イェソンとSUPERJUNIORと、ときどきGACKT -18ページ目

イェソンとSUPERJUNIORと、ときどきGACKT

sJ大好きで、イェソン溺愛&特別扱いしてます。
ELF.JAPAN&DEARSにどっかり、座るSJ新米ファンでG古株ファン
のまったりブログです。


夕べ、ジョンスに部屋まで運んでもらったときの、あの数分が俺の中でぐるぐる渦巻く。


なんで、アイツ…
キスしたんだ?


そのまま毛布でもかけて、部屋に戻ってくれれば俺の気持ちなんて吐きたいだけ吐いたのに。よりによって、ジョンスがでてきて運ぶし…


それに、未だあの言葉が気になる。


寝たふりを決め込んで、ベッドに横たわらせるジョンスが俺にした耳打ち。


「ホントに大事なものは、離れてからじゃ取り戻すのも大変だぞ。早く気づけ。じゃなきゃ…」


俺が起きてるの知ってて言ったのか?

結局、眠れなくなって、アイツのキスのせいで熱くなる顔がなんだか、やり場がなくて朝早くにさっさと出社した。



スタジオに着くと、今日の打ち合わせの為に早く着ていたアシスタント。

小柄で、線が細くて、いつも俺のあとをチョコチョコ着いて歩く。


コイツを始めとしたスタジオのスタッフは、みんな俺のことをヒニムと呼ぶ。俺が呼べといった訳じゃなく、気軽に呼ぶのが恐れ多いとかで…。


だから、俺をヒチョルと呼ぶあの二人に勇気がある。と、言われるのが実は嬉しい。



羨ましいか?ってね。


俺を名指しで…ヒチョルって呼んでいいのは、あの二人だけだ。


特別な女と、特別な男。









……なハズなんだけど。


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「お前への気持ち、もっと大事にしたかったけど。ヒチョルが帰った以上、そうもいられなくなったから…。ごめんね。驚いた?」


え?
どう言うこと?


「あれ?もしかして、自覚…なかった?結構、そんな素振り見せてきたつもりなんだけどなぁ。」


私の腰にジョンスの両腕がまわって、ふんわりと抱かれ私の肩でポツリと呟く。

そして、ゆっくりと唇ではなくて、頬に軽く優しくチュッて唇が触れてきた。


それにハッとした。
慌ててジョンスを突き放した。


「…オッパ?私…」

「分かってる。言わなくていいから。」

「…?」


ジョンスは息を飲んで言った。


「アイツが示さないなら、いつだってお前を奪い去る覚悟はできてるから。だから…。だから、フラれたなんて今は思わない。ちゃんと、ハッキリするまでは僕はお前を諦めないから。」


そうして、ジョンスは私からスッと離れて手を差し出した。


「さっ、ヒチョルが待ってるよ。行こう?」

さっきまでの真剣な顔がフワッと微笑んで、控え室からスタジオへと向かった。


「わぁ、可愛い~!綺麗!いいなぁ♪」


ジョンスに引かれてスタジオに入ると、さっきの女の子が口元に手をもってきてキラキラと笑っていた。


「いいなぁ。私も早く着たいなぁ。」

「お前は当分、無理だろ。」


せっかく誉めてくれてるのに、脇からそうやって貶して…

もっと言い方ってあると思うんだけどなぁ。


でも、ヒチョルの感想も聞きたくて、ヒチョルの前でクルリと回ってみて聞いてみた。


「ヒチョル、どう?」


ちょっとドキドキしながらヒチョルを見つめると、横目で私をチラッと見ると、ヒチョルは鼻で笑った。


「ふんっ。俺なんかより、本命に聞いたらどうなんだよ。」


「…え?」


「おい、ヒチョル、お前何言ってるんだよ。」


さっきまでにこやかなムードだったのが、みるみる固まっていく。


「あれ?お前ら付き合うことになったんだろ?え、違うの?」


どうして、そうなるの?
どういうことなの?


「お前、さっきからどうしたんだよ?」


ヘラヘラするヒチョルに、険しい顔に変わるジョンス。何の事か意味がまったく分からない私は、ジョンスの陰に隠れる。


「なんだよ。まだ、言ってないのかよ。お前、ジョンスのこと好きなんだろ?よかったじゃねぇか。両想いになって。晴れてホントのカップルでウェディング写真だな。」


なんで?
なんで、そうなるの?






なんで…?








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入ってきたのは、白のタキシードに身を包んだジョンスだった。


「わぁ!オッパ、カッコイイ!」


ビシッと決めたジョンスは、照れながらも部屋へ踏み入れる。

そして、ゆっくりと全体を眺めるように私を見て、顔を赤くして笑う。


「お前も、凄く綺麗だよ。」


優しく切り出してくれる。


「ホントの結婚する夫婦みたいだね。」


ニコニコと笑窪作って照れ笑いするジョンス。ヒチョルなら、なんて言ってくれるんだろう?

