祖父母の家を後にしたのが午後2時を回るころである。
久々の見慣れた普通電車に乗り、札幌市街へと向かった。
久々のショッピング。
つくばは町全体の面積は広いが、お世辞にも発展している町とはいえない。
ショッピングといってもお店のある場所がまばらでもあったりするので、結局東京に行ったほうが早いと言われている。
しかし、東京の混雑がとっても嫌いな自分は東京まで繰り出す元気はない。
札幌駅は2003年に新しくなってから、大通りに取って代わるほどに大きな地域になった。
巨大なJRタワーはデートの際に幾度となくお世話になったもんだ。
次ぎ帰る時は、ぜひ登りたいと考えている。
駅、大通りのいつも行く店で服を買いとにかく満足した自分は、予備校へと向かった。
今でも思っている自分の原点は予備校であると。
中学校までそこそこの成績だった自分は高校で部活一色の生活を送ったため、体力と引き換えに学力を失ってしまった。
やればできるといわれ続け、結局やらなかった高校時代。
やればできると思えた自分のプライドを粉々に打ち砕いたのが予備校であった。
幸いにも今回結婚式に招待してくれた友人をはじめとして、周りの友人にはとても恵まれた。というか環境全体が恵まれていたといっても過言ではない。
高校時代より生活という点では何倍も恵まれた日常を送り、夢を語り、恋をし、そして失った学力も取り戻すことができた。
今やりたいことをやっているとはいえ、つらくなることが多いが、いつも原点に返るときは予備校時代の自分を思い出す。
予備校につくともう10月ということもあり、模試の真っ最中であった。
仲がよかった先生方と話をしていて月日の長さを実感しつつも、懐かしさを思い出したりもした。
予備校の仲間たちがちらほらとつどいだし、居酒屋へ移動。
とりあえず楽しい。
楽しいときはきっと楽しいって感じないもんなんだと思う。
時間が過ぎるのがあまりにも早い。
今現実をぶちやぶれない自分を尻目に夢を語ったりするのがとても楽しい。
負けらんないだろ。
うん。
言葉にならん。ありがとう友たちよ
「今から大丈夫だよ」
飲み会が終盤に差し掛かったときにふいにメールが入る。
来たか…
今回どうしてもあっておきたかった人。
相変わらず馬鹿だな~と予備校の仲間たちに送り出され、1時間という短い時間であったが、彼女との再会を果たした。
ちょうど一年ぶりだろうか。
昨年会ったときよりも元気で少し安心した。
短い時間ということもあり適当にモスバーガーに入り、飲み物だけ注文する。
付き合っているときと変わらない感じで、仕事の話をする感じはなんともいえない違和感を感じさせつつ、しかし、話の節々には24歳と少し落ち着いた大人の変化も感じられた。
店長になったこと、日々がんばっている様子を聞くとこっちもがんばろうという気になってくる。
覚えているだろうか?
1年半前に言った事を
「2年後。。。
きっといい男になって向かいにいくから
絶対・・・」
今の俺はどうだ?
いい男か?
がんばれているのか?
約束なんて
俺でさえも
信じてないものだけど
向かいに行けなくとも
いい男になるって約束だけは
絶対に果たしたい。
1歩自分の先を行く彼女を見てそう思いました。
「また春に」
そういって別れた自分の真意はいまだ自分でも分かりません。
ただうそはつかない。
もう北海道の肌寒い空気が大通りを地下鉄へと向かう自分に吹いてた情景が思い出されます