本当の自分で生きてみる



※前置き※

私は妹ほどリーディング能力が高い訳ではありませんので、今回の話の中での守護霊との会話は妹に助けてもらっている部分もあります。


【本編】

そもそも、自分を偽って本音を話さないで人と接してしまう私は、自分自身を大切にしていないんだと知りました。


本当の気持ちを言ってしまえば嫌われるに違いない。

そう思って生きてきた私は本当の自分の価値をそもそも低く見積もっている。自分への否定が根底にあって、偽りの自分を演じてしまうのだと教えられました。


自分を受け入れないと他人を受け入れることも出来ない。人は鏡であるとはそういうことかと納得はするものの、なかなか染みついた習慣を捨てることは出来ない。


どうしたら良いのかとSP(守護の方のことをそのように呼ばせてもらってます)に聞くと、自分をもっと甘やかすんだよと言われました。


ぼーっとする時間を大切にして

こうあるべきだと思わない

自分を許す、他人のことも許す

自然と触れ合う

動物をただ愛でる

何もせず存在することを受け入れる



聞けば聞くほどリハビリみたいな感じで笑えるんですけど、いざやってみると、こんなことすら出来なかったんです。自分を甘やかすことは自分を大切にすること。自分を大切にすることで自分を受け入れることができるということのようです。



丸2年かかりました。



とにかく、スケジュールを無駄に埋めようとしないで空白の時間を作る。1人でいることを楽しむ。

何も得られない時間を慈しむ。誰に認められなくても自分を愛する。本当に難しいことでしたが、これらを心がけるように続けていると、逆に前までやってたようなルーティン的な激務に苦痛を感じるようになり始めました。


※この2年という間、ずっとサボっていた訳ではありません。新しい「花のある暮らし」をテーマにしたシリーズをリリースするために、ドライフラワーの勉強のためお花屋さんでアルバイトを掛け持ちしたり、新社屋の建設に向けてレイアウトの作成や内装を決定したり、社内にいることは少なかったのですが、1人で走り回っておりました。その、合間合間の時間をうまく調節しながら1人でじっくり味わうように過ごしてみたというわけです。


そうやって自分を甘やかして過ごせるようになったら、今度は他人との関係を見直せと言われました。


他人との関係においては、とにかく「やってあげないといけない」と思うのをやめろと言われました。


人との関係はギブ&テイク。

それは友人でも社員でも上司であっても同じことで、関係性は対等なんだよとのことです。


この対等と言うのは、敬語を使わないとかフランクに話すとか、そういう礼儀とか態度の問題ではありません。上の立場だからやってあげなければならないとか、下の立場だからやってもらって当たり前とか、立場によって与える側、与えられる側と分かれたりはしないんだよとのことです。本当の良好な関係は何を与えなくても心地よい距離を保ち、お互いに助けあいながら成長していける関係性だよと言われました。


ちょうどその頃、新店舗を立て続けに2店舗オープンした後、大それたことはしないでねと言われていた私たちでしたが、本社オフィスが手狭になったために新しく一から建設した新社屋に移転したばかりでした。

新社屋の建設は今までで1番大きな予算でしたが、財産になるから買った方がいいよとSPのお墨付きもいただいたので決めました。


コツコツ貯めてきたお金で、ピカピカの社屋を建てたら社員の子達も喜んでくれるかなぁと、内装にもこだわって建設しました。


新しい社屋に心機一転、晴れやかな気持ちで取り組めたら良かったのですが、残念ながらそうはいきませんでした。


実はその頃、私はすでに社員との関係に悩んでいました。業務ではほとんど意見を言わず、話しかけても聞こえるか聞こえないか程度の音量で一言二言話すだけで目も合わさない社員がいました。でもその女性社員は、いざ年末の忘年会などになると、同僚同士では誰よりも大きな声でゲラゲラと騒ぐのです。


どうして私にはちゃんと話をしてくれないんだろう。

嫌われてるのかな。


社員の人に冷たい態度を取られると、その度に落ち込んで、何か悪いことしたかな?それとも最近何もしてないから、イベント(飲み会など)をした方がいいのかなとか、それとも私以外の何かで困っているのかなとか、ご機嫌を伺ってしまう癖がありました。


その他の社員に対しても、業務上では前向きな意見というよりは自分の業務と関係のない部門に対するクレームみたいな内容の業務改善案しか出てこないことや、いざ会議をしても誰もほとんどアイディアや意見を出さないことに心底辟易していました。


そんなある日、ちょっとした出来事がありました。


出来たばかりの新社屋で取引先の方々をお招きしてウェルカムパーティーを行った時のことです。

取引先の方々と時間を共にして、お食事やドリンクをサービスしながら、新社屋のご紹介などを交えつつ交流の機会になればと社員全員で応対したのですが、その席での一部の社員の対応の仕方に傷ついてしまって、全部で4日間設けて行われたパーティーでしたが途中、あまりのショックに熱が出てしまいお休みしてしまうことがありました。


