イェソンとSUPERJUNIORと、ときどきGACKT -28ページ目

イェソンとSUPERJUNIORと、ときどきGACKT

sJ大好きで、イェソン溺愛&特別扱いしてます。
ELF.JAPAN&DEARSにどっかり、座るSJ新米ファンでG古株ファン
のまったりブログです。


「ヒョン~大丈夫?」

「俺は最初から大丈夫だけど?」

「はっ?酔っ払って気持ち悪いんじゃないの?」

「…俺がいつ、そんなこと言ったよ。それより…」


てっきり、飲み過ぎて気持ち悪くなったと、いつもの調子で俺に世話をさせるのかと思っていた。

ヒチョルは、トイレから少し離れた所で内緒話をするように俺に肩を組んできた。

「お前、マジであの子と付き合ってんの?」
「?ヒョンが紹介しろって言ったじゃないですか?他に誰を連れてくるの?」

ヒチョルは「マジかぁ~」と言って、膝に手を当てて屈んだ。


「どんな不満か、何か知らないですけど。別れませんよ?俺、ヌナが思う以上に好きな自信あるから。」


「いや、俺が別れろとか言う理由とか、道理はないけどな。ただ、マズイんだよ。」


ヒチョルは頭をガシガシ掻いて、口に手を当てて考えた。


「…何がマズイんですか?」

自分の彼女をあまり良く思われてないように感じて、嫌だった。

紹介しろって言ったくせに、なに、その態度。なんて思った。


「あの子、ソンミナの元カノだよ。」


その瞬間、店内のBGMも、店の騒がしさも、ヒチョルの話しかける声も聞こえなくなった。




……え?マジ?
ソンミニヒョンの、元…カノ?
俺、ヌナに元カレ逢わせ、ちゃったの?




微かにヒチョルヒョンの「今は知らないことにしとけ」って言う言葉が聞こえて、頷いていた。


ヌナはソンミニヒョンの元カノ?

ソンミニヒョンはヌナの元カレ?


目の前の角を曲がれば俺たちを待ってる二人がいる。

無意識に角からコッソリ覗くと、楽しそうに話している二人がいた。


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「キュヒョンと付き合ってる女って、お前だったんだね。」

「うん…」

御猪口を持つ私の手が少し震えてるのが自分でも分かった。

「そっか…」

目を合わせられなくて俯いていると、微かにため息をつくソンミンの吐息が聞こえた。


沈黙は続いて、ドクドク言う私の心音が煩くてキュヒョンが早く戻らないかと不安になって仕方がなかった。


「あの、さ。」

「え?」

「アノときは、ごめん。」


心音が大きく一つ鳴った。







「んっ…ぃたっ…」

「も少し、ガ…マンできな、ぃ?っ」

初めての彼氏、初めての相手。
初めての体験。それがソンミンだった。

キスも、ハグも、手を繋ぐことも、全部した。

付き合いだしたのは高校卒業前。

初めての日は、親に内緒で二人きりで行った卒業旅行。


でも、お互いに上手くできなくて、結局できなかった。

旅行の帰りは妙な空気で、二人ぎこちなかったっけ?

その後も同じ大学に行って、上京もして、社会人になって…

何度かそんな雰囲気もあって行為に入るけど、私が痛がりで結局ソンミンを萎えさせていた。

「ごめっ…やっぱり、無、理…」

「……はぁ。また?」

「ごめんね。満足、できないかもしれないけど、こっちで頑張るから。」


そう言って、この頃には口で彼を満たされるようにしていた。

「…いや、いいよ。もう。」

ソンミンは私から離れ、いつしか連絡さえしなくなった。


もう、終わりなのかな…?


キュヒョンと付き合う数ヶ月前、ソンミンから連絡があった。


もう、私を愛する自信が無くなったから、別れてほしい。と…

ソンミンは電話越しでひたすら謝って、私は泣きもせず謝らないで、と別れを受け入れた。


ソンミンは何一つ悪くないのに。
悪いのは痛がりな私の体。
好きな人1人さえも満たせない、悪い体。


数日間は誰にも会いたくなくて、食べ物も喉を通さなかったっけ?