目の前にジョンスがいながら、ヒチョルのことが頭に過る。




「ね、話があるんだ。」

「なぁに?」


タキシード姿のジョンスにドキドキしながら、上目で聞いた。


「ずっと、言おうと思ってたんだけど。俺…お前のこと、…好きだ。」


そうして、私に近づいて突然のことで固まる私の腰を引き寄せて抱き締めた。





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翌日、私もジョンスも、ヒチョルのスタジオで打ち合わせがあって赴いた。

通された部屋は、既にセットも組まれていて少し緊張した。


アイボリーの壁に深みのあるブラックの、カーテンが幾重にも重ねて、シンプルだけど豪華なセット。


「お、きたな!」

「今日はよろしくお願いします。」


ヒチョルの声に、ジョンスが答えた。


「止めろよ。俺は仕事も気楽にしたいんだ。いつも通りに話そうぜ。」


「…ヒチョル。他にもスタッフさんがいるんだから。」


そう言うヒチョルに耳打ちすると、ヒチョルはケロッとして言い返した。


「いいの。じゃないと、仕事になんねーから。」


カメラを弄りながら話して、レンズをみる。


「はぁ。分かったよ。」


ジョンスが苦笑いしながら受けるので、私も仕方なく付き合うことにした。


「あ、この方たちが、ヒニムの幼馴染みの人ですか?」


「ヒニムって、まさか、そのアダ名でスタッフさんに呼ばせてるの?ヒチョル。」


ヒョコッと顔を見せて話しかける小柄で線の細い女の子。私との会話にビックリした顔でヒチョルの裾を掴む…。


「ヒニムのこと、ヒチョルって呼ぶ人、始めてみました!」

目を真ん丸にして問うその子を、私は純粋に可愛いなって見てるとヒチョルがシレッとした顔で


「あぁ、ただの幼馴染みだよ。妹分みたいなもん。」


「そうなんですか?」




あれ?なんだろ?
ちょっと、胸がチクチクするんだけど…




そっと胸に手を当てて、痛むソコを押さえた。


「どうした?」


ジョンスが優しく見下ろすから、何もなかったように首を横に振って打ち合わせを始めた。






「とまぁ、こんな感じでいいだろ。」


小一時間。打ち合わせを済ませると、早速、衣装の試着が始まった。


いくら、プロモデルが苦手と言われて、仕方なく受けたモデルでも、やっぱり緊張する。

感じも掴みたいから、本番使用にメイクから何までセットされた私とジョンス。


別室で待機してると、ドアのノック音が聞こえた。


「どうぞ…」







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数日して現場復帰していったヒチョル。

毎晩、2時3時に帰ってくるのはざらで、ほとんど食事を胃に入れずにアルコールを取るからベロンベロンで帰ってくる。

きっと取り巻きの女の子たちと飲み歩いてるんだろう。


「お~い、メ・シ♪」


帰ってきたら必ず言うセリフ。
寝てたら起きるまで騒ぎ立てて、近所迷惑になるからずっと起きてる。

ジョンスが代わりにやるから。って言ってくれるけど、それじゃ私がしたいって言う意味が無くなるから。いつも上手く断ってる。


いつか、私じゃない誰かと結ばれるまで、せめて細やかな時間を独り占めにさせて?



そんなことを心で思いながら。



「ヒチョル~。たまには早く帰れない?体、壊しちゃうよ?」


「俺の勝手だろ~?なんだよ、イヤなのかよ。」


「違うよ。お酒ばかりだと、体壊しそうで…」



って、寝ちゃった。


2年前までこんなに、そっけない感じじゃなかったのになぁ。


前髪で隠れるヒチョルの顔が見たくて、掻き分ける。すごく、整った顔。

そっと頬に触れてみて、唇に目が行く。


静かに寝息をたてて、眠るヒチョルにそっと顔を近づけて…




そっと唇に口づける。




時が止まったように、甘く香る一瞬だった。
パッと離れて、毛布をヒチョルにかけるとジョンスが部屋からでてきた。


「あぁ、ヒチョル寝ちゃったのか。よし、僕が運ぶよ。ドア、開けてくれる?」


そうして、ドアを開けるとジョンスはヒチョルをベッドに寝かせた。

ドアの所で私は二人を見ていたけど、無意識にしてしまったキスで熱くなる唇が気になって指先で触れたまま、少しボーッとしていた。


「お前も眠たいんじゃないか?」

「…へ?」

「目が虚ろ。オッパが添い寝しようか?」

「あ、あぁ。大丈夫!ありがとう。おやすみなさい。」


そうして、逃げるように自分の部屋へと入り込んだ。


ジョンスにちょっと、悪かったかな?



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