小論文課題:スポーツと法律問題について | 日常メモ

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「スポーツと法律問題」について,あなたの考えを述べなさい。
  (1時間・800字)

 (1)出題趣旨
     スポーツの分野では,近年まで法律とは無関係だと考えられてきました。これは,スポーツをしている者はスポーツにのみ集中していれば良いという考え方や,スポーツ中の事故は「正当行為」(刑法35条)として,違法とは考えられていなかったことが影響しています。
しかし,プロ野球選手が大リーグの球団と契約する場合のように,代理人を立てて,交渉すると行った場面が多く見られるようになってきました。また,スポーツ仲裁裁判所などに仲裁の申立てをするケースもあります。
このように,今やスポーツは法律とは切っても切れない関係にあります。今後はより一層スポーツと法律問題との関係が重要となってくるでしょうから,頭に入れておいて損はないでしょう。

 (2)参考答案例
     スポーツにおいては,スポーツ中の事故が犯罪とはならないとされていたり,契約については相手方の契約条件に従えば良いと考えられていた時期がある。しかし,現在では代理人を立てて,相手方と契約条件について話し合うといった選手も多くいる。では,スポーツ,特にスポーツ選手にとって法律は必要なのだろうか,考えてみたい。
     この点,前述のように,スポーツ選手はスポーツにのみ集中していれば良いので,法律は不要であるという考え方もある。
しかし,スポーツ選手には,スポーツをやるという権利が保障されており,自己に有利な条件を交渉したり,損害を賠償してもらうといった保障をしてもらうことで,安心してスポーツに取り組める。また,スポーツ選手も,スポーツを他の雇用と別異に考える理由はなく,使用者・従業員の関係と同じように契約内容について納得した上でスポーツに従事できれば,生活としてのスポーツとしての環境整備も整っていくといえる。
このように考えると,スポーツ選手にとって,法律は安心してスポーツを実施する上でも,生活していく上でも重要であり,スポーツ選手にとって法律は必要である。
以上にように,私はスポーツ選手にとって,法律は必要であると考える。