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今日は小生もアマチュア無線をやっている関係もあり、

今回は常置場所(自宅)のアンテナ、

受信機、付帯設備を紹介させて頂くとしよう。

自宅の東側に設置してあるオバケアンテナ…。(@ ̄Д ̄@;)

これは、HF帯専用とVHF,UHF帯のハム用のアンテナである。

皆さんも恐らく、外に出てこの様なアンテナを立っているのを、

何気なしに見ている方も多いのではなかろうか?

全然知らない人から見れば、「何かスパイでもしているのか?」

と変な錯覚を起こすかも知れないが、これは厳然たるハム用のアンテナである。

やや弓なりに曲がっているアンテナだが、これは、made in USAの奴である。

しかも取り付けには至難の業であった。
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(自宅東側に設置してある空中線<アンテナ>の

斜めになっているのは、HF帯1/4波長無指向性8段GP。

その奥、同軸線上に立っているのは、VHF,UHF共用1/2波長無指向性1段

GPと5/8波長の無志向性GP)



USAのアンテナは日本製と違い、構造的に弱いのだ。

それと今現在、皆さん方がよく家庭用で使う事のある、

ネジ類なんかも日本製はISOネジ(mm)に対応しているが、

USAのネジ類は未だにインチ(inch)単位のネジを

使っているからややこしい。それと多段式タイプのアンテナなので、

各周波数ごとに同調も取らないといけなかったのだ。

これをやり終えるのに10日は要した記憶がある。

というのも多段式のアンテナは1mm単位のわずかな誤差でも

同調がズレてしまうのが多いからだ。

親父(故人)とよく“あ~でもない”“こ~でもない”と言い合いしながら、

建てた事を思い出す。

しかも構造的に台風または冬型の季節風が吹くと結構、しなるのだ。

その為、風による風圧の負担を軽減するために、

塩ビパイプを添え木代わりにして繋いでいる。

(見栄えは悪いが)それと切り替えボックスは共用で、アースの役割もしている。と云うのも故人(親父)が生前、若からし頃にハムをやっていた時、木柱に直撃雷を食らって腰を抜かしたというエピソードがあるからだ。

たまに、昔からのOMさんからもその話をされる場合があるが、まぁ何とも罰の悪い話ではある。(;^_^A

然し、安全にするにこした事はないので、この様にボックスの蓋側に誰にでも操作出来る様にしている。
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(同軸切り替え器、通称;鬼撚<アース>線。

これからの夏場は雷に要注意、2年前に自宅前の電力線

のコンクリート柱の碍子に直撃雷が落ちた!)

こちらのVHFとUHFアンテナの取り付けは割と楽だったが、

上端部のアンテナは結構重くで一人では持ち上げる事は出来ない。

知り合いのアマチュア局のご協力を頂いて、何とか立ち上げて頂いた。

何せこちらは台風とか冬場の北西の季節風が吹くと大変である。

何せ、この手のアンテナは風圧を受ける面積が多く。

毎年、強風が吹く時はいつも気にしているのだ。

風を受ける度に、屋根はミシミシと音を立てる事もある。

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(シャック室上屋の指向性アンテナ。上端部はHF帯用

、2素子ループ<バタフライ>1面。下段はVHF帯、UHF帯用、

5素子<八木型>2列1段1面。)


室内のシャック室に移る事として、これは同軸切り替え器の室内用である。

ここで屋外の無志向性(GP)か志向性(八木・ビーム)への切り替え器である。

当然、ここでも切り替えするためのアースの役割も果たしている。

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(シャック室の同軸切り替え器。左側はVHF,

UHF帯用でGPと八木型切り替え共用。右側は、

HF帯専用でGPと八木型切り替え共用。)


普通、皆さんが家庭で使われている

電気用品はAC(交流)電源、100Vと決まっている。

ところがハムの場合は、

交流電源(100V)を更に安定化した電源に供給出来る様に、

直流(DC)に変換していかないと、ダメなのだ。

ハムの場合は、12Vの直流電源(正式には、13.8V)

