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春日の日常

春日の日常の出来事を淡々と綴る日記です。

数年前から胃の調子が悪かったため、消化器内科を受診して来た。数年前から悪かったのだから今更行くのはおかしいと言われそうだが、もっともな意見で診療所を受診するのが億劫だったので放置しておいたら最近悪化してしまった。
主な症状としては嘔気、頻回のげっぷ、胃痛である。最近食道を食物が通ると痛みを感じる事があり、流石に病院に行こうと思いたったのだった。
先生は症状を言うと神妙に頷き、逆流性食道炎の可能性を示唆した。ピロリ菌の可能性もあるらしい。直ぐに内視鏡検査ができるようで、どうするか聞かれた。
最初から胃カメラ希望だったため即答するとすぐに検査室に移動してベッドに横になり検査が始まった。まずはキシロカインスプレーを喉に吹きかけられた。次第に口の中が麻痺してくるのが分かり、唾液の飲み込みが困難になった。蠕動運動が麻痺したのだ、よだれが呑み込めないのでティッシュで溢れてくるものを拭うしかなかった。また、右手の静脈路に点滴をし、そこから麻酔薬プロポフォールを投与された。
「眠くなってきたら目を閉じてくださいね」
担当の看護師さんはこう言ったが、眠くなったのか判断がつかないまま意識を消失して、気がついた頃には内視鏡検査は終わっていた。飲み過ぎて記憶がなくなった人達はこんな気持ちなのだろうな、とか考えながら立ち上がったが、麻酔がまだ効いているようで、足取りがおぼつかなかった。
しばらく待合室で頭が働かない中ボケ〜としていると、診察室に呼ばれた。検査の結果を伝えてくれるのだろう。
「食道に炎症がありますが、治りかけです。胃の中は特に問題ありませんね」
内心ほっとした、もしかして、癌とか?考えられるんじゃないか?とか、健康番組を観た後並にネガティヴな思考になっていた部分もあったからだ。
「麻酔が効いているので1時間は運転しないでください。薬を処方しますので、投薬で良くなれば受診の必要はありません。何かあったらまた来てください。」
先生はそう言うと軽く会釈した、横にいた看護師がそれではお大事にと言ってジェスチャーで診察が終わったことを告げた。

食道に炎症があったため、保険が適用されて3割負担ですんだし、異常がない事も確認できた。なにより麻酔があれほど効くものだとは思わなかったため良い経験になった。