【本番において】

 休日の午後,3時間の長丁場です。日頃から体力作りに努め,体調を整えて臨みましょう。以下は私の作戦です。

 苦手な聞取りは聞きながらメモを取る,選択肢が読み切れず、即座に回答できない分は、潔く後で回答する(2回読みの問題で回答時間に余裕ができた場合全部終わって,作文の時間に少々食い込ませる場合もあり)。とにかく,あわてて回答リズムを崩さないことが大切。私にとっては,1回読みの後半がヤマでした。

 作文は順番どおり。長作文は使用候補の文法をいくつかメモっておく,日本語での構想をさっと作って、どんどん書く。

 読解。聞取りと作文で疲れているので,難しい40番代からさかのぼって回答。苦手な高級小説は一番最後。後ろからはじめるのは最初に5級に受かった時に,頭が疲労して、40番代以降,あまり頭が働かなくなったという経験をしたからです。今なら頭から読んでも大丈夫かもしれませんが,老眼が入って,別の理由から読むのがたいへんになっているので,今後も安全策をとって,最後からさかのぼって回答しようと思います。

 

 最後に

聞取りに関してはなかなか手応えが得られず,それ故か,読解も伸び悩み,正直,限界を感じることもありました。聞取りは個人差が大きく,比較的容易に聞き取れるようになってしまう場合と,なかなかという場合の格差が大きい,前者のタイプの方に後者の感覚があまり理解されない,トレーニングの効果が現れるのに時間がかかるといった辛さもあったように思います。

しかし,とにかく嘆いていないで,やらなければ絶対に聞こえるようにはならないと考えて,「できない事実」に気持ちをくっつけずに取り組むよう心掛けました。

2018年春に向けては上の子の進路もあり,集中した取組はしにくかったですが,3月頃に以前とは聞こえ方がかわったような手応えがあり,終わった直後にはなんとか滑り込めているのではないかとの予感もしていました。

 最初に述べたとおり,6級をとったからといって何が変わるわけではありません。それでも何となく見晴らしがよくなり,次のステップにという意欲もわいてきたりもします。

 この度,うまくいった方はそれを糧に次のステップを具体化してシェアしていただけると嬉しいです。残念だった方は、ご自身の弱点や克服方法を具体化して,それ焦点化した取組を続けるとともに,TOPIKの出題傾向等,すなわち「対戦相手」をよく研究して,1点でも多く得点できる作戦を考えていかれるのも一つだと思います。

 先にも述べましたが,私は当面,標準的な韓国語に触れる機会として,年1回はTOPIKを受験することを予定しています。次回は,「なんちゃって6級」を脱却し,作文70点,読解・聞取りともに90点で250点を目指したいと考えています。

     頑張ります。