春日の日常

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春日の日常の出来事を淡々と綴る日記です。

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毎年5月に開催される地元のマラソン大会として経ヶ岳バーティカルリミットと言うものがある。長野県南箕輪村の大芝高原をスタート地点として、経ヶ岳の山頂まで登り戻ってくるロングコース21kmか、5合目が折返し地点となっているショートコース12kmにエントリーできる。

自分は毎年12kmのショートコースにエントリーしていて、今年も出場予定である。
このマラソン大会、‥いやトレイルラン大会と言った方が正確かもしれない、は折返し地点までは想像通り永遠と登りが続き、登山道に入ってからはその傾斜の厳しさからトップランナークラスでなければほぼ走ることは困難な鬼畜コースになっている。平地の大会と比べて脚へのダメージが凄まじく、ゴール後に足が攣るのは毎回である。例えショートコースと言えど生半可な事前準備では酷い目を見ることは明らかなのだ。
本格的な練習をしていた学生時代と比べれば全然走っていないが(種目は短距離だったが)一応趣味はランニングですと豪語しているので、目的は体力、健康維持も、定期的なジョギングは欠かさないようにしている。
それでも今回のレースに適応する為には距離を多く踏む必要があると思い、先週から長めの距離を走るよう心がけている。
 
そんな中、今日は朝から晴天で気持ちの良い春風が適度に吹いている走らなければ勿体無いと思えるようなランニング日和だった。早速自宅アパートをスタート地点として、長めの距離を走る事にした。
 
伊那市上の原のアパートから、高遠方面へ進む、1㎞ほど走るとモーターやカードリーダーなんかを製造している日本電産サンキョーの工場がある、敷地内に無数の桜の木が等間隔で植えられており、花見をするには困らない環境だなと思ったりする。サンキョー付近の信号機で誰かに声をかけられた様な気がした、その時は空耳かなと特に気に留めなかったが、後に仕事の後輩が車から自分に向けてメッセージを発していたことが判明した。無視して悪かった。
その信号機から美篶地区の六道の森を横目に、田園の広がる見通しの良い道をひたすら東へ登って行く。景色を遮る建造物や高低差がほとんどないため、360°見渡せてマサイ族並みに視力がアップしそうな場所だ。ここは以前飛行場があったため、こんなにも開けた風景になっているらしい。5キロほど登ると、もう花びらが散ってしまった今、殺風景なのだが春の桜が綺麗な笠原の泉がある。そこを折返し地点として伊那市の西東に走っている高遠線に降りる事ができる。高遠線を右折し、JA美篶支所の辺りの分岐を美篶小学校の方に入り、あとはひたすら西へ、卒業した東部中学校まで走る。中学校の近くを通ると懐かしさと同時に、何か後ろめたいような気持ちになる。高校もそんな感じなんだろう。以前は自分の居場所だったけど、今はもう違っていて、ここには今を生きる学生がいると思うと近づいてはいけないように思えてしまう。
ここまでで、約10キロだった。東部中学校を通り過ぎ、伊那公園まで行き、公園の中をぐるっと回り、テニスコートの坂を登り切ればもうゴールは目前だった。この最後の坂が脚にくる、今日は股関節へのダメージが大きい、特に右の付け根が痛む、が登り切ればもう視界に住み慣れたアパートが見える。
最後は頑張ってスパートし、なんとかゴール。 走行距離は11、5キロ。まあまあだった。
大会に向けてこれからも頑張ろう。