【序の口】弁護士で解決編➖競合他社の社長K氏による嫌がらせ



突然ですが、私が会社を経営していく中でずっと足枷だったことがあります。それは、競合他社の経営者であるK氏の存在です。


K氏には元々は縁があり、K氏が会社をスタートするにあたり、資金協力をしたり私たちの会社の社屋の一部を貸し出したりしていました。


ところが、そのK氏の事業がうまく軌道に乗り始めて新しい事務所に移転した途端に、K氏からの嫌がらせが始まりました。※実際には同じオフィスにいた時から勝手な仕入れを行ったり、勝手に取引先を呼びつけて私たちはK氏の子会社であると虚偽の話をして取引の間に入ってマージンを得ようとしたり、勝手に商標を登録されて法外な金額を請求されたり、妹を社員の前で辱めるような酷いモラハラをしたり、謎の根性論10箇条を勝手に壁に貼り付けられたりと散々な目に遭っておりましたが割愛します。


もともとカーテンを販売していた私達は、カーテンだけではお客様に対してコーディネートの上で十分なご提案ができないのではないかと、他品種への拡張を目指していた矢先に、K氏側から取扱品種を窓周りに限定する協定を結んでほしいと言われました。

K氏側はと言うと、窓以外のアイテムは全て販売可能な範囲と定めたいと言われて、頭の中がハテナだらけになりました(??????)


その話はしばらく保留にしていたのですが、ある時ふとK氏側のショップを覗いてみるとロールスクリーンが沢山販売されていました。初めから自分達は何も守る気はなく、私たちにだけ制限を課したかっただけなんだなと気づきました。


そこで、品種の縛りはお互いを苦しめるだけですし、何の関係もないショップ同士でこういった自由を阻害するような協定を結ぶのはやめにしませんかとお伝えして、私達もクッションやラグなど、他品種を取り扱うようになりました。


すると、K氏側はあからさまな嫌がらせ行為を行うようになりました。私たちが扱っているカーテンと全く同じ見た目のカーテンを同一コンセプトに落とし込み、ほとんど同じようなフォント素材と撮影アングルでそっくりなページを作成してきたのです。さらに、その作成したページに対して、私たちのショップ名で検索したお客様に対してそっくりな広告文を表示し、自店へ誘導するようになったのです。


初めはそんなことが行われていることに気がついておらず、目の前の仕事に集中しておりました。ある日突然、お客様から身に覚えのないクレームが多発するようになりました。


「商品が届かないのですが、どうなっているんですか?」

「届いた商品が臭いです。返品させてください」

「〇〇さんはいますか?その人の対応が最悪だったので2度と私の対応しないようにさせてください」


などです。ところが、そういったお客様のご注文履歴を探しても一向に見つからないのです。


「少々お待ちください」


何度もお待たせして、システムの不具合を確認したり履歴をいろんな方法で遡ってみても見つかりません。お待たせしているせいでお電話口ではお客様は完全にブチギレてしまって、謎のお申し出に社員が何時間にもわたって謝罪し続ける場面もありました。


「なんか、おかしくない?」


そこで、自社の店名で調べてみると私たちの店のような広告文で誘導する広告があることに気づきました。

中に入ってもそっくりなページ構成で驚いたのですが、そのサイトはK氏のものであることが判明しました。そしてお客様にK氏の店で購入されたのではありませんか?とやんわりお伝えしたところ、お客様もそこで初めて気が付かれたようでした。


「あら、ごめんなさい。本当だわ。お店の名前も似ているから間違ってしまったのねごめんなさい。対応が最悪だったから、次からは間違えないようにこの店で買うわ」


お客様はK氏の店で酷い対応を受けた方が多く、お怒りのままに凄まじい勢いでお電話を下さるので社員もその受け答えに苦しんでいました。


「何とかしないと、社員が病むわこんなん」


そう思っていた矢先に、今度は不自然な書き込みが散見されるようになりました。店のGoogleマップに酷い書き込みが続くようになりました。

購入履歴の有無を確認した上で対応させていただきたいので、ショップにご連絡いただけないでしょうかとコメントを入れると、次の日に消されたりするんです。


「なんか、変やな」


社員の女性も調査に加わり、妹も含めて皆んなで添付されている写真や、該当するアカウントが他の店に対して投稿されている写真なども遡って調べていると、飼い犬の写真や手の甲に映っているホクロなどが見つかりました。


「これ、Uさんじゃない?」


実はU氏はもともとは私たちの会社に入社しましたが、K氏と相性が良く、U氏を引き取らせてもらいたいと言われたのでどうぞどうぞとK氏に譲渡した社員でした。


その社員の男性は、入社当時から問題児でした。

前職が車のディーラーだったのですが、その会社からタイヤを50本以上盗んでネットで売り捌いていたことがバレて、横領の罪で起訴されそうになっていました。相談したいと言われ、個室もなかったので車で話を聞いたのですが、泣きながらその話をされて途方に暮れたことを覚えています。また、これは彼がK氏の元へ去った後の話ですが、気に入った女性社員に対して執拗に体の関係を求めていたことも判明しております。とても気持ち悪かったとカミングアウトされて発覚しました。また、U氏が去った後のPCには無数にフォルダ分けされた女性芸能人などのいかがわしい画像が無数に保管されており、「あらやだ、これはもう、えっちすぎるわ」などとぼやきながら半目の状態で女性社員がPCを綺麗に掃除してくれたこともありました。


そんなU氏の写真は私たちの手元に残っていて、拡大した手の甲に全く同じホクロがあることが判明しました。そこで、GoogleマップにK氏側からの虚偽の書き込みがあり、名誉毀損で訴える覚悟があることを表記したところ、これまでに私たちの店だと信じて購入して騙されたお客様たちがその投稿を見て憤慨し、K氏側に抗議の連絡を入れたり私たちを擁護するようなコメントを沢山下さるようになりました。


X(当時はTwitter)上でも私たちに対するK氏からの嫌がらせ行為についてお客様から頻繁に呟かれるようになり、全面的に公になった嫌がらせ行為を何とか隠したいがために、K氏側から謝罪のメールが届きました。


内容は、罪を全てU氏になすりつけるものでした。


「今回の書き込みについて謝罪します。店をよくしたいというU氏の強すぎる思いから行き過ぎた行動になってしまったようです。本人には強く注意をして反省させました。申し訳ありませんでした」


こんなような内容でした。

でも、私たちからすると、やられていることはそれだけではありませんでしたので、弁護士を通じて店を間違えて購入するお客様が2度と現れないように対策を取りました。書面を交わして私たちの店もK氏の店名を完全除外キーワードに設定するので同様の措置を講じてもらいたいと依頼し、合意に至りました。


それからしばらくの間、不審なクレームや明らかにおかしな書き込みがチラホラあったものの、今に比べると遥かに平和な日常が続きました。


驚いたのは、私たちに虚偽の口コミで嫌がらせをしてきた挙句、K氏により全ての罪を着せられたU氏がその後、取締役に昇進していたことです。これば、K氏の罪を被ったことで箔をつけた刑務所帰りの893のような形で昇進を果たしたのではないかと私達は考えています。




次回予告

再び訪れたK氏による嫌がらせの恐怖


ぜひ、次回もご覧ください