遺体のビジネス | "Food for Thought"

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日々考えていることを、自分の思考をまとめるためにも書きつづっています。

友人の奥様がお亡くなりになり、葬儀に参列しました。長らく闘病されており、さぞかし大変だったと思います。帰りがけに「お顔をご覧になって下さい」と言われ、やつれた姿を想像しつつ拝見すると、昔のまま。何となくほっとしました。


たまたまそんな話をしていたら、取引先の企業がご遺体の処置に関係しているのだそうです。



こうした処置は、古くはエジプト時代からあったそうですが、急速に進んだのは、米国の南北戦争から。西海岸から東海岸方面へ出征した兵士の遺体を、飛行機などがなかった時代、どうご遺族のもとへきれいなまま運ぶかと言う観点で工夫がされたのだそうです。



現在、ホルマリンは発がん性があるため、特別の空調施設がなければ作業できず、また遺体から血液やその他の体液を抜いて処置する際にも、特別な施設が必要。よって、そうした施設を専門に手掛けているのだそうです。いやいや、色々なところにビジネスがあるものです。



ただ、きれいなご遺体を見ることができたのは、友人としても(何故か)安心しました。何となく、そのままの姿で天に召されたのではないかと思ってしまいます。そう考えると、これも立派な社会貢献かもしれませんね。