昨日(24日)、親母(おふくろ)と共に、親母の生まれ故郷秋田県鹿角市に向かった。
生憎の雪降りの天気で、例年よりも雪の量は多い。
今回、向かったのは言うまでもなく、親母の実母(小生からみれば、義祖母)が、
今月の上旬に天寿を全うしたからだ。
色々と諸事情等も重なり、参列出来なかったお詫びも兼ねての訪問と相成った。
幼少の頃から、可愛がってくれた義祖母がいなくなってしまったのは、ショックだった
小さい頃、親母に連れられて仙台から列車に揺れに揺られてよくこの地に来たものだ。
(鹿角八幡平ICから国道282号線に出る所)
いつもと変わらぬ街並みの風景…。
幼少の頃、夏場になるとこの街並みは、賑わいを見せる。
8月19~20日の二日間『花輪ばやし』の勇壮な祭りが行われるからだ。
とにかく、東北の夏は短い。
その短い夏の間を利用して、この花輪の人達は熱気になる。
当然ながら、この祭りを目的にお盆休みを取る地元出身者も多い。
自分もこの『花輪ばやし』はよく夏休みの楽しみとして、よく見たものだ。
あの頃の懐かしい、笛の音と太鼓の音、お囃子の掛け声、
山車の巡行が目に浮かぶ。
(鹿角市の中心地、花輪の大町商店街)
因みに親母の実家は、もともと和菓子屋をやっている。
いつも訪れる度に、お持て成しをしてくれる。
自分も幼少の頃からよく口にしていたので、和菓子は大好きだ。
花輪(鹿角市)来た時は必ずこれを食べないと、この地に来た気がしない。
いわゆる、花輪の昔からの味なのだ。
亡義祖母の思い出話をしながらの、思い出話に話も尽きない。
(地元ならではの味、餅菓子でのお持て成し)
帰り支度をしている頃には雪も本降りになってきた。
亡祖母の霊前に親母と共に、合掌して鹿角を離れるが、
もう幼少から可愛がってくれた祖母がもういなくなった事に、
寂しさも漂う訪問となった。
JG7MER / Ackee