みかねたキュヒョンが引きこもる私の家に突入を試みたのも、まるで昨日のよう。






「…あ、謝らないでよ。ソンミンは何一つ悪くないよ。悪いのは私だから。」


「いや、でも…」

「ね、この話止めない?今は私はキュヒョンの彼女で、貴方はキュヒョンの先輩で、私の友達でしょ?」


ん?と、ソンミンに問うと、ソンミンはフッと笑って、分かった。と、了解した。


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翌日、キュヒョンからメールで、先輩たちと会うのに私が気構えないよう、私たちの行き付けの居酒屋でセッティングしてくれた。

《18時に予約してるから、待ってるね》


私の性分がそうさせるんだけど、人を待たせるのが嫌な私は仕事をそつなく終わらせて早めに店に向かった。


でも、大概、先にキュヒョンが来てるんだよね。

店に着くと見慣れた背中がある。
キュヒョンのツレだと分かってる店の人も、あえて私を案内せず笑顔でいらっしゃいませ。と出迎える。


あれ?キュヒョン、ソワソワしてる?


そんな彼の後ろ姿が愛しくて、胸のおくでキュッと締め付ける感覚が堪らなくなって、後ろから抱きついた。


「わっ!ヌナ?」


抱きついた瞬間、ビクッとするから余計に可愛い。年下の彼氏って、こんな感じなの?

外では関白で毒舌なくせに、ときどき一々可愛い時がある。

付き合うようになってから知ったキュヒョンの姿。

「早かったね。ほら、こっちにおいで?」

座敷の下座に彼は座っていて、キュヒョンは私を隣に座らせた。

「なんだか、緊張するね?先輩って、どんな人?」

「気を遣うような先輩じゃないよ。俺を可愛がってくれるし、礼儀には厳しいけどおもしろいし?とにかく、いい人たちだよ。」


しばらく二人で話していると、「待たせたな~」と、声がして二人して振り向くと、スーツ姿の男性が二人いた。

「お疲れ様です。ヒョンっ」

キュヒョンは深くお辞儀をして、私も合わせてお辞儀をした。

「お!例の彼女?紹介してしてっ?あ、俺、生ねっ。」


お辞儀から起き上がると、1人騒がしい先輩に気をとられて見てなかったもう1人の先輩。

目をあわせたとたん、お互いに表情も空気も固まった。


「ヌナ?」

心配したキュヒョンが肩を触れた。

「あ、ごめん。自己紹介しなきゃね。」

先輩が座って私たちも座り、自己紹介をした。

キュヒョンからも私を詳しく先輩に紹介してくれて、私には二人を紹介してくれた。


「ちょっと口が悪いのが、ヒチョルヒョン。一番年上で、口が悪いって言ったけど、根は凄く尊敬できる人だからね。で、隣がソンミニヒョン。器用で、努力家さんで俺が入社してから一番に世話になってる人だよ。」


