アジアンタイヤ「ATR」のインプレッション | す~でらトーク

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豪華帆船 SUPER DELUXE号のキャプテンが、海や街を航海するおはなし。                  写真は的矢湾

ATR に履き替えて約3000Kmが過ぎました。

ATR SPORT2 のことをまとめてみました。

 

以下5☆満点としての評価

 

       ATR SPORT2     BS-S001

   静粛性☆☆☆           ☆☆☆☆

ドライグリップ☆☆☆☆   ☆☆☆

レイングリップ☆☆☆☆   ☆☆☆

   直進性☆☆☆       ☆☆☆☆☆

 ハンドリング☆☆       ☆☆☆☆

   タイヤ剛性 ☆☆☆     ☆☆☆☆☆

   転がり抵抗☆☆       ☆☆☆☆☆

         燃費☆☆       ☆☆☆☆

      共振性☆☆       ☆☆☆☆

 

以上のように評価しました。

 

一番の難点は タイヤがそもそもXLレンジの為

空気圧が国産品基準の2割増しの為

国産値で入れるとショルダーが頼りなく

XL適正で入れるとパンパンでそれはもうランフラットタイヤ同等

 

私の車の場合 

前225-45-17

後245-40-17

のサイズな為、特に前輪はシビアな空気圧が必要と

されました。国産BSでは250Kpaくらいでしたが

280kpaではショルダー剛性は出ますが

直進性で タイヤの接地部が中央寄りとなり

ハンドリングがフラフラです。

270kpaくらいで ちょうど良いのかなあってところ

 

グリップは噂通り 非常に高いです。

ただ、燃費が落ちます。

 

一般道ではマイナス3km/L

高速ではマイナス2km/L

信号停止からのスタートと加速には抵抗を感じます。

 

その原因は 恐らくグリップ向上の為に

ゴム樹脂に油成分の含浸(ガンシン)樹脂を用いていると

思われます。

そのため 樹脂が油っぽいし ホイルスピンの煙が

ものすごく油っぽいです。

 

パターンのグリップ向上では無く

ゴム質で稼いでいるタイヤですね。

 

あと気になるのは

ある速度では タイヤ自身の共振がループするのか

まるでバランスが取れていないような

変な振動がある速度帯があります。

(タイヤバランスは再度精度良く取りました)

 

ただ、一定の速度で 東名などロングクルーズ状態では

非常に良い(100~120KM/H)

 

3000KM走った後のトレッドを見ると

タイヤの外側の糸バリ エアー抜きヒゲバリは

結構残っているので タイヤの全幅の80%くらいしか

接地していない。

 

前輪もショルダーには糸ヒゲバリ」が多く残ってるので

コーナーでのヘタリも思ったほど発生してなそう。

 

総評

1、タイヤ幅225くらいまでのタイヤかな

2、空気圧によってやたらと個性が変わるタイヤである

3、今のところ3000KMでは 何ら支障は無し

4、横浜~一気に伊勢往復 1000KM以上走ったが

何も起きませんし 意外と快適

5、首都高速 横浜~岩槻を走ったが

細かいカーブの首都高はおもしろかった

6、値段を考えると 出来すぎなのかも

7、後輪に吐くなら まず問題なしと見た!

 

こうなると 次は前輪をHONKOOKにしてみようと思うのでありました。

 

今回は一泊での志摩往復

 

伊勢志摩 的矢湾

「ロイヤルホテル」より

 

鳥羽ブランドになった

「トロ さわら」

左があぶり

 

これは美味いわ!☆