どのような応対だったかというと、まず自社の悪口を散々話したあと、相手の会社のことを持ち上げておだてあげるような対応をする女性社員がいました。他にも、まるでキャバクラの接客のように、取引先の方の肩や太ももに手を置いたり、必要以上に自分の話ばかりをして謎の売り込みをしたり、相手の話を聞くというよりはもう完全に社員の内輪だけのノリに取引先様を巻き込むような下品な対応をする社員達もいました。中にはベロンベロンに酔い潰れて引きずられながら撤収される男性社員や、最後にはベロベロに酔わせた取引先の方に絡みついた状態でタクシーに送り届けるような女性社員もいて、初めて見た社員たちのあまりにも酷い対応にひたすらに絶句してしまいました。



「もう、会社辞めたい」



家に帰ってから電話で、妹に泣きながら駄々をこねました。ただでさえ社員との関係に悩んできたのに、このように決定的なことが起きてしまうともう、そこから先をやっていける自信が無くなってしまいました。

もちろん全員がそうであった訳ではありません。ちゃんと節度をわきまえてお招きした取引先の方々を主役にして聞き役に徹する社員もいました。でも、前に前に必死で出てくる社員ほど声がでかくて下品な社員が多く、非常に目立ってしまっておりました。

あまりの恥ずかしさで消えてなくなりたい気持ちになりました。

珍しく、普段は厳しいSPも同情してくれて、お前は悪くないよと慰めてくれました。

妹も私を不憫に思い、一緒に憤慨してくれました。


その日の夜は本当に辛くて、しつこくカードを引いたのですが、また「あの現象」が起こりました。

実はカードを始めたばかりの頃からずっと不思議に思ってきたことがあるのですが、こういった人間関係での辛い出来事に遭遇するたびに必ず出てくるカードがありました。


「family culture(ファミリーカルチャー)」や、「karmic relationship(カルマの関係) 」「ヒノカグツチの神様(過去の悪縁を焼き尽くす神様)」や「past life relationship (過去の因縁)」などの過去生からの因縁や悪縁を表すカードです。


私がこのカードを大量に引くのはライバル会社のK氏からの嫌がらせが起きている時が多いのですが、これは嫌がらせなのか、それとも純粋なクレームなのか見極めかねる時にもこのカードが出ると、あぁ、嫌がらせなんだなと気づくことができました。K氏との関わりはどう考えても悪縁でしたし、K氏絡みでこのカードが出るのは理解できましたが、社員との関わりでもこのカードが出てくると、実は悪縁を表すのではなく私の前世からの悪習慣などを示していて、私の行いが悪いからこのような目に遭うんだよと伝えているのかなとか、過去世の罪のためにこのように現世で運命が私を打ちのめそうとするのかなとか、とにかく自分を責めてしまい暗い気持ちになりました。


それでも、その後もSPは人間関係に向き合うようにしつこく迫ってきました。

変なやつにばかり気を取られるな。

声のでかいやつに惑わされるな。

お前の周りにはちゃんと信頼できる社員もいるんだよ。


それは確かにそうかも知れないと、なんとか思い直して立ち直ってからは出来るだけ周囲の社員と関わるようにしました。外に向けて拡大するターンは一旦終了と言われていましたので、せっかくの機会だし、社内の基盤を整える時期だと考えて人事や社内の取り組みにもっと力を入れていこうと切り替えたのです。


その頃、市場では動画がECに利用され始めていた頃で、私たちもそろそろ動画編集が出来るようになった方がいいよねと話をしていました。制作する動画の内容も、普通に商品の使い方を伝える動画でもいいのですが、他に面白いことが出来ないかなと色々妹と思案していた時に思いついたのが「自主制作ドラマ」の制作でした。


社員とも交流ができるし、メインの業務以外のところで関わってみることでもっと社員との距離を縮めることができるのではないかと思ったんです。


また、新社屋の建設以来激しくなってきていたK氏からの嫌がらせに対抗するために、少しだけ嫌がらせ行為についても触れるような内容にしました。

シーズン1は3ヶ月ほどで撮影から編集までが完了し、配信を開始すると取引先の皆様も商談時にドラマを観たよと仰ってくださって、出演している社員の〇〇さんが良かったなど、社員のことを知っていただけるきっかけにもなりましたし、新たな取り組みを面白いと誉めてくださることも多くなりました。


ただ、その頃からK氏の嫌がらせが加速してきておりまして、いよいよ業務に本格的に支障が出るほどになっておりました。SPに相談しながら、ドラマの2ndシーズンをK氏の嫌がらせを暴露する内容で制作することが決まりました。


次回予告

加速する嫌がらせ行為と、M&Aの行方


ぜひご覧ください!