「…お前、俺を誉めてんの?貶してんの?」

ヒチョルがポテトフライを頬張りながらキュヒョンの頬をつねった。

ヒチョルもソンミンも、私によく話しかけ、気をきかせてくれていた。

私はキュヒョンの隣で、日本酒を飲む三人の御猪口があけば、そっと注いで、決して飲み物を切らせないように、オツマミや状況を見ながらコッソリ注文していた。


キュヒョンはホントに可愛がってもらってるみたいで、お酒が進むにつれてヒチョルは私ごと可愛がるようになった。

「あぁ、ちょっとトイレ。おい、キュヒョナお前もこいっ!」

キュヒョンとヒチョルはだいぶ飲んでいたから、まだシッカリしてるキュヒョンが「ちょっと付き合ってくるね」と、私とソンミンを置いて二人でトイレに行ってしまった。


途端に静かになった私たちのテーブル。


どうしよう。
なんて話せばいい?
って言うか…


ちょっと考えてると、目の前にお銚子が現れた。

ソンミンが片手で私の御猪口にお酒をつごうとしていた。

「…あ、ありが、と。」

ソンミンはニコッと笑って、またお銚子を手元に置いて、また静かになった。

間があいて、しばらくしてソンミンから口が開いた。


「…元気、だった?」


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「ただいまぁ、ヌナぁ?」

「おかえり~」


付き合いだして、しばらくしてから彼は仕事を終えると自宅に帰らず、私の家に先に帰ってくる。

帰ってきた彼のスーツの上着とカバンを受け取って、ハンガーにかける。

そして、ご飯を温めて一緒に食べるのが毎日の日課だ。

「キュヒョン、最近遅いね。疲れてるみたいだけど、大丈夫?」

カウンターに座るキュヒョンを、カウンター越しから手を伸ばして頬に触れる。

「少し大きな仕事を任されてるからね。大丈夫。もうすぐ終わるから。」

触れた手を握り、「こうしたら元気でるから、ホントに大丈夫。」と、手の甲にキスをする。


「やだ、恥ずかしいから、人前でしないでよ?」

その小さなキザな行為になんだかくすぐったくて、ついツンツンしてしまう私をいつもキュヒョンは微笑んでくれた。




「そう言えば、良さそうな物件あった?」

食後、クッションを抱いて寛いでいると、後ろから私をしまい込むように抱いて座るキュヒョンが、私に問いかけた。


実は少し前からキュヒョンから、一緒に住もうと持ち出してきて、物件探しを始めたんだけど…

「いいなと思っても、私だけ見てちゃキュヒョンが気に入るか分かんないよ~。なんか、少しはないの?こんなだといいな、とか。」

「俺?俺はヌナがいいと思った所がいいんだけどなぁ。」


少し考えて、甘えたようにキュヒョンは私の肩に顎を置いて上目遣いをする。


「ヌナが美味しいものが作れるように、整ったキッチンと広めの寝室がある家かなぁ」

ドキッとしてしまった。


寝室…か。
寝室ね。うん。そうだよね。
キュヒョンも、男だもん…ね。


寝室というワードを聞いて考え込んでしまった。

私もキュヒョンも、互いとの肉体関係が未だないからだ。

「あ、変なこと考えてる?そう言う意味じゃなくて、ホントはそうなれたらイイけど、広めの寝室で二人ゆっくり寝たいなって思って。」


「ごめんね。…待たせちゃって。」


笑顔で答えるキュヒョンに申し訳なくて、謝る私。キュヒョンとはホントにキスと手を繋いだり、抱き締めあうだけの関係で、私がどうしてもできなくてキュヒョンは今じゃなくてもいい。と、ずっと待ってくれている。


「…あのさ、実はヒョンたちにヌナを紹介しろって言われるんだ。」


キュヒョンは私のお腹を撫でながら、甘えた口調でねだる。

ずっと彼女がいるのを黙っていたらしく、先日のデートを目撃されていたみたいで、言われたみたい。

「会う?」って聞くから、まぁいっか的に私は頷いた。


キュヒョンの会社の先輩だから、キュヒョンに恥をかかせないようにしなきゃなぁ。

喜ぶキュヒョンを余所に、少しドキドキしたけど。


数時間してキュヒョンは自宅に帰った。

去り際に必ずキュヒョンは私の額、頬、唇とキスをして、「また明日ね」とハグをして帰っていく。一緒に住めばそんなことも無くなるのかな?と思うと、寂しく感じた。



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最近、年下の彼氏ができた。

2つ下で、頭の回転も早く、背が高くて、可愛い顔してハンサム。人にも自分にも厳しくて、でも二人きりの時は私をお姫様扱いする。

私が言うのも何だけど、私にとっては完璧な人。


私が元カレにフラれて落ち込んだときに、朝までお酒に付き合ってくれたり、精神面でも支えてくれた。

そんな彼をいつしか気になって、意識したものの、頭には元カレが過って踏ん切りが付かなかった時に彼から告白された。


「…でも、今は。」


躊躇った。
別れて3ヶ月。
若ければ吹っ切れただろう。
けど、私の年じゃ周りの子もどんどん
結婚してくし、少し戸惑いもある。

でも彼は退かなかった。

「俺、ヌナのこと、ずっと好きだった。彼のことで泣いてた時も奪い去りたかったし、幸せな顔するたびに苦しかった。でも、もう待てない。」

彼の目は本気だった。

少しずつ、俺を知って好きになって。
と言う言葉で、付き合うことにした。








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