イェソンとSUPERJUNIORと、ときどきGACKT -27ページ目

イェソンとSUPERJUNIORと、ときどきGACKT

sJ大好きで、イェソン溺愛&特別扱いしてます。
ELF.JAPAN&DEARSにどっかり、座るSJ新米ファンでG古株ファン
のまったりブログです。


飛び出したのはいいけど行く宛がなくて、その日は買い物に明け暮れることにした。

途中、何度かキュヒョンの事がチラついては考えたら、出会い頭に一言言えばよかった。と、もう少し控えてソンミンと話せばよかった。と、私なりに反省した。

そんなことを考えていたら、ずっとスマホを見てないことを思い出して、ランチ中にチェックするために開くと…


「嘘…100件って」


キュヒョンからのメールや、着信で100件もの通知があった。


【今、どこ?】
【僕が悪かった。】
【連絡ください。】
【ごめんね。ヌナ。】
【お願い。電話とって。】


メール内容はすべて単発で表記されていた。
ホントにキュヒョンらしいなぁ。
でも、今はそっとしてほしくて、返事を一通返すと間髪いれずに着信が入った。


「ヌナっ?今どこ?迎えに行くから!」

「キュヒョン。夜には帰るから、少しそっとしてくれない?」

「ホントに?ホントに、帰ってくる?」

「ん。帰ってくるから。」

「俺、待ってるから。絶対、帰ってきて、ね?」


そうして、電話をきった。




「あれ?また会ったな。」

後ろから声をかけられ、振り向くとソンミンがいた。




Android携帯からの投稿

【無事、帰れた?キュヒョン、大丈夫?】

ソンミンからの、久しぶりのメールだった。

【今日はありがとね。ちょっと、拗ねてるみたいだけど大丈夫。】

【そっか。アドレス、変わってなかったんだな。】


「誰とメールしてるの?」


付き合ってた頃と変わらない、メールのやり取りに気をとられてキュヒョンが目の前にいたことに気づかなかった。

続きの返事をせず、そのままスマホを鞄に投げ入れて、キュヒョンの首にかけられたタオルでキュヒョンの頭を拭いた。


「ソンミンさんから、無事に着いたか?の確認連絡だよ。」


「何それ。何でソンミニヒョンから、そんなメールが届くの?」


「あ…それは…」


キュヒョン、知らないんだよね?
私も言わなかったし、ソンミンも私もあの時は知らないフリを反射的にしてしまったから。


「…元カレなの。」


タオルでキュヒョンの目が見えない。
けど、絶対ショックだよね?

後から知らされる方が嫌だよね。
普通に考えたら、出逢ったばかり者同士があんなに仲良く話したり、騒いだりしないよね。

だから、キュヒョンの機嫌が悪くなったんだよね。



「…知ってる。」

「え?なんで…」

「そんなこと、どうでもイイでしょ?」


キュヒョンの肩にタオルをかけると、キュヒョンはいつになく怒ってる目をしていた。

そして、私の手を取って自分の方へと引き寄せる。


「…ヌナ。シたい。」


耳元で囁いて、掴んだ手をギュッと力を込めて握った。


「…っ!痛っぃ。キュヒョ、離して。」


キュヒョンは離さなかった。
離さないどころか、私の服をジワジワと脱がして壁際まで追い詰めると足の間に自分の足を挟ませた。


「ゃだっ、怖いよ。キュヒョン。」

「なんで?ソンミニヒョンと付き合ってたときも、いつもシてたんでしょ?」


首筋にキスして舌を這わせると、キュヒョンはポツリとそう言って、思わずキュヒョンを突き放して渇いた音と共に私はキュヒョンの左頬を叩いていた。

キュヒョンは表情ひとつ変えず、変わらず光のない目をして私をみた。


どうしても、その言葉だけは…
キュヒョンにだけは、言われたくなかった。

悲しくなって、どうしていいか分からなくなって、私はカバンを持って家を飛び出した。


Android携帯からの投稿

帰ってからもキュヒョンは黙ったままだった。

リビングに立ったまま、俯いて…

「ね、上着、脱ごっか。」

スーツの上着のボタンを外して、脱がせる。
ネクタイも外して、上着と一緒にハンガーにかけて、お風呂を沸かしにキュヒョンから離れると腕を掴まれて、そのまま引き寄せるようにキュヒョンに抱き締められた。


「キュヒョン?」

「…ヌナ。俺に何か言うことはない?」


キュヒョンの心音がやけに耳の奥に響いた。


「俺も、お前も不器用で、若かったんだよな。お前の性格だから、きっと全部自分のせいにしたんじゃないのか?」

ソンミンはそう言って、好きで付き合ったんだから最後の苦しみも半分くらいは、俺によこせ。って、笑いながら言うから、なんとなく私の中のソンミンに対するわだかまりが消えた気がする。


