5月に入り青葉の季節を迎えたものの、
風が冷たく肌寒い感じから抜け切れない、
ここ最近の仙台…。(・・;)
そんな最中、昨日 『第23回 仙台国際ハーフマラソン大会(21.0975km)』 が行われた。
昨年から下記の通りのコースにルート変更され、従来の一般ハーフ部門と
車いすハーフ部門に加え、新たに市民ランナーが参加しやすい様に、
5キロ部門と2キロ部門が新設された。
昨年は1万人を超えるエントリーがあり好評を博した。
そして今回も昨年以上の参加者が出場し、およそ1万4千人のランナーが、
杜の都を駆け抜けた。
上部は平面図、下部は縦断図。)
今回は特別招待選手として、“野口みずき”選手(シスメックス)、“川内優輝”選手(埼玉県庁)、
ゲストランナーとしてシドニー五輪女子マラソン金メダリスト・高橋尚子さんが大会に参加された。
10:05に一般の部と登録の部が同時にスタート。
しかも総勢、1万4千人と云う過去最高の参加者でもあり、
さすがに尋常でない数のランナー達…。Σ(゚д゚;)
しかも国内各地からここ仙台に集まった市民ランナー達である。
特別招待選手 “メクボ・ジョブ・モグス” 選手他、外国勢選手。)
≪市営バス 新寺三丁目バス停留所付近≫
スタートして間もなく、下馬評通りの選手が先頭を引っ張る。
そして、有力選手達に混じり一般市民ランナーも挙って激走…。
参加者の数が過去最多と云う事で、全ランナーが通過しきる迄、
30分は悠にかかった様だ…。(=◇=;)
“メクボ・ジョブ・モグス” 選手の力走。)
≪Kスタ宮城・楽天イーグルス屋内練習場付近。≫
全ランナーが通過仕切った処で、
宮城野原総合運動公園近くまで移動する事に…。
既に沿道には、たくさんのギャラリーが押し寄せていた。
待つ事20分…。広報車が「まもなく先頭ランナーが通過する」
旨が流される。その5分後、白バイの先導車に導かれトップランナーが
通過する。やはりアフリカ・ケニア勢は強い。共に二人によるトップの健脚争いだ。
その後、続々と日本人選手が通過していく。
やや遅れて女子一般・登録の部で出場した、注目の “野口みずき” 選手が通過する。
(男子一般の部で優勝した “メクボ・ジョブ・モグス” 選手。
テープカットの瞬間。)
≪仙台市陸上競技場≫
有力選手達の通過も終わり、場所を陸上競技場に移す事に…。
既に関係者とスタンドに集まったファンがレースの展開を仮設で
設置された大型ヴィジョンで推移を見守る…。
レースも終盤、トップで競技場に入ってきたのは、
やはり序盤から、トップを走り続けてきたのは、
“メクボ・ジョブ・モグス”選手(日清食品グループ) 。
終始安定した走りで、そのままゴールイン。
暫く遅れて日本人選手が次々と競技場内に…。
しかし、その差は歴然…。Σ(・ω・;|||
チカラと云うか持久力の差を見せつけられた。
(女子一般の部で優勝した “野口みずき” 選手。
テープカットの瞬間。)
≪仙台市陸上競技場≫
程なく、しばらくすると女子選手も競技場内に…。
そして最初に入ってきたのは、やはり特別招待選手で
アテネ五輪女子マラソンの金メダリスト・ “野口みずき” 選手が…。
やはり金メダリストの貫録である。女子一般・登録の部で見事、優勝 !!
しかし野口選手自身、アテネ五輪で金メダルを獲得して以降、
様々な大変な事があった様だった。
二連覇を目指していた2008年の北京オリンピックを欠場。
以降故障に苦しみ、精神的や肉体的な面等、様々な悩みは尽きなかったと云う。
一時競技生活の引退も考えていた様と云う。
今年夏にモスクワで行われる世界選手権マラソンに代表選手として、
出場する事が決まっていた矢先での今回の優勝。
2008年のこの公式大会以来5度目の優勝であり、
大きな弾みになった事だろう。(‐^▽^‐)
もう一人の注目招待選手・公務員ランナーの
“川内優輝” 選手は残念ながらチカラを発揮出来ず、
男子一般・登録の部は、10位と云う不本意な成績に終わってしまった。
5年ぶりの優勝を飾った、野口みずき選手。
おめでとうございます。ヾ(@°▽°@)ノ)
≪仙台市陸上競技場≫
※…各部門の個人成績の結果等については、
下記の公式ページからアクセス出来ます。
【仙台国際ハーフマラソン大会 公式ページ】
http://www.sendaihalf.com/ja/index.html
JG7MER / Ackee