が必要不可欠である。

よく感電事故等で「“ビビビ”って電気がきた」

って経験もおありの方もいらっしゃるかと思う。

これは瞬間的に、電気の流れが“ゼロ”になる瞬間なのである。

いわゆる一般家庭用に使われている交流電源の特徴でもある。

ところが直流の場合は、

一定方向にしか電気が流れない仕組みになっている。

丁度、一般生活道路の一方通行路と同じ例えで考えると、宜しいのだ。

これが感電の例えとなると非常に危険である。

触った瞬間に一発でご臨終(((゜д゜;)))である。

つまり、触った瞬間、鋭い刃物で傷つけられた様な感覚になるそうだ。

ちょっと脅かしてしまい誠に申し訳なかった。

交流の電気と直流の電気の違いは

大概この様なものであると考えて頂きたい。m(_ _ )m
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シャック室内の安定化電源(DC;13.8V)



普通ハムをやるにしても、

アンテナと送受信機は不可欠だが、

それをサポートする、

エキップメント(関連機器)がないと運用は出来ない。

特に八木型指向性のアンテナの場合は、

と゜ちらか一方向にアンテナを向かなければ、

ならない。然し、指向性のアンテナは

遠方の局との交信には非常に有利な利点もあるのだ。

小生の場合、FM波で北は仙台から北海道の旭川。

南は仙台から沖縄の那覇と実際に交信した事がある。
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(シャック室内のエキップメント類。左側はローテーター、

隣下は安定化電源<現在不使用>、隣上はプリアンプ<受信増幅器>、

右側はHF帯のチューニング・マッチングボックス)


こちらは、ハムでよく使われている送受信機である

、これは小生は屋外に一度だけ、

秋田県へ移動運用した際に、

2回程持ち運びした経緯がある。

144MHzのSSBでの運用だ。

然し、何せ機材も大きいうえに屋外に持ち出す際には、

エアキャップに包んで持ち出さないと、

ひょんな事からぶつけて傷がつく事も考えられるからだ。

当然ながら、各バンドとモードにも出られるが、

現在はFM専用の電話しか使用していない。


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(常置場所用の送受信機“TS-790S”<KENWOOD製>

144MHz(VHF)、430MHz(UHF)、1200MHz(SHF)の3バンド対応、

CW(電信)、SSB,FM(電話)の3モードに対応。)




こちらはHF帯で使っている送受信機だ。

HF帯つまり波長が長い周波数での交信のやりとりに使う、

最近はむしろこちらの送受信機でのやりとりが多くなってしまった。

と、云うのも5~6年前から電信(CW)をやり始めたからだ。

電信…。つまりモールス符号の事である。

昔は、船舶関係等は結構電信による通信が多かったが

時代の流れと共に廃止されてしまった。

従ってこの通信方式が現存するのは、このアマチュア無線の世界だけである。

話がちょっと横道にそれるが、50代か40代の後半の方はご存じだろうか?

昔、アイドル歌手のピンクレディーのシングル盤で“SOS”云う歌があった。

実はこの曲、冒頭からいきなり、SOSのモールス信号から始まってから曲に入るのだが、

実は当時、曲の冒頭からSOSのモールス音が各ラジオ局からリクエスト曲として出された場合、

当時、モールスを使用していた当時の海上保安庁から、「実際の遭難信号と勘違いされる危険性がある」との

指摘があり、当時この曲がリクエスト曲として流す場合は、冒頭のSOSのモールスを掛けないで、曲から流したというエピソードが残っているのだ。もうこれは今から35年前の話である。

今はもう商用、及び官関係のモールス等はやっていないため、仮に冒頭からこの曲(SOS)がモールスから、

実際に放送電波に乗せられても問題はなくなった。正に時代の流れというか隔世感がある。


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(HF帯(1.9~28MHz)用の送受信機“FT-1011”<YAESU製>

CWとSSB、FM(FMは28MHz帯のみ)のモードに対応。



何時もはCW ONLYでやっていたが、暫く諸事情もあって休んでいた。

先週の4月29日(日)には久々に記念局を捕まえた。

そして今日は、0エリア・新潟県村上市の移動運用局を10分間粘り強く呼び続けて、

交信成立(QSO)に漕ぎ着けた。この移動局は最近、始まった“温泉アワード”で温泉地からの

全国向けのペディション・サービスだった。運用地は山北ゆり花温泉(#735)だった。

しかしこのCW(電信)も4やはり耳にタコが出来る位、しょっちゅうやっていないとダメになるのだ。

小生も5~6年くらいになるがまだまだヒヨコむと言ったとこか…。

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丁度、この日は国内局で0エリア・新潟県村上市(JCC;#0812)