トイレからキュヒョンが戻る直前に、ソンミンは私に言った。


「キュヒョナはお前より、年下だけど。ホントにいい奴だから。幸せにしてもらって。俺がしてあげられなかった分もだよ?」




そんなやり取りしかしてなかった。


「…キュヒョン。あの、ねっんぅ!」


キュヒョンにキスで口を塞がれた。

息もできないくらい、強引で深いキス。
苦しくなってキュヒョンの胸をトントンと、するとやっと離れてくれた。


「…キュ、ヒョン?」

「やっぱり、聞きたくない。」


息を切らし、光が灯らない目をしてそのまま、キュヒョンは先にお風呂に入って行った。



長い入浴時間。
シャワーがずっと流れてる音はして、ときどき物音がするから寝てはいないだろうと、分かっていた。

キュヒョンを待つ間、私のスマホが鳴って見ると一通のメールが届いていた。



Android携帯からの投稿


すっかり、テンションが上がっちゃった私たち四人は、勢いで二次会にカラオケに行った。

ソンミンが歌うのが上手いのは昔から知ってたけど、初めて聞くキュヒョンの歌声に私はいわゆる、メロメロ状態になってしまっていた。


キュヒョンて、あんなに甘い声してたんだ。



次の日がみんな休みでよかったと、そう思うくらいはしゃいで、騒いでたけど…

キュヒョン、なんだか暗いなぁ。

「ね、具合、悪いの?大丈夫?」

キュヒョンの隣に座って俯くキュヒョンの背中を撫でる。
キュヒョンは無言で首を横に振って、私の腰に腕を回して肩に頭をおく。

「ちょ、キュヒョンっ。先輩たちがいるじゃない。」

だいぶ飲んでたからなぁ。
甘えたモードに入ったかな。

キュヒョンは私の言うことを聞かず、ただ首を横に振っていた。

「…ヒョン、もう朝になるしお開きにしよ?」

見かねたソンミンがヒチョルに提案した。
ヒチョルも「そうしよう。」と、同意して、一旦外に出た。


「今、タクシーくるから。」

ソンミンはいつの間にかタクシーを呼んでてくれて、ヒチョルと一緒にタクシーが来るまで一緒に待ってくれた。

「ごめんね。ありがとう。」

到着したタクシーに先にキュヒョンを乗せて、二人に頭を下げると二人に見送られるように私の家へと向かった。


タクシーの中でもキュヒョンは無言で、ただ私の手を指を絡ませるように繋いでいた。

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打ちのめされた気分だった。

壁にもたれると、ヒチョルが俺の両肩に手を置いて揺する。

「やっぱ、言わなきゃよかった。おい、大丈夫か?」

「…え?あ、あぁ。俺は大丈夫です。」


ヒチョルの手を優しく振り切り、二人がいる席に向かった。

席では笑顔でソンミニヒョンと会話するヌナがいて、向かいには片肘立てて顎をおくソンミニヒョンが微笑んでいた。



ヌナ、ヒョンと付き合ってた時も、そんな笑顔でいたの?

ヌナ…ヌナ…。ヌナ?
俺に気づいて?俺をみて?
ヌナ…。



俺の心の声が聞こえたのか?
そのとき、ヌナは笑顔で振り向いた。

「おかえりなさい。」

「…た、だいま。」

「ん?気分悪いの?ヒチョルさんは?」

「大丈夫。ヒョンもすぐ戻るって。」

ヌナは「そう?」と言って、俺の御猪口に酒を注いだ。


「楽しそうだったけど、二人で何の話してたの?」


少しも安心できなくて、少しつついてみた。俺とヒチョルヒョンがいないから、そんな話になったんじゃないか?と、不安でホントは意地悪したかっただけだけど。


「キュヒョナの仕事中の雰囲気とか、知りたいから教えてって言うから、こんなだよ~って。ね?教えてあげたんだよね。」

「そうなんだよ。ソンミンさん、キュヒョンのこと良くみてるよね。知らないキュヒョンの姿が知れて嬉しいよ。」


ソンミン'さん' か。









ホントは二人の会話の内容なんて、どうでもよかった。

ただ、ソンミンにヌナを取られたくなくて、あの時、何日も人に会わず、ものも食べず、自覚のない涙を流すヌナのやつれてく姿を見てきた俺は、今の笑顔で話す二人の姿が無性に許せなくなった。


ヌナ…なんで笑ってられるの?
それとも、やっぱり、年下はイヤ?

ヌナ…。



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