イェソンとSUPERJUNIORと、ときどきGACKT -17ページ目

イェソンとSUPERJUNIORと、ときどきGACKT

sJ大好きで、イェソン溺愛&特別扱いしてます。
ELF.JAPAN&DEARSにどっかり、座るSJ新米ファンでG古株ファン
のまったりブログです。


ヒチョル、変に思ったかな…?
さすがに、あんな風に言われて堪えちゃった。帰って謝んなきゃ。

でも、足が痛い。


慣れないヒールで、スタジオを飛び出したから靴擦れになって皮が剥けたりして歩けそうにない。


いくら春だからっていっても、こんな露出があるドレスじゃ寒いし…


「…どうしよう。」


そんな風に公園のベンチに座ってると、フワリと白いジャケットが肩にかけられた。

振り向くと息を切らしたジョンスが心配そうな顔して私を見下ろしていた。


「大丈夫?」


「オッパ、ごめんね。すぐ、帰るから。」


「先方も、ヒチョルにも非があるから気にするなって。今日は取り合えず帰っていいみたいだよ。」


「でも、ドレス…」


ジョンスは隣に座って、そっと頬に触れてきた。


「いいから。」


心配そうな顔して、ただそれだけを振り絞るように答えた。そして、壊れ物でも触るかのように私の頭を自分の肩に引き寄せて撫でてくれる。


「なんで、僕じゃなくてアイツなんだろうな…」


ジョンスの声は苦しそうで、切なそうで、ズキッと胸に痛みが走る。


「ふふっ。ごめんね。こんなこと言ったら、急かしてるみたいだし、お前も焦るよな。ごめん。」


ジョンスは頭を撫でてから、私の前に来て背中を見せてしゃがんだ。


「ほら。足、痛いんだろ?オッパがおぶってあげるから。乗りな?」


「え?いいよぉ、私、重たいし。歩けるから。」


ホントは嘘。
痛くて歩けないけど、気が引けて断るとジョンスが口を尖らせて立ち上がった。


「じゃあ、お姫様ダッコする?そっちの方が恥ずかしいよ?」


ジョンスは ん? って優しく笑って、私も甘えることにした。

そして、筋肉質なジョンスの肩にそっと手を添えて体を任せるとフワリと体が浮いた。小さな私にはジョンスよりも少し高い視界と、ジョンスの背中の温かさにときめいた。






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アイツはドレス姿のまま、外へ飛び出した。


ジョンスがアシスタントに頼んで後を追わせたけど、ジョンス、目が座ってる。



「…お前。なに、やってんだよ!」


「ホントのことだろ?普通、喜ぶとこじゃね?」


「俺が言ったこと、聞かなかったフリする気?お前がハッキリしないなら、俺、いつだってアイツが嫌がっても奪うよ?」


「…はっ、何 言ってんだか分かんねぇよ。分かるように言えよっ!」



もう、こうなったら逆ギレだよな。
ジョンスも、俺も臨戦態勢だ。まわりのスタッフも身構えてるのが分かる。


ジョンスは凄い剣幕で俺の胸ぐらを掴んだ。俺も何くそって、ジョンスの胸ぐらを掴んでいつでも、互いが殴れる状態。


スタッフも、小さく落ち着いてって制止するけど、聞いてなんかいない。耳に入りもしない。


「分かんないなら、教えてやる。アイツ…お前が好きなんだよ。俺に…言わせるなよ。」


ジョンスは突き飛ばすように、掴んだ手を離した。



「お前は、違うのかよ。お前だって、好きなんじゃないの?そう思うのは、俺だけ?」


な、んだよ。それ。
アイツが俺を…好き?
は?ジョンスじゃねーの?
俺?


だって、そんな素振り見せなかったじゃん。それに、俺がアイツを……好き?


