こんにちは!

 

 

LINDAですっ!

 

 

26年前の今日、

「お母さん」になった。

 

朝7時前に陣痛を感じ、

タクシーで病院に行き、

そーとー待って、お昼前に入院。

 

お昼ごはんはカレーだった。

 

おなかが収縮して、ぎゅうっと痛くなるたびに

いきみ逃しの術を使う。

油断すると、お尻の穴から内蔵を抜かれそうになる。

(わかる?この表現)

 

 

そして、夕方になってやっと分娩室へ。

 

 

切迫早産したせいで、大きい病院での出産だった。

そのため、お産のいろんな準備は

実習生さんがやってくれた。

 

不慣れな実習生なので、

順番を間違えたりもする。

 

それを、指導看護師から

「それじゃ、不潔になっちゃったでしょ?」

「最初からやり直しね」

と指導されてた。

 

「すみません。。。」と申し訳なさそうに

セッティングしたものを全部はずし、

また最初からやりなおし。

 

このとき、医療の世界での「清潔」と「不潔」について

陣痛と闘いながら、あたしも学んだ。

 

 

夕方に分娩室に入って、夜中の11時、

日付が変わる直前に、長男は生まれた。

 

 

その間、微弱陣痛のせいで一旦休憩が入り、

やさしい実習生さんが、いろいろ話しかけてくれたりもした。

 

当時のダンナは、仕事を早退してかけつけてくれ

病室では腰をさすり、

分娩台のとなりではお茶を飲ませてくれた。

たぶん、このときがマックスだったと思う。

 

 

生まれてからは、毎日写真を撮った。

最初の子どもあるあるだ。

そして、産後鬱に似た感情も味わった。

これが親になることなんだと、実感した。

 

今までは、自分が優先の生活だった。

でも、これからはちがう。

子どもが最優先なのだ。

 

それを実感したとき、急にこわくなった。

親になるための、なれるだけの覚悟が足りないと思った。

自分の両親への感謝の気持ちが

それまでのものと全然違うものに変わった。

 

 

そうやって、親業も26年目。

 

お手本は、いつも自分の母だった。

母がしてくれたことを、子ども達にもしてきた。

もし、孫ができたら、

母が子ども達にしてくれたことを、今度はあたしがしてやりたい。

 

 

誕生日おめでとう。

親にしてくれて、ありがとう。

 

正直、夢や目標がもてない日々かもしれないけど

応援してるからね。