昨日、あるファンド・マネージャーと飲んだ。
「まだ駆け出しなので・・・」と、200億円「しか」任されていないらしいが、昨年の運用パーフォーマンスは年率20%だったとか。中国株への投資でこれだけの実績をあげたそうだ。来週いっぱい、中国の企業を訪問するらしく、毎日6件のミーティング(つまり一週間で30件のミーティング)をこなさなければいけないとぼやいていた。
いまの低金利や株価低迷を考えれば、年20%もの利回りをあげるのは相当のことだ。かつて、バックパッカーで、中国全土をくまなく旅行したという「土地勘」が幸いしているのかもしれないが、この実績はすごい。
それにしても、やはり資金は日本を見限って中国に行かざるを得ない。「中国がだめになったらどうするの?」と聞けば、「次はインドを狙っているので大丈夫」なのだとか。
結局、お金が入ってこなければ、国も企業も発展しない。「運用益をあげなければ、即クビになる」と言うファンド・マネージャー達にとって、国境の概念はない。日本のファンドでも、いわゆる「ホームグランド・バイアス(自国の投資先を選好すること)」なしで世界へ資金を供給しているのだ。
結局、お金が入ってこなければ繁栄はない。如何に魅力的な国・企業となるか。本当は、それだけを考え続けることが重要なのだ。