ズルッとジョンスの胸ぐらから、俺の手が滑り落ちる。


スタッフが何か言ってるけど、ジョンスの声しか聞こえない。


アイツの傷ついた目が頭にチラついて、訳がわからなくて、側にある椅子に後ずさるように座ると、ジョンスは何かをスタッフに言って走って出ていった。



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スタジオに戻ると、少し遅れて二人が衣装を着て戻ってきた。


アイツ、マジで綺麗だ。


アシスタントが横で可愛いって騒ぎだして、アイツの隣ではタキシードきたジョンスがニコニコとアイツを見てる。


次第にイライラするし、なに、このモヤモヤした気持ちは…。なんか、胸くそ悪い。


そんなグルグルした気持ちでボーッとしてると、アイツが「どう?」なんて聞いてくるから、余計に腹が立つ。


俺の気持ちも知らずに。


「ふんっ、俺なんかより、本命に聞いたらどうなんだよ。」


やばいっ、止まんないぞ。
やめろ、俺っ!


ジョンスが小さく、俺に注意するけどまるで俺が俺じゃないみたいに、口が動く。


「あれ?お前ら付き合うことにしたんじゃないの?え、違うの?」


「お前、さっきからどうしたんだよ?」


まわりの空気が張り詰める中、もう笑うしかなかった。そんなつもりじゃないのに、ホント、どうしたんだろ。俺。


「なんだよ。まだ、言ってないのかよ。お前、ジョンスのこと好きなんだろ?よかったじゃねぇか。両想いになって。晴れてホントのカップルでウェディング写真だな。」



言っちゃいけないセリフ言ってしまった。


俺、マジで終わりかも。




アイツ、泣きそうな顔してた。
傷ついた目してた。





俺、サイテー。


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なんとなく、行っちゃダメだって頭で叫んでる自分が居たけど。

それとは、裏腹に足は動いてて、無意識にそんなつもりはなかったけど、扉越しに二人の様子を伺っていた。


なに、話してるんだ?


半分は興味本意。もう半分は、聞きたくない気持ちもあって怖かった。


「…好きだ。」


ジョンスの言葉が聞こえた。


は?今、アイツに何て言った?


思えば帰ったその日にジョンス、言ってたっけ?


そろそろ、自分の気持ちを伝えるって。
軽く流してたけど、ホントだったのか。


どうしよう。どうしたらいい?

ホントは聞きたくなかったジョンスの気持ち。


アイツは?アイツは、どう思ってる?

て言うか……




アイツをジョンスに渡したくない。




そっとドアの隙間から覗いてみた。
でも、見るんじゃなかった。




アイツとジョンスがキスしてるとこなんて…みたくなかった。



俺の所有物を取られた気分だった。
アイツは、俺の所有物なんかじゃないのに。


次第にイライラも募って、ジョンスがアイツにスタジオへ行こう。と言う声が聞こえて慌てて先にスタジオへ戻った。



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約束の時間に二人は来た。

挨拶もそこそこに、打ち合わせを始める。

アイツとアシスタントは俺と二人が幼馴染みと知ると更に、ウマがあったみたいで時間が空いたりすると、二人で楽しそうに話していた。



合間に俺や、ジョンスに話をフッてきたりするけど、夕べのことがチラついて少し冷たい態度になってしまって、ちょいちょいジョンスに注意されたげど…

ほとんど、頭に入らなかった。


そうこうして、衣装合わせの為に二人が控室に引っ込むとアシスタントが駆け寄る。


「ヒニム、オンニって凄く可愛い人じゃないですかぁ!なのに、ずっと片想いしてるなんで、勿体無いですよね。」


「…片想い?」


「結構、長い間、その人に片想いしてるみたいですよ?でも、自分もその人も、そう若くないし、頑張って、告白しようかな?って。」


誰だ?
片想いの相手って。


「…あ、誰か気になります?なんでも、その人。自分の2個上で付き合いも長くて、優しくて、男らしくて、ちょっと子供っぽいけど目が離せなくて、その人のことを考えるだけで胸がいっぱいになるんですって!」


それ、ジョンスじゃねーか?


「…で、オンニ…」

「もういいから、黙れよ。」


次第にイライラして、ついアシスタントに酷い風に切ってしまった。

ニコニコ話すアシスタントの表情が、一瞬で固まって凹むのを視界の端で映った。


謝る余裕がなくて、少し間を置こうと控室へ二人を呼びに行こうとすると、丁度ジョンスが着替え終えたのか、アイツの控室の前で真剣な顔して立ち止まっていた。







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