IRと広報(2) | "Food for Thought"

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日々考えていることを、自分の思考をまとめるためにも書きつづっています。

【童話】 東村と西村

むかしむかし、ある山のふもとに、東村と西村がありました。どちらも普通の村なのに、冬になると、決まって東村に火事が起こります。東村の消防士さんは、いつも消火活動に大変。それに対して、西村の消防士さんは村の掃除ばかりです。村の人たちは言いました。

村人A:「東村の消防士さんは大変だ。でも、あの人たちがいるから、みんなが無事に暮らせる。」
村人B:「そうそう。それに比べて、あの西村の消防隊は、いつも掃除ばかり。暇なんだね。」

当然、西村の消防士たちにも、村人がどう噂しているかを知っています。彼らも、本当はカッコよく、ホースを担いで、華麗な消火・救助活動をしたい・・・。そして、そのための訓練も万全にこなしているのです。

でも、西村の消防士たちは知っていました。

冬になると、決まって火事が起こるのは、山から吹き下ろされる落ち葉が原因であることを・・・。そして、一旦、火事になると、村人の財産のみならず、愛する人たちをも失うことがあることも・・・。

村人に何と言われようと、冬が近くなれば、西村の消防士たちは、箒を持って落ち葉を掃き続けるのでした。

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IRは、地道な活動である。うちのメンバーは、年間に1000人もの株主・投資家とミーティングを行っている。それで、何かが劇的に変わるわけではない。しかし、地道な活動がベース・ロードをつくって、大惨事になることを免れている。派手な活動やパーフォーマンスではなく、目には見えない地道な活動こそが、本当に重要なことなのだ。