それはいくつかあるのだけれど、その中の一つが「旅行をし、さらにそのレポートをどこかにきちんと専用のフォーマットを作って書く」というチャレンジだ。
このブログで報告したかどうかは覚えていないのだけれど、俺は今「平日禁酒」というものをやっている。正確には、月曜~木曜までで金曜日の仕事終わりから飲むのだけれど、まあそれでもかなり酒量は減っているはずだ。
そこで、平日は飲まない代わりに、連休はきちんとした場所できちんとした肴とともにきちんとした酒を飲もう、という「きちんと式独り酒」をやってみようかと思い始めたのだ。
自分の家で、自分の好きな肴を自分で作り、これまた自分の好きな焼酎を自分の好きなだけ飲む、というのも幸せなのだが、それだけでは満足できなくなってきてしまった。これだけ身体(というか内臓、主に肝臓)にダメージを強いていると言うのに。人間とはつくづく贅沢な生き物だ。
そこで、俺の大好きな「旅先でその土地の旨いものを肴に飲む」ということを新しい趣味として定期的に行ってみようかと考えた。だが、それをTwitterだけで発信するのも面白くないし、かといってしごく真面目になることが予想される文章をここに書こうとしても初期の記事とのギャップを恐れ中途半端なものになってしまうのでは、とも考えてしまったのだ。
以前にも書いたことがあると思うが、ブログというツールの価値が大きく低下した現在においても、俺はこの場所をとても大切に思っている。TwitterやInstagram、Facebookのアカウントも持ってはいるのだが、そのいずれも長文を書くフォーマットにはなり得ない。短距離走的アイデアと言うか、瞬発力が必要とされるという意味でトレーニングにはなるのだけれど、そればかりでは長文を書く持久力がおろそかになってしまう。
俺はまだ、文字でメシを喰うことを諦めていないので、瞬発力・持久力ともみすみす衰えさせるわけにはいかないのだ。
ということで、どこかで新しいブログを作り、その土地の紹介や名物の美味しく独特な食べ方、さらにはそれに合うお酒の選び方なんてことを洒落っ気抜きで書いてみようかと思い立ったのだ。
まあ、実際の行動に移すかどうかはまだ分からないのだけれどね。ブログが注目されにくい今、知らないおっさんの酒場放浪記的な新ブログを立ち上げたところでそれが誰かの目に留まるとは考えにくいし、元商業雑誌編集者としてはリアクションのない文章を書き続けるモチベーションを保てる自信もあまりないのだ。
とりあえず、旅行をする、そしてそこでその土地の旨いものを食べつつ酒を飲む、ということは実行すると思う。
記念すべき初回は、本当は松江にしようと思っていた。出雲大社にも行ってみたいし、玉造温泉でのんびりもしてみたい。松江城や宍道湖もかなりの景観だと聞いている。さらに、日本海にほど近いため、確実にうまい魚にありつける。俺としてはうってつけの場所だと思った。
だが、GW前であっても、すでに飛行機が取れない、という悲しい現実に直面してしまったのだ。正確には、往路は夕方発、復路は午前発の飛行機ならば取れるのだけれど、2泊3日の旅行でそのような飛行スケジュールではとても満喫できまい。よって松江は延期せざるを得なくなってしまった。
いきなり初回から代替地、というのも切ないけれど、過去に行ったことがあって、かつそれがものすごく俺に合っていて再び行きたいと素直に思えた土地を、現在は想定している。それは、静岡県静岡市、主に静岡駅周辺と清水駅周辺だ。静岡なら新幹線こだま号で40分ほどだし、確実に好きな時間に電車を確保することができる。
さらに、三保の松原に行ったことがないのはもったいないと素直に思っているし、鞠子のとろろ汁は何度でも食べ直したいとずっと考えていた。しかも、天守こそないものの駿府城だってあるし、清水港が近いので海の幸に困ることもないだろう。もっと言えば、ビジネスホテルが非常に多いから宿に困ることもない。どうせ夜遅くまで飲んだくれるのだから、きちんとした宿など俺にはもったいない。ビジネスホテルで充分だ。眠れれば、それでよい。
極めつけは「静岡割り」だ。いわゆる焼酎の緑茶割りなのだが、その中でも静岡茶を使ったものを「静岡割り」として、静岡県が全国に広めようとしている。これが俺は大好きなのだ。それを本場で飲む、というのは考えただけで楽しいではないか。
そんなこんなで、4月中旬に静岡へプチ旅行をしてみようと考えている。事と次第によっては結局ここに書くかもしれないが、もしもどこかで旅行記ブログを発見し、その初回更新が静岡市で、しかもそいつが海の幸を堪能しながら芋焼酎を飲んでいたら、超高確率で俺だと思う。
その時は心の隅で生暖かく失笑しながら、次の旅行先の参考にでもして頂ければ幸いです。
そうそう、間違っても俺に直接伝えないように。