夕暮れの松本電鉄「大庭駅」近くの踏み切り
三連休は基本的に何の用事もなかったのですが、今日は朝から子供は学校のお友達に誘われて信州方面にお出かけ。
嫁はんは嫁はんでお仕事があるとのことで、私は「今日一日フリー」という状態が朝になって判明しました。
出かけてもいいよ、とのお言葉を受けたので、どこかにドライブでもすることにします。
・・・・・てなわけで、一昨年には出かけたものの、あれからまだちょっと気になっている「松本電鉄」の踏み切りと、信州まつもと空港の見学(3度目、あれ、2度目かな?)へ向かうことにしました。
自宅を午前11時半に出発。
岐阜から国道21号経由で美濃太田→可児(かに)→土岐(とき)へと車を進め、土岐から中津川(なかつがわ)までは中央自動車道で高速を走ります。
中津川で降りずとも、塩尻や松本まで中央道から長野道経由でもいけるのはもちろん知っておりますが、基本的に中央本線(俗称:中央西線)に併走する国道19号と木曽川に沿って走るのが好きだからこのルートで向かいました。
片道200キロ、往復で400キロというのは、名古屋~岡山くらいの距離に相当します。
東京方面だと、東京は通り越して常磐線あたりなら土浦付近にまで行ってしまいそう。
ま、明日も3連休ということでお休みだし、少々ムリしても大丈夫かな?という感じでお出かけです。
11時半に自宅を出て、ちんたら休憩しつつ、進んでいって16時前に信州まつもと空港に到着しました。
信州まつもと空港の全景です ↓↓
さっそく、中に入ります。
ここの空港、それまでは日本航空(JAL)オンリーの就航空港で、日本航空の経営再建に伴って路線リストラされた空港の1つがここ、信州まつもと空港です。
廃港となることが大いに懸念されたのですが、そこに颯爽とあらわれたのが、お隣の静岡の新興エアラインですFDA(フジドリームエアラインズ)なのです。
てなわけで、それまでのJAL就航路線の札幌線と福岡線をFDAが引き継いで就航を実施。
JALはコードシェアという形でかろうじて「JAL便」の名前のみも残って、そのほかはすべてFDAにお任せという状態です。
現状、1日に2便しか出発しないというのは寂しい状況ですが、11月からは若干ではあるものの増便も計画されており、少しは明るい材料が見え隠れします。
てなわけではありますが、現在、16時、夕方4時なのですが、1日2便の運行の最終便はすでに飛んでいっている状況ですので、この空港もこんな早い時間ではありますが、すでに営業休止状態となっております ↓↓
以前でしたら、このブックスタンドにJALの「Travel Cafe」とかがおいてあったのですが・・・・。
今では便名に「JAL」の名前を残すものの、基本的にすべてがフジドリームエアラインズ運航ですので、もちろんJAL系の頒布品やパンフレット、そしてもちろん「Travel Cafe」とか置いてありません。
ちなみに、2階が出発ロビーなのですが、その2階へ行くエスカレーターもすでにこの時間、停まっています ↓↓
停まってるよん!!という立て札が下のほうに立っているのが見えますでしょうか?? ↓↓
ガラス越しに搭乗待合室を覗きます ↓↓
1日に2回しか明かりが実質的に灯らない、というのはちょっと施設的にもったいない感じはしますね。ちなみに、この待合室もムダに無線LANスポットのようです ('A`)
空港には付き物の「お土産屋」「レストラン」はすでに営業終了な状態 ↓↓
まあ、しょうがないですね。
でも、まだ16時なのに、やっぱり、この光景は異常に思えてきますね、ほんと...'`,、('∀`) '`,、
そんな中、一個だけ「JAL」っぽいものをハケーン!! ↓↓
顔をその穴から出して記念撮影するやつですよね?
って、スキーツアーって、どっちんだろう??
松本から行くほう(札幌)なのか、それとも松本に来るほうなのか??
長野はオリンピックが開催されたくらいの「雪どころ」だし、札幌とてオリンピック開催地にして「雪どころ」です。
スキーツアーか。
ほんとにどっちだろう??
こっちが、空港施設のトイレと授乳室です。 ↓↓
道路が道の駅なら、空港は空の駅です!!と、言わんばかりに地域産業の掲示やアピールをしていますね、何処の空港も。
ここ、信州まつもと空港はやっぱり、お城です、ええ。
まあ、しょうがないとはいえ、無人のインフォメーションカウンターです。↓↓
ついでに空港内の交番まで無人 ↓↓
この空港、長野県はいったい、どこまで本気でやる気があるんかな?とは思いつつも、外に出てみればこの絶景。
本当にこの空港のロケーションは素晴らしいんだよね、ほんと。
さて、空港をあとにして、松本電鉄に向かいます・・・・・
何が見たいって、踏み切りなんです。
警報機の頭に「鐘」が乗っている踏み切り。
小さいころは東京に住んでいたので、地元は東急(東京急行電鉄)にたくさんあり、また、現在住む岐阜では、ほんの最近まで現役であった踏み切りです。
全国的には希少種となった踏切の警報機を見に来たわけです。
まずは信濃荒井駅そばの踏み切りです。↓↓
♪カチーン、カチーン♪というリズミカルな鐘を打鐘する音頭がなんとも心地よい状況です。
つづいて、渚駅そばの踏み切りです。
鐘が乗っていますが、鐘での打鐘はすでにとりやめられていおり、鐘のすぐ後ろに取り付けられたスピーカーから電子音の警報音が鳴ります。
おなじく、渚駅と同じタイプで、取り付けられたスピーカーから電子音が出ます。
ここまで見学してタイムアウト。
すでに夕方17時45分すぎです。
帰りはこのまま松本電鉄に沿って、国道158号で上高地のそばをかすめて、安房(あぼう)トンネルを抜け、平湯温泉を通り、高山経由で国道41号線で帰宅しました。
松本を18時前に出発して、岐阜の自宅に着いたのが22時ちょっと。
帰りもやっぱり4時間くらい掛かった計算です。
なかなか楽しかったのですが・・・・・
会社にお土産でも買っていこうかと思っていたのに、空港の売店がすべて閉まっている状況でしたので、何も買えなかったのが心残りな今日、このごろです・・・・・
('A`)