たまに見かけるフリー冊子
『年刊 田原坂』

そうそう‼️
わたしも「会津と熊本」って遠いんだけどなんだか縁がある
と思っていたので、読んでみました!

去年、憧れて行ったからか~💕💕
んも~~本で読んで勉強したことと実際に身を置いて現地で感じることがつながると
興奮するよね

机上の空論と体験が合致する瞬間
ヘレン・ケラーが水を「ウォータァァァァ!!!」とはじめて認識したときの感動の興奮と同じ
この冊子のなかで特に、書き留めたいと思った箇所は↓
小泉八雲
(ラフカディオ・ハーン)

熊本にゆかりのあるひとが、会津藩士だった先生に憧れてたっていう!サムライ萌えだったのかなー♥️笑
ラフカディオ・ハーンは熊本の気質に合わなかったみたいだけど💔
柴五郎についても載ってて、久しぶりの再会のようで嬉しかったァ

韓国と日本の問題、ニュースを見るたびに考えるたびにわからなくって!
韓国はなんだか苦手意識があるf(^^; 実際に韓国人と話してみると大丈夫なんだけどね、、、
ど~したもんかなぁ???と考えてたから、柴五郎がそのヒントになるかもしれん‼️と解決の糸口が見えた気がした

以前読んだ本からメモしてたのを抜粋↓
排外主義、貧困、テロ、宗教など
この事件の背景にある諸問題は驚くほど現代社会と共通する。
当時を深く考えることで、むしろ将来的な解決策を見いだす参考となりうる。
ゲッセマネの園でイエスがぺテロに言った
"すべて剣を取る者は剣によって滅びる"
「櫻井君。きみたちだけに戦わせてはおけない。僕らもこれまで誇りを持って働いてきた。穏やかで、自然を愛で、伝統を重んじ、支えあう。それが日本人だよ」
過去に感じたことのない感情が、櫻井のなかにひろがっていった。これが連帯感というものだろうか。
もともと農民ですら読み書きができ、数字に強かった。勤勉で勤労、集団を重んじ、貧しい生活にも耐える。まるで国民全員が軍人だ。
昼夜問わず東交民港の街路を警備する日本の兵士を見て、おぼろにわかってきた。
武士の時代、日本はどの藩だろうと、あまり変わりはなかった。我慢強く、謙虚で、情け深く、潔い。会津藩も一緒だ。
だが戦に負ければ賊軍となる。官軍により本質すら歪んで定義づけられる。
よく覚えておくことだ。戦をするなら勝て。官軍になれ。賊軍は貶められる運命だ。官軍は戦を正当化する。賊軍は信念を誤り滅ぼされる者たちだった、そう烙印を捺される。だから勝て。しかし万が一にも敗北に至った場合は…
生き延びろ。そして誇りを忘れるな。自分のなかにある真実を、戦場から持ち帰れ。
なぜ柴が当初、控えめな態度をとっていたのか、いまなら理解できる気がする。柴は外国人の自尊心の高さを知っていた。我のぶつかり合いになったのでは、信頼など築けないとわかっていた。自国を認めさせるのは、解決困難な問題に直面した時の対応にある、そう考えていた。だから見栄にとらわれず、誰に対しても頭を垂れ、穏やかに接してきたのだろう。弱腰などではなかった。人間性にこそ真の強さがある。
われわれのためだけではない。日本という国に生きる子や孫のために。
世界に認められ、文化が存続し、人々の幸せな暮らしと平穏が保たれる近代国家となるために、ここで戦う。
さまざまな思いが心を通りすぎていく。なにもかもが自分のなかにある、偽らざる感情なのだろう。正直に生きればいい。果たしうるすべてを果たす。成し遂げられたなら、きっと安藤も誇りに思ってくれる。そう信じたい。
「この籠城を通じ悟ったことがある。仲間を失いたくないという願いは、だうしようもなく正しい。会津藩はむしろ私にそんな思いを託してくれたのだと感じる」
この事件の背景にある諸問題は驚くほど現代社会と共通する。
当時を深く考えることで、むしろ将来的な解決策を見いだす参考となりうる。
ゲッセマネの園でイエスがぺテロに言った
"すべて剣を取る者は剣によって滅びる"
「櫻井君。きみたちだけに戦わせてはおけない。僕らもこれまで誇りを持って働いてきた。穏やかで、自然を愛で、伝統を重んじ、支えあう。それが日本人だよ」
過去に感じたことのない感情が、櫻井のなかにひろがっていった。これが連帯感というものだろうか。
もともと農民ですら読み書きができ、数字に強かった。勤勉で勤労、集団を重んじ、貧しい生活にも耐える。まるで国民全員が軍人だ。
昼夜問わず東交民港の街路を警備する日本の兵士を見て、おぼろにわかってきた。
武士の時代、日本はどの藩だろうと、あまり変わりはなかった。我慢強く、謙虚で、情け深く、潔い。会津藩も一緒だ。
だが戦に負ければ賊軍となる。官軍により本質すら歪んで定義づけられる。
よく覚えておくことだ。戦をするなら勝て。官軍になれ。賊軍は貶められる運命だ。官軍は戦を正当化する。賊軍は信念を誤り滅ぼされる者たちだった、そう烙印を捺される。だから勝て。しかし万が一にも敗北に至った場合は…
生き延びろ。そして誇りを忘れるな。自分のなかにある真実を、戦場から持ち帰れ。
なぜ柴が当初、控えめな態度をとっていたのか、いまなら理解できる気がする。柴は外国人の自尊心の高さを知っていた。我のぶつかり合いになったのでは、信頼など築けないとわかっていた。自国を認めさせるのは、解決困難な問題に直面した時の対応にある、そう考えていた。だから見栄にとらわれず、誰に対しても頭を垂れ、穏やかに接してきたのだろう。弱腰などではなかった。人間性にこそ真の強さがある。
われわれのためだけではない。日本という国に生きる子や孫のために。
世界に認められ、文化が存続し、人々の幸せな暮らしと平穏が保たれる近代国家となるために、ここで戦う。
さまざまな思いが心を通りすぎていく。なにもかもが自分のなかにある、偽らざる感情なのだろう。正直に生きればいい。果たしうるすべてを果たす。成し遂げられたなら、きっと安藤も誇りに思ってくれる。そう信じたい。
「この籠城を通じ悟ったことがある。仲間を失いたくないという願いは、だうしようもなく正しい。会津藩はむしろ私にそんな思いを託してくれたのだと感じる」