【神奈川】横須賀隧道めぐり(旅の発見)
昨日の更新分のブログではすっぽりと、「快速ムーンライトながら」号で東京に到着してから横浜高島屋で森伊蔵のエントリーするまでが抜けていると感じていた読者の方!!
よく読んでいらっしゃいますな!!
そうです、ここに数時間のタイムラグがあるわけなのですが、実はここの間の時間で、さる
ウォーキングツアー
に参加していました。それがTOPの写真のツアー申し込みサイトでして、そこから申し込みを行い、実はこれこそが今回の目的で東京に向かったのでした!!
いや、ウォーキングツアーなどと、万人にわかりやすいイメージで話をしていますが、ここ、神奈川県の横須賀市は急峻な土地がおおく、土地と土地を結ぶために比較的早くから隧道(トンネル)が掘られたエリア。なので、たくさんの隧道があるのです。
ズバリ、今回は隧道巡りなウォーキングに申し込んでいました!
ツアー実施は昨日の8月6日。
集合場所は京浜急行の横浜から約20分、小学校や中学校の歴史の時間に出てきた「金沢文庫」「金沢八景」の次の駅、「追浜」駅が集合場所です ↓↓
ちなみに位置関係はこんな感じです ↓↓
ほ~、だいたいあの辺か!! ・・・・・と思った皆様はほぼ正解だと思われます。
神奈川県の三浦半島のあそこです、横須賀ですよ、ええもう。あのエリアです。
ちなみに駅名は追浜と書いて『おっぱま』と読みますので、注意ね。試験に出るよ、時刻表検定。(でるかよ)
橋上駅舎をもつこの京浜急行「追浜」駅ですが、改札を超えまして、外に出るとそこが集合場所。
目印も判りやすく良い感じです ↓↓
集合時間が近づくに連れて、駅からどんどん吐き出されるツアー参加者の皆様 ↓↓
集合時間になり、ツアー企画のティーゲートさんの担当さんの説明が始まります。
奥にいらっしゃるのが今回のメインガイドのトリさんです。 ↓↓
お待ちかねのトリさんのツアー説明が始まります。↓↓
トリさんといえば・・・・「廃道・廃隧道・廃線・未成線」などを専門的に扱うサイト
『山さ行がねが』
の主宰者よっきれんさんのサイトにも数多く登場する、あの有名な女性オブローダだったりします。
ほぼ毎日、サイトを見に行く私の立場からすれば、そのサイトに良く出てくる女性を生でみられて嬉しいやら幸せやら・・・・
私の写真のウデがアレですので申し訳ないのですが、トリさん、かなりな美人さんですよ、ええ。
でもって、今日はテレビ東京のクルーが同行取材をしていくそうです。
って、おいらもテレビに瞬間的にでもでるのかな?↓↓
先月の7月25日にはNHKの同行取材を受けた私ですが、また、ちょっぴりでもテレビに出られるのであれば、それはそれは嬉しいです、ええ。
本日のツアー、9時半ごろのスタートでお昼すぎに解散、ということは知っています。
コースも事前にサイトではアナウンスされておりましたが、個人的な計算で
集団でのツアー・ウォーキング形式なので、
3時間だから、ザックリ、3~4キロの行程だろう
と勝手に予想を立ててタカをくくっていましたが、今日は沢山のトンネルをくぐるというのは知っていましたが、トリさんからの説明
「では、最初の隧道(トンネル)まで1キロ歩きます!!」
と笑顔で言われたときはゾッとしました。最初のトンネルまで1キロということは・・・・・
えっと、いったい、今日はどんだけ歩くんかいな!? ( ゚д゚) という状態・・・・・
精神的に錯乱状態に近い私('A`)でしたが、わけもわからないまま、列について行きます・・・・↓↓
この頃はまだでも元気でした。「でも、結局、きっと3~4キロぐらいなんだよね、きっと?」とか思っていたので、適度に水分補給をしながら炎天下の中を歩いて行きます・・・・
途中で見た、気になった看板・・・・・ ↓↓
このシブイ笑顔の野本塾長も我々一行を無言の歓迎をしてくれているようです・・・・・('A`)
って、この昭和30年生まれの野本塾長って、誰?
歩きます、歩きます・・・・・
みんなで列になって横断歩道も待って、渡ります ↓↓
さすが歴史ある町、ヨコスカ。
なかなか味のある構えのお酒屋さんもありました ↓↓
そのちょっと進んだはす向かいにはバイク屋さんもあったりして・・・・ ↓↓
でも、このバイク屋さん、大いに気になったのが取り扱いメーカー。
「ホンダ」「ヤマハ」「スズキ」はまあ、いいでしょう。
・・・・・あれ、あと一つ、メーカーが抜けていませんか?????
