イェソンとSUPERJUNIORと、ときどきGACKT -26ページ目

イェソンとSUPERJUNIORと、ときどきGACKT

sJ大好きで、イェソン溺愛&特別扱いしてます。
ELF.JAPAN&DEARSにどっかり、座るSJ新米ファンでG古株ファン
のまったりブログです。


薄暗い、ソンミンの部屋。

フカフカなカーペットの上を素足で歩くとなんだか、気持ちよくて…

見慣れた家具とか、服が几帳面な彼らしく収納されていた。


「なんか、前に戻った気分…」

「戻れないものもあるけどね。」


微笑みながら言い返すから、言葉に詰まった私をソンミンは優しく頭を撫でた。

そして、顎をクイッと持ち上げると、触れるだけのキス。

目があって、口許が弛むソンミンは私の首筋に触れてそのまま抱き上げると、ゆっくりとベッドへと押し倒した。


手の甲や、手のひら。
髪に、オデコに、頬。
そして、首筋から、鎖骨にキスすると、いよいよソンミンは私のシャツのボタンに手をかけ、キャミソールが露になった。


ソンミンは優しくて、触れる手も、落とす触れるだけのキスも心地よかった。




けど…





違う。



「……っ。キュ、ヒョ…」

涙が米神へと伝った。

私のお腹辺りを優しく愛撫していた、ソンミンの手も唇も止まって、ゆっくりと覆い被さるように目の前にソンミンの顔が現れた。


「…無理なんかするからだ。」


ソンミンは切なく笑い、私に背を向けてシャツを着た。


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そのあと、ヌナは中々ヒョンの家からはでてこなかった。

待ってても仕方ない。と、ヒチョルヒョンに言われ、記憶のない帰路についた。



俺、頭の中…真っ白だ。



フラつく足取りでバスルームに向かった。

何か落ちた音がする。
カギかな、スマホかな…。
なんか、どうでもいいや。


力も入らなくて、シャワーを流すと水流の中に体を置いて座り込んだ。


思考回路が完全に停止しかけてる。
俺、どうしたらいい?
こんなにヌナを傷つけたのも、傷つけられたのも初めてだ。

どんなに大きな喧嘩しても、必ずヌナは次の日に俺の大好きな赤ワインを用意してくれて。俺はヌナの大好きなイチゴを買って帰って仲直りするのに…


なんか、いよいよダメな空気だよな。
このまま、別れちゃうのかな…。


涙がきっと沢山でてたろうに、頬を伝うことなくシャワーで一緒に排水口へと流れていった。



すぐ側で、着信音が鳴るけど、目もくれずに耳をふさいで頭を抱き締めた。





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ヒチョルは勘がいいから、すぐにヌナとのことだろう。と、渋々、教えてくれた。

「殴り合いだけは、やめとけよ。」

ヒチョルはそれだけ、釘を指した。


何年ぶりくらいに、かなりの距離を走った気がする。

タクシーとか、バスを使えばよかったんだろうけど、それじゃ、ダメなような気がして、とにかく自分の足でヌナを迎えに行かなきゃって思った。



あの角を曲がればヒョンの家だ。

角の手前で一度止まって、息を飲み整える。そして、一歩踏み出すと、そこに二人が一室に入っていくのを見た。


それは間違いなく、ヒョンとヌナだった。


ヒョンは真剣な顔をしてて、ヌナはどこか上の空だった。

でも、手はしっかり繋いでる。






何、それ。
なんで?



扉が閉まる瞬間、ヒョンと目が合った気がする。



「ヌナ?」



思わず、ヌナを呼んでいた。


遅かった。



ただ、ヒョンにだけは取られたくなかった。
一生、守っていく人だと決めたのに。

俺はくだらない嫉妬で手放してしまったの?

気持ちが渦巻いて、何を信じればいいのか分からなくなった。

ヌナ、どうして俺にそんな酷いことするの?



悔しくて、その場で崩れ落ち、声にならない涙が止まらなかった。


心配したヒチョルが少し遅れてきたけど、ヒチョルの声すらも聞こえなくて、立ち上がれない程だった。


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飛び出したヌナを追ったけど、さすがにすばしっこいヌナは既に姿は無かった。


「…っにやってんだよ。俺はっ!」


思いっきり壁を殴って酷い痛みがはしる。

「っ。ヌナ…ヌナっ!」

ヌナの傷ついた目が頭から焼き付いて離れない。

大事に…大切にするって。
決めたのに。
俺のみっともない、小さな嫉妬とワガママでヌナを傷つけてしまった。


「…ヌナぁ、電話でて。メールでもいいから。」


スマホを片手に思い当たる場所はすべて行った。

数なんて数えれないほど、メールも着信も残したけど、でないし連絡もない。


そうしたら、昼にやっとメールがきた。


【今、スマホみたよ。ビックリした。夜には帰るから。今はほっといてください。】


何ソレ。
何いってんの?


まだ文章は続いたと思うけど、見てられなくて電話を直ぐ様かけるとヌナは出た。

「ヌナっ?今どこ?迎えに行くから!」

【キュヒョン、夜には帰るから、少しそっとしてくれない?】


そうだよな。
あんなことあった後じゃ、ヌナだって気まずいよな。

再度確認すると、帰るって言ってくれた。

それで少し安心して、ボサボサだった頭をパーカーのフードで隠してヌナの家に帰った。


そして、目の前にヌナのアパートが見えると、俺のスマホが鳴って画面を見るとソンミニヒョンからのメールだった。






【アイツ、今 俺と一緒にいるから。】





たったそれだけだった。
でも、一気に不安と涙が滲んで、気づけばヒチョルヒョンに電話をかけていた。




「ヒョン?ソンミニヒョンの家って、どこですか?」


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ソンミンには、キュヒョンに内緒ということで今朝のできごとを話した。

たまたま、自分もランチしようとしたらしくタイミングが重なったようだ。


「だから、泣き腫らした目してたのか。」


向かいに座って食事を終えたソンミンは、カフェラテを一口飲むと、私の下瞼に触れた。

「私、いつも待たせてばかり。ほんの少し、頑張ればイイのに怖がって。…だから、ソンミンにも我慢させて結局、傷つけた。私、それをまたキュヒョンにしてる。」


ソンミンは、黙って私の言うことを相槌をしながら聞いてくれた。

そして私の話が終わると、私の手に指を絡ませるようにソンミンが触れた。


「…どうにかしたいなら、俺んとこにくる?」

「…え?」

「あの時の続きして、キュヒョンのとこに行く?俺はいいよ。お前にならそれくらい…。」


ソンミンが手を差し出して、私はその手を見つめ取った。


ソンミンの家は近かった。

鍵を開けた音と共に、腕を引かれ薄暗いソンミンの部屋へと私は足を踏み入れた。





遠くで幻聴か、ホントかキュヒョンの「ヌナ?」と、呼ぶ声が聞こえたような気がしたけど、ドアが閉まるのと同時に落とされたソンミンの口づけで何も聞こえなかった。







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