悪天候を走りながら・・・ | す~でらトーク

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豪華帆船 SUPER DELUXE号のキャプテンが、海や街を航海するおはなし。                  写真は的矢湾

先日の東京湾 ヨットで航海中

夕方荒れました。


こんな時 キャプテンとして心得が必要


1、無理にクローズホールドで

  上らないこと

  キール角度が水面より逃げて

  波を食らうと船は横に滑る。

2、一番安全な角度をとる。

  アビームよりちょいと登れば

  いつかは着く。

3、早めのセイル縮小。

4、岸に近寄らない。

5、船外機は使えないと思うべし。

6、ジャイブはするな。

7、万が一のため 

  アンカーを出せる状態にする。

8、速めにマリーナに状況を伝達。

9、乗員とセイルをおろす手順や細かな

  手順を確認しておく。

10、セイルでの入港はディンギー

   経験者ならいくら強風でも

   どのくらいで止まれるかわかる。

   普段からセイリングで接岸する

   練習をしておこう。

11、デッカイ波をクルーはヘルムスマン

   に伝えること。

   ブローも伝えること。

12、ヘルムスマンは安全な姿勢で

   操船すること。

   直にティラーを握ること。

   大波を食らうとエクステンション

   だと 滑り落ちる。

13、カッパにはハーネスを入れておこう

   今回、クルーのAZ君は職業柄

   30cmのショートハーネスを

   腰にぶら下げていた

   これをライフラインに固定したり

   マストのサイドステーにちょこっと

   固定してのデッキワークには見て

   いて安心感があった。特に小型艇

   は揺れるので 短いハーネスは

   有効でした。

14、とにかくキャプテンは

   しっかりしろ!

   そしてちゃんとこの先の走行計画を

   クルーに伝えること。

15、室内への水の侵入は極力防ぐこと


こんなことを考えながら 

無事帰れました。


thanks!

mr,aze & matsu


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