飛び出したのはいいけど行く宛がなくて、その日は買い物に明け暮れることにした。
途中、何度かキュヒョンの事がチラついては考えたら、出会い頭に一言言えばよかった。と、もう少し控えてソンミンと話せばよかった。と、私なりに反省した。
そんなことを考えていたら、ずっとスマホを見てないことを思い出して、ランチ中にチェックするために開くと…
「嘘…100件って」
キュヒョンからのメールや、着信で100件もの通知があった。
【今、どこ?】
【僕が悪かった。】
【連絡ください。】
【ごめんね。ヌナ。】
【お願い。電話とって。】
メール内容はすべて単発で表記されていた。
ホントにキュヒョンらしいなぁ。
でも、今はそっとしてほしくて、返事を一通返すと間髪いれずに着信が入った。
「ヌナっ?今どこ?迎えに行くから!」
「キュヒョン。夜には帰るから、少しそっとしてくれない?」
「ホントに?ホントに、帰ってくる?」
「ん。帰ってくるから。」
「俺、待ってるから。絶対、帰ってきて、ね?」
そうして、電話をきった。
「あれ?また会ったな。」
後 ろから声をかけられ、振り向くとソンミンがいた。
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