応援したい ただ、それだけ | 不人気ブログランキング1位からの転落ブログ

私は昔、サッカーをやっていた。


現在のように、Jリーグもなく、


ワールドカップ出場などは夢の世界だった頃。


当時、とあるサッカー大会で


フォワードとして出場した。 


フォワードというポジションは、


日本代表で言えば、たとえば本田圭佑のポジション。


だから、フォワードは、ゴールを決める事が最大の使命だ。


しかし、相手チームの方が格上な事は、戦いをする前から


相手チームの実績やメンバーを見ると、


自分のチームが相手チームより弱く、負けるであろう事は


誰の目にもわかりきっている状況だった。


試合が始まってからも、ディフェンス一方で、相手のミスがないと


ボールを奪えない。


ボールを奪っても、パスが通らずすぐに相手にボールを取られてしまう。


試合開始から、10分しか経っていないのに、


既に4点も取られて、どこかみんな早く終わらないかな、


恥ずかしくて、早く逃げたい気持ちしかなかったことを覚えている。


特に私は、フォワードだったので、得点を決める役目を負っている。


しかし、その役目が果たせない。 


そんな時、がんばれー と必死に声を張り上げて応援してくれる仲間がいた。


とても恥ずかしいのだが、


当時、片思いだった子の声を、フィールドからは遠いにもかかわらず


がんばれー 負けるな! の声がはっきり聞こえた。


いや、聞こえたと勝手に思い込んでいただけだったのかもしれない。


その声のおかげで、自分から、みんなに声をかけ、最後まで全力で行くぞ!


と無意識にチームメンバーに言っている自分がいたのを覚えている。 


たぶん、好きな子の前で、カッコつけたかっただけだと思うのだ。。


でも、応援してもらえるという行為は、何物にも代えがたい。


うれしい。 本当にうれしかった。 こんな純粋な気持ちは


簡単には得られない。


いまさら、こんなオヤジになって、昔の事を思い出してしまった。


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今は、ただ、それだけだ。 それはできる。