牡蠣の洗い方 | す~でらトーク

す~でらトーク

豪華帆船 SUPER DELUXE号のキャプテンが、海や街を航海するおはなし。                  写真は的矢湾

牡蠣

 

最近やたらとあちこちで

 

生ガキが食べれる

ようになってきました。

 

ところが

 

良く見てると

洗い方が駄目!

 

加熱調理なら

 

そのままでもなんでもいい

 

しかし 生でいただくならば

 

最低次の知識は必要

 

1、殻付きであっても新鮮とはかぎりません。

 

水揚げされて古いほど 塩っけが強い

貝の中に残ったわずかな海水で生きるため

新しい海水が循環しないから塩が濃くなる

 

2、牡蠣の殻の中は いわばオシッコ溜まり

 

良く洗うこと。

 

都会の料理法で良くある間違いが

 

ボールに入れて塩で洗うという物。

 

これをやりますと、牡蠣の表面に付着している

 

雑菌がボールの水にあふれ出て

そのボール内は雑菌だらけ

余計に雑菌が付きやすくなります。

 

写真のように 水道の流水で一つ一つ

 

流して下さいね。

 

す~でらトーク-KA3
 
そうすると牡蠣の表面の菌は
流れ落ちます。

牡蠣の内部にはちゃと

塩っけはのこりますから

ご安心を。  

 
それから
生で食べない方が良い
かきだってあります。
 
 
す~でらトーク-KA1
 
この写真は正常で出来の良
い牡蠣
 
黒いフリルがその証し
 
ところが
 
こいつ
 
 
す~でらトーク-KA2

良く見てください
卵みたいな
のが見えますね。
 
 
おまけに
フリルの色も悪い
 
これは小生の里では
ランといって
生では食べません。
 
フライや
カキ焼き
蒸し牡蠣
では食べれます。
 
このような分別ができない
為に
昔から牡蠣は
アタルとか
言われてきています。
 
生カキだけは
正しい知識が必要と
思うのであります。
 
ノロウイルスの流行で
新鮮なカキまで
被害に合っています。