聞いたよ。リハーサルには来てるみたいだけど、あれから様子がおかしい…って。」


1ヶ月後、先輩を伝ってジョンウンさんからドンへの様子を教えてくれた。


先輩もジョンウンさんも、私たち2人を凄く心配してて、見かねた先輩がジョンウンさんに頼んでくれたみたい。


「ジョンウンが何処か連れて行こうにも、彼女の監視があって自由に動けないみたい。こっそり会わせてあげたいんだけど…」


「気にしないで?ありがとう…。ジョンウンさんに、ドンへに体を壊さないようにって伝えてもらえるとありがたいんだけど。」



上手く引き合わせれないか、ジョンウンが探ってるから。自分で伝えて。と、苦笑しながらも、先輩は気を使ってくれて。


元気だして。と言い電話を切った。



あれから、仕事を終えると足早に自宅に帰ってる。


また、あの時みたいにドンへが倒れてないか心配なのと、淡い気持ちで姿を探してしまう自分がいるから。



ほんとはいるはずがないんだけど。



夜も気づけばドンへを探す手が、虚しくシーツを掠めて…


また眠りから引き戻される。
眠れない夜がこんなに続くなんて初めて。



苦しくて切なくて、枕を濡らす日々なんて考えもしなかった。





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