から運用しているアマチュア局を発見。

解読すると、温泉アワードをやっている局だった。

10分間粘って、交信(QSO)をGET。

相手局からPSE QSL(交信証が欲しい)との事…。




最後にこちらはいわゆる“無線局免許状”である。

冒頭でもお話したが、無線局を運用するには、無線従事者免許証(従免)と

この無線局免許状(局免)の二つを持っていないと、運用は出来ない。

但し、ここで勘違いをしないで頂きたいのは、従免の場合は終身免許であり、

一生涯有効なのである。“これはアマチュア無線の資格者として適する”として、

総務省から運用の資格を与えてもよいとの意味である。

いわゆる運転免許証と同じサイズの免許証である。

そして下の写真である、局免。これは与えられた資格の範囲内の指定周波数、使用型式(モード)、

出力の上限内で運用してもよいとのお墨付きであり、この時運用者一人一人にコールサインが与えられる。

当然ながら、コールサインで相手を呼び出さなければいけないのだ。

それとこの局免は車の運転免許と同じ、免許の有効期間が定められている。

ハム局の免許有効期間は5年間と決められている。

それと忘れてはならないのは、

無線局を運用する者は必ず電波利用料を納付しなければ運用は認められないのだ。

これは最近、テレビやラジオの混信、更には不法局(無免許及び出力過大局への取り締まり強化)の

撲滅対策として、不法探査局の設置などが挙げられているのだ。

昔はあまりこういう局は少なかったが、最近はモラルの低下もあって、縦横無尽に何食わぬ顔で「文句でもあるか?」の如くやっている局もいるので、全く困ったものである。
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(アマチュア無線局であっても当然、公共の電波。

従って無線従事者の免許資格がないと運用は×。

国家資格か講習会で勉強して、試験に合格しないと×。

無線従事者免許証(従免)と、無線局免許(局免)の

二つを持っていないと、電波は出せない。従免は持っていても、

局免がない場合は、電波は出せない。(自局のコールサインがないのは×)

アマチュア局の場合は、一人ずつ自分のコールサインが割り当てられる。

無免許で電波を出したら、電波法違反となり、重い罰金刑もしくは懲役刑に課せられるので、

要注意…。



※…電波法に違反した場合は、電波法 第110条の規則により、

罰金100万円、若しくは懲役1年の刑罰が科せられる事になる。

電波法を甘く見てはいけません。


長くなってしまい、大変申し訳なかったが、最後にアマチュアコードというのがあるので、

これをお知らせして締めとさせて頂きたいと思う。


● アマチュアは良き社会人であること

● アマチュアは健全であること

● アマチュアは親切であること

● アマチュアは進歩的であること

● アマチュアは国際的であること



【ブログをご訪問された皆様へのメッセージ !!】



電波は、電気通信業務、放送業務、航空、消防・救急、

警察、気象業務、電気事業、鉄道事業など幅広く使われています。

皆さんが普段ご覧に成られているテレビや聞いてるラジオ、

そして皆さんが普段使われている携帯電話等は全て電波です。

従って、電波が日常生活になくては成り立たないという事を、

強く認識して頂く必要性があります。

もし仮に電波法がなかった場合、無用な電波が縦横無尽に飛び交い、

正常な通信業務に支障が出るばかりか、

国民の知る情報等に影響を及ぼすばかりでなく、

国民の生命財産にも及ぼす危険性があります。

従って必要でない電波の発射を法律で規制し、

国民生活に必要不可欠な電波を十分に確保するのが、

電波法の基本なのです。

皆さん方が安心して、テレビを見る事が出来たり、

ラジオ聞く事が出来たり、

携帯電話で通話やメール通信等が気軽に出来るのも、

電波法があるお蔭で成り立っているのです。




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(皆さんがお使いになられている、家庭用電話機<親機&子機>、

または携帯電話には、上記のマーク(他にもあり)等がついています。

これらの技術適合マークがついていない無線機器は、

保障認定を受ける必要があります。

技術適合基準に合致していれば使用出来ますが、

合致していないと使用停止となります。

技術適合基準に不合格である事を承知で使用した場合は、

電波法違反となります。)





『電波はあなた一人だけのものでは、ありません。

全ての国民の為の共有財産である事をお忘れなく。』





<電波を公平かつ能率的な運用を確保する事により

公共の福祉の増進に寄与する事>

                         ↑             

                 これは電波法の最初の条文です。







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