今週はまとまった時間が取れなかったので、近場の里山へ。



天気が下り坂の予報だったのと、暑さを避けるため早起きしていってきました。
今回もせっかくなのでSOTAポイント対象の、七ツ森は鎌倉山へ。
これまたせっかくなので久々にセローを出してバイクで行ってきました。
長いこと動かしていなかったのを最近やっと復活させたのですが、イマイチ信用しきれないところがあったので(笑)
テストも兼ねての登山でした。



 この時期の里山は暑いわ、草木が生い茂って眺めは悪いわ、クモの巣は張ってるし虫はいるわである意味オフシーズンなのですが、人が少ないので頂上で無線をやるにはある意味都合がよい季節でもあります。
今回も頂上にいた1時間半含め、行程でだれ一人会わなくて熊鈴全力で鳴らしてました(笑)


下山後の舗装路歩きが暑い...


 さて、SOTAにせよなんにせよ、山で無線をやろうと思ったら当然機材を背負って登る必要があります。
したがって、それらを極力軽量化する必要性が出てきます。
また、天候や時間にも左右されるため、設営や撤収に要する時間も重要な要素です。
この辺は、どんなスタイル(周波数、無線機)によって変わってきますが、私の場合HF(短波)+FT8(デジタル)というスタイルで始めたため、ハンディトランシーバー一本というわけにはいかずどうしても荷物が増えるのは避けられませんでした。
それでも実際に出かけてみては、トライアンドエラーで改善を繰り返して、なんとか自分なりの運用形態が出来上がってくるのはなかなかに楽しくもあり、毎回装備の見直しをして出かけるのも楽しみのうちとなりました。

ザックはモンベルのキトラパック。

ザック内が防水のため、濡れたら困る機材の防水をあまり考えなくて済みパッキングが楽になります。


VU運用のためモービルホイップを持つ時はこんな感じ。

先端が危ないので、とりあえずマステで養生。


アンテナを建てるための三脚。

昔買ったビデオカメラに付属してきた安物ですが、逆にとても軽量なのが用途にピッタリ。


三脚へのアンテナ取り付けはこんな感じ。


アルミ板を使用して、クイックシューを取り付け。

ワンタッチで着脱できるようにしました。


リグはアイコムのIC-705。

アンテナはHFJ350M。

最近CQオームのPDモバイルバッテリーを導入。

普段の移動運用では基本5Wですが、ここぞという時に10Wが使えるのは助かります。

IC-705用の専用ケーブルも販売しているので面倒がなく信頼性も高いのが嬉しいところです。

ちょっと重くなりますが、どのみちスマホ用にモバイルバッテリーは持つことになるので、差し引きで考えると若干重くなる程度。


アンテナとカウンターポイズのケーブル15m。

携帯時はアンテナとひとまとめにしてあります。

ケーブルは最初は手元にあった適当な電線を使ってましたが、これが意外と重くて嵩張るので、Amazonで26AWGのシリコンワイヤーを購入。

軽量で冬季でも硬くならず使いやすくなりました。


このアンテナは周波数によって長さを変える必要があるので、一覧表を作ってケースに入れてます。

最初は取説を見たり、スマホにPDFで入れたりしてましたが、結局これが一番使いやすいです。

ちなみに右の欄はカウンターポイズの貼り方。

これまでの実験や実績の結果を元にしていますが、こればっかりは毎回条件が違うのでなくなか現地ではうまく行かないのが難しいところです...


これはアンテナの長さを設定するための自作メジャー。

最初はメジャーを持って行ってましたが、軽量化。


輸送時、三脚以外は無線機材はひとまとめにしてます。

ちなみにこれは嫁さんからもらった、いらないハンドバッグを加工(笑)

適度な硬さと、ポケットがちょうど良いです。

チャックの取手が金属製で重かったので、紐に付け替えて微妙に軽量化。


現在一番重い機材、ノーパソ...

今後の課題ですね。

ちなみにセローは絶好調でした〜