ヨットとの出会い2 | す~でらトーク

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豪華帆船 SUPER DELUXE号のキャプテンが、海や街を航海するおはなし。                  写真は的矢湾

「ITSUKI」が売りに出されてから間もなく

一人の外国人が見に来た。

背が2M近くあるでっかいお人。

アフリカ系ドイツ人のハンス・シュローダー氏である。

シュローダー氏は一目見るなり気に入ったようで

すぐに契約完了となる。

あれよこれよという間に、回航予定も決まり

8月に一旦、清水まで行くことになる。


す~でらトーク-ITSUKI-2

右が回航準備を終えたITSUKI

新たな艇名が「DISCO-DORI」

(ディスコドーリー)となった。

シュローダー氏の奥様のお名前がみどりさん

二人で旅行した際にお酒が入り、そこで踊ったみどりさん

その思い出が印象的で、踊る=DISCO

みどり=ドーリー こういった意味である。


ITSUKIはさらに新艇となり

伊勢に在住の当時最速の艇をデザインしていた

木原俊男氏によるデザイン。


す~でらトーク-ITSUKI2-1

KIHARA38 パールレースを考えてデザインされ

レーティングは高めだが足が速い艇となった。


さて、転校が決まっていた私は

このDISCO-DORIと一緒に的矢を去ることになる。

もちろん回航にも乗っていく

同時に、このDISCO-DORIのクルーにしてくれる

ことになり東京に行っても またこの艇に乗れるとは

うれしい限りです。


つづく