溜まったマイルの消化に知床へ。猛暑の続く東京とは異次元の涼しさ。まずは、小さい頃から行きたかった摩周湖へ。地元の人にも珍しいと言われたほどの晴れの日で、神の子池~屈斜路湖~阿寒湖と周辺のカルデラ湖を一気にめぐりました。
知床では、ヒグマの繁殖期のため、ガイドさん付きで知床五湖を一周。一見、静かな森にも激しい競争があり、「植物から学ぶ生存戦略」を学びました。20年やっているというガイドさんは、「知床には、日々新たな発見がある」と楽しげに語り、本当に知床が好きなのだと感じました。
豊かな生態系とそれを守る地元の協力があっての世界遺産認定。一方で、鹿の繁殖により植物が減って他生物が減少、ドングリが取れなくなったことからヒグマが人家に現れるなど、気候変動の影響は顕著。ユネスコも知床の生態系保全に乗り出し、環境問題も考えさせられる知床探索でした。