【第4話】競合他社の元社長K氏による嫌がらせの話


※残業代はもちろん支払ってます


K氏と、K氏によって金で引き抜かれてK氏の乗っ取り計画に加わったOB社員(以下、幹部)の画策は今年に入ってから過激化し、対抗する私たちとの間で泥沼化しました。彼らが今年に入ってから行ってきたことは犯罪そのものでした。


初めの頃は、現役社員をさまざまな嘘でK氏側の拠点におびき寄せては、携帯電話を奪って監禁し、翌日の勤務開始時間を超えても監禁し続けることで出勤出来ないようにし、社員が出社拒否をしているという嘘の情報を取引先に共有しました。人数が多ければボイコットとストライキを偽装できると思ったK氏は、多くの現役社員を同時におびき寄せては監禁してストライキを偽装しようとしました。


それに対抗して、社員を監禁してストライキを偽装しようとしていることをXへのポストで明るみにし、これ以上そのような意図で監禁を続けるなら警察に通報すると訴えたところ、それ以降は同じ方法でのストライキの偽装は諦めたようです。


次にK氏達は、同じく金で引き抜いた親会社の経理の入力補助を依頼していた派遣社員の女性(以下、派遣女性)を使って、取引先を集めて開催する二者択一飲み会(私達の会社との取引を停止し、K氏側との取引に絞るように迫る飲み会)で、私達の使い込みや汚職について虚偽の証言をさせようと試みました。


その派遣女性とは、私も妹もほとんど面識がなく、同じ社屋に勤務してはおりましたが挨拶以外で全く話をしたことがありませんでした。唯一、母は同じ部内であったため、その派遣女性の趣味である三味線の演奏会を観覧しに行ったり、少し時間にゆとりがある時にはカフェでお茶をご馳走するなど、それなりに交流はあったようです。母なりに、共に働く仲間として大切に接してきたようでした。


その女性に母の経理上の不正を証言させようとK氏達は躍起になっていたのですが、なんとその派遣女性は、K氏達の美味しい話に全力で乗っかり、私たちの会社を潰すために証言をすることに同意しました。


しかしその派遣女性は、いざ飲み会がスタートすると1人でK氏の思惑を背負って虚偽の証言をすることに二の足を踏み、なかなかK氏側の要求通りに動いてはくれなかったようです。何度も派遣女性が証言をするから集まって欲しいとK氏が取引先を集めても、毎度、飲み会には出てこないという状況が続きました。


なかなか乗っ取り計画がうまく進まないことに苛立っていたK氏と幹部達は、私の妹の自宅を襲撃して強姦し、その後脅迫して会社を明け渡させた上で、財産も没収し、これまでK氏側に捏造されて着せられ続けてきた濡れ衣を真実であると認めさせることを思い付きます。


派遣女性に証言を依頼して飲み会を継続する傍ら、妹への襲撃計画は進行し、元々、商工会などで関わりのあった妹の隣に居住している男性(以下、山ピー)と結託して、頻繁に妹の家のインターフォンを深夜に鳴らしたり、応答が無いとみるや工事現場の騒音のような音を1時間にもわたり鳴らし続けるなどの行為を繰り返しました。


「引っ越したほうがいいんじゃない?」


妹が部屋に入ろうとするのと同時に上の階から血のついた鳥の羽や肉片がばら撒かれたこともあり、いよいよ身の危険を感じていました。いくら守護霊様に守られていると言っても限界があるのではないか。私は怖くなって、妹に進言しました。妹は自宅を愛していて、頑として引っ越しは拒絶してきましたが、いよいよ身の危険を感じてようやく母の家に移動することを決めました。


ところが実は、母の家は私がK氏と婚姻関係にあった時に居住していたマンションで、部屋番号も知られていました。それでも私としては、コンシェルジュもいて、マンションのエントランスには防犯カメラも設置されているし、オートロックな上にエレベーターも自宅のチップ付きのキーが無ければ乗ることが出来ないため、妹が1人で家にいるよりはマシなのでは無いかと軽い気持ちで考えておりました。


しかし、その考えは甘かったようで、山ピーは何度もセキュリティを突破してはマンションに入り込み、妹や母が家を出入りするタイミングを待ち続けました。部屋に入ろうとするタイミングで一緒に押し入り、強姦して動画を撮影し、その動画を元に脅迫する予定だったようなのですが、妹単体を狙っていた山ピーはなかなか機会に恵まれなかったようで、深夜に訪問してインターフォンを押すという行為を無意味に繰り返していました。


なかなかチャンスをモノにできない山ピーに痺れを切らして、K氏達は襲撃を反社会的グループに依頼することに決めました。一回の襲撃に100万円かかるそうで、K氏は2回分の襲撃チケットを購入したようです。その頃から、マンションの側にはスモーク張りのワンボックスカーやガラの悪い男性が運転席に乗りっぱなしのセダンなどが駐停車するのを見かけるようになりました。


「このままやと、そのうちやられるわ」


焦った私は、仕方なく以前に購入していた山の中の家に引っ越すことを決めました。車がないと行けない場所ですので、私しか運転ができないことから、家族3人で引っ越すことに決めました。引っ越しは自分達だけで、気付かれないように細心の注意を払いながら秘密裏に行われました。


その頃、K氏は派遣女性にいよいよ辟易していました。何度も事前に合意した上でいざ、取引先を集めて

も、飲み会での証言だけは当日になって拒否するという状況が続いていたからです。しかも、その間にも現役社員が飲み会に乗り込んでストライキは行われていないことや、パワハラなども受けたことがないなど、K氏の主張が虚偽であることを訴えたり、K氏によって私達の会社を辞めさせられてからずっと待たされてきたOB社員が何も保証もしてもらえないまま、待ち続けている状況を訴え、K氏側にとって非常に不利な風が吹き始めていました。


そこで、K氏側の幹部となり、産休を取得中でまだ弊社に在籍している女性幹部の1人が、あろうことかその派遣女性に対して襲撃チケットを使用してはどうかとK氏と、K氏の会社を買収した◯ーナンの社長(以下、◯ーナン社長)に提案しました。

◯ーナン社長は良いアイディアだと合意し、早速その派遣女性をいつものように呼び出して強姦作戦が決行されました。


派遣女性が強姦されたのは、K氏が拠点としているシェアハウス内でした。襲撃犯に待機させていつも通り、週末の飲み会に向けて証言を依頼すると見せかけて呼び出しました。個室に女性を案内して幹部が部屋を出た後、襲撃犯が突入し、強姦と動画撮影が行われました。


そしてその様子は私達の会社の現役社員によって、録音されていました。実は弊社の社員達は、度重なる呼び出しと監禁にただ利用されていただけでなく、ちゃんとK氏に対してトラップを仕掛けてくれていました。騙されて呼び出されて監禁されているふりをしながら、シェアハウスの至る所に盗聴器を仕掛けていたのです。


強姦された女性は、その後予定通りK氏と幹部達、それにK氏に加担するU社の取締役のA山という男から執拗に脅迫され、証言を強要されました。しかし、強姦されたというショックがあまりにも強すぎて、派遣女性は泣き続けるばかりで何も返答が出来ないような状態となってしまいました。心神喪失で非常に危険な状態であるにも関わらず、U社のA山と幹部達はその後も執拗に脅迫と説得を続けました。


そして、その女性はついに、飲み会の開催されている間に、ひっそりと監禁されていた部屋で首を吊って自殺しました。


2026年4月30日のことでした。




次回に続きます