やっぱり、カワサキ伝説ってあるんだなって思った瞬間でした、ええ・・・・ ('A`)
そんなこんなで最初のトンネル、「深浦隧道」に到着しました ↓↓
ピンボケすみません!!
でも、こんな感じでみんなで思い思いのスタイルでトンネルを歩いて行きます。
深浦隧道に関する埋め込まれたプレートがこちらです ↓↓
ほ~、おいらより4才年下のトンネルさんか、と思いつつ、このトンネルももともとはもっと昔からあったトンネルなんだろうな、としみじみ・・・・
ツアー参加者は思い思いの隧道の楽しみ方、味わい方をいつつ、次のトンネルに向かいます・・・
・・・・歩きます、歩きます・・・・・・
そうすると2つめの隧道が現れました!! 榎戸(えのきど)隧道です ↓↓
鎌倉時代から江戸時代、戦中戦後など、背景的な歴史を絡めたトリさんの解説はまさに私は聞き入るばかり・・・・・↓↓
ここがテレビ放送されたら、結構、映っているかもな~なんて考えながら、トリさんの解説を聞いていたりして・・・・・
さらに歩いて歩いて、次は筒井隧道をくぐります。結構、珍しい形の隧道ですね ↓↓
炎天下のなか、一生懸命に解説をしてくださるトリさん。
彼女も暑かっただろうに・・・・どうもありがとうございます。
解説を聞いたところで、いよいよ隧道の味わいタイムです!!
毎度、ピンボケすみません ('A`)
こちらが、筒井隋道を出たところにあったプレートです ↓↓
トンネルを出たところで再度、隧道を味わえるというのはいいものですね。
こういうの結構、好きだったりします、私。
ここで、一旦休憩場所に向かいます。榎戸の公民館を用意してくださっていたそうで、もう、ホントに感謝です。
こういった休憩タイムって今日は無いと信じ込んでいたので。
しかも、こういった公民館を貸していただけるものだなんてちょっとびっくりしました。
交渉、たいへんだったんじゃないんですか、トリさん??
なお、水分補給用にミネラルウォーターが参加者に配られました。↓↓
本当にありがたい1本でした、このミネラルウォーター (*゚∀゚)=3 ムッハー
約15分だったかと思います。休憩を終えて、いざ!!
この次に向かったのは本日のガイド、トリさんの大のお気に入りという梅田隧道に向かいます。
この隧道、トリさんの私的な感想(解説ではない)によると「私、この隧道でならテント張って何泊でも出来る」のだそうで・・・・・
でも、ええ、それ、わかります。このトンネルは気持ちいいトンネルだよ、ほんと。
素晴らしいトンネルでした、本当に。
参加者の皆様も思い思いに味わって隧道を出てきました。心なしか、他のトンネルよりもみなさん時間を掛けて通過してきたと思います。ええ。
こちらはちょうどその梅田隋道を出たところでした ↓↓
引き続き、今度は船越隧道に向かって歩きます。
それにしても道路プレートに『横浜』『鎌倉』『葉山』に『久里浜』とか、三浦半島に今いることを実感しつつ歩いて行きます・・・・
さて、あともうちょっとで船越隧道というところで、来月の9月15日に放送予定という横須賀エリアを特集するという「空から日本を見てみよう」という番組の、お決まりのムーブをこの船越隧道の手前の交差点で行うというので、しばらく待機となりました。
テレビ東京の「くもじ~じゃ。これは一体、何をやっておるんじゃ?」
的な番組お約束ムーブにトリさんが答えるというもの ↓↓
私、ここでも多少は映ったかも!?カメラをぐりり~んと回していくとき、キッチリとフレームインしたと思いました。
まあ、1秒程度は映っていることでしょうね、ええ。
そうこうしているうちに、次の隧道が現れてきました!!
こちらがその船越隧道です↓↓
通り抜けて振り返ってみると、こんな感じな船越隧道でした。
一行はそのまま道路に沿って歩いて行きます。
おっと、歩道橋をわたるのでしょうか?歩道橋にツアー参加者の列が上空へとカーブしていくのが見えてきました。 ↓↓
で、何だったのかといえば、なんと田浦隧道を美しく見ることが出来るというスポットがこの歩道橋上だったので、案内されたということでした。
確かにこの風景、美しいですよ、ええ。↓↓
絵になる、写真になる、美しい構図ですね。
しばらくはトリさんの解説を聞き、写真撮影を行ってから、再度、道路に戻り、実際に田浦隧道を通過します・・・・
田浦隧道を堪能したあとは、JR横須賀線の田浦駅へと一向は案内されました。
鉄道好きな人間でしたら、田浦駅と聞いたらピンと来る人も多いのっでは無いかと思います。
そうです、あのトンネルに囲まれたような駅の田浦駅です。
この頃になってくると、階段を上り下りするのもしんどくなってきたような状態でしたが、振り絞って駅の階段を上り下りしてホームに入ります。↓↓
ほい、田浦駅のホームです ↓↓
疲れなんか一切見せないトリさんの解説に聞き入る一行です。
でも本当に田浦駅に来れるなんて思っても見なかったです。大学のころ鉄道に乗りまくっていて、そのときに来た以来かな・・・・・
通ることは何度もあるものの、降りることって珍しいので、私の場合。
なので、本当に懐かしいんだよね、この田浦駅って。 ↓↓
ホームを東京&横浜側と久里浜側をサイドチェンジして、さらに解説を深めて下さるトリさん↓↓
しかし、面白い駅ですよね。こういう駅ってJRでは珍しいよね。
編成の一部がトンネルに入り込んじゃって規定でドアカットするなんて、昔の東急東横線の代官山とか、踏み切りによるドアカットなら大井町線の戸越公園に九品仏だな、まるで。
JRの田浦駅の見学を終えたところで、この日2度目の休憩が入りました。
ここで、休憩中、トリさんから信じられない一言が飛び出します!!
『みなさんには今日、ここまで6キロ歩いていただきましたが、あと2キロ、ここに来てこれから皆さんには峠を徒歩で越えていただきます』
とのこと。
えっ?(゚□゚;)
こ、こ、これから、この状態から峠っすか!?!?!?!
休憩終了後は吾妻隧道を確認しつつ・・・・・
まわりこんでいって、峠を目指します・・・・
目指します ヽ(;´Д`)ノ
目指します ヽ(;´Д`)ノヽ(;´Д`)ノ
・・・・・ようやく、峠のてっぺんが見えてきました ↓↓
この鳥居が目印となります、この峠。
峠のてっぺんで開設するトリさん」。
トリさんが指す方向には「こっちには廃道があります」とのこと。↓↓
峠を降りますと、今度はJRの横須賀線をまたぐ、美しいビュースポットへ案内されます ↓↓
ここ、写真向かって左側ってすぐにお寺がある場所なのですが、ここいいですね・・・・
吹く風も気持ちよくて、鉄道風景的にもなんだか癒される感じでね・・・・・
ここなら2時間でも3時間でもじっと見ていられそうな雰囲気です、ええ。
本日、最後の隧道通過となる逸見隧道を抜けて・・・・ ↓↓
本日の終点、解散地点となる、JR横須賀線の『横須賀駅』にやってきました。 ↓↓
約4時間の行程、炎天下のなか、トリさん含め皆様、お疲れ様でした。
もう、Tシャツの中、びっしょびしょな状態です。こんなにも汗をかいたのって久しぶりだな、というほどの汗の量。
このまま何も飲まなければ(Ex.呑まなければ)、体重的にもグッと減る(減っている)のでしょうが、ついつい呑んでしまうんで、体重的にはまた元通りです。
最後のトリさんからのご挨拶を聞きつつ・・・・・ ↓↓
本日のツアーは解散となりました。
最後になって、同行したテレビ東京の取材クルーからテレビ放映に関する、個人の同意書(承諾書)が配られたので、サイン。ええ、どうぞ!!映してくださいませ!!
その承諾書をちょいとアップ!! ↓↓
おお、ちゃんと9月15日になっているね。テレビ東京系の
『空から日本を見てみよう』
ですね。あの、「くもみ」ちゃんがJAL嬢っぽく感じる、アレですね。「くもじい」っぽい人がいないのがアレでもあるのですが・・・・
たとえ1秒でもテレビに映れば嬉しいな・・・・楽しみ楽しみ・・・・
これから横浜の高島屋に向かうわけです、森伊蔵のエントリーのために。
で、最後にみたJR横須賀駅ノモノってのが、これ ↓↓
そうそう、横須賀って海軍カレーでしたっけ?
カレーがとっても美味しいエリアなのでしたよね・・・・
とっても食べたかったのですが・・・・・カレー食べてこれ以上、今のところ汗はかきたくないですから、今日だけはパスさせてください・・・・・・
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昨日、こうして巡った隧道群は本当に素晴らしかったです。
岐阜などの田舎のトンネルというと、なんともうす暗くて、気持ちの悪いと感じるようなものがほとんどなのですが、どっこい、こちらは生活道路、それも徒歩での通過を主眼においたと思える隧道も多くあったのが、首都圏と田舎の違いなのかな、と。
今回、生活密着エリアの隧道を沢山みてまわることができ、いい運動にもなって、とても楽しかったです。
まあ、この炎天下、日ごろの運動不足でついていけるのか?との自問自答がありましたが、結果、全工程の8キロを歩きとおすことができましたので、ちょっぴり自信がついてしまった印象です。
こんな素晴らしいツアーを設定してくださったトリさんはじめ、ヨッキさんも含めて関係者の皆様に感謝したいと思います。
どうもありがとうございました。
ヽ